ヨットのイルミネーション取付、そろそろ疲れて止める人増えたのではありませんか。しかし私は地域貢献の一環としてやっています。でもなかなか大変、少しでも飾りやすい手法紹介します。
今年もイルミネーションやりました。
2019年11月末~2020年2月初め(ランタン祭り)
これが、白鷲2020年版イルミネーションです。雨に濡れた桟橋と海面の反射、なかないいでしょう。今年は、ジブとマストの間に3列×2本=6本ふやしました。毎年少しづつ増やしてここまできました。(2021年度版は、11月末予定、更に上目指します)
出島では昔、12月のイルミネーションが義務になっていました。飾らない船はサンセットマリーナに一時移動。私は飾る気なかったので、その冬はサンセットマリーナにいました。しかし公園の位置が高いので、風があるとヨットに枯草や砂塵が降りかかり、船の中まで侵入。大変な目にあったので、翌年から付け始めました。しかし周りの船はだんだん熱も冷め、お粗末なイルミネーションばかりになってきて、ついに3年ほど前義務化は止める事になりました。今年は私と、今年越して来たもう一艘だけ。寂しいかぎりです。
しかし、11月末イルミネーション付けに行くと、波止場は真っ暗。そのためか目の前のレストラン街には、人影もまばら。レストランが商売止めれば、私が気に入ったハーバーも寂しくなります。はっきり言って、レストランの集客の為やっています。近くに大型商業施設あるので、そこからの集客考えてやっています。長崎観光に少しでも貢献できればと、今年もやりました。・・・・私は一旦始めるとしつこいんです。はっきり言ってしんどいです。でも簡単には止めません。しかし最近は高齢の為少々疲れてきました。これも休み休み3日間かかってつけました。後何年出来るか、悩んでいます。
でもそのためいかに簡単に取り付ける事できるかいろいろ考えました。もう取付や片づけはは流れ作業となっています。
付け方のポイント・・・私の一工夫教えます。
取り付ける順番が大切。外側から取り付けて、だんだん内側へ。
1.電気配線・・・・・この計画しっかりしないと大変です。
LED照明使っている限りは1,200W越える事はまず有りません。私はLED600W。僅かな白熱球450W。合せて1,050Wです。従って、LEDライトだけで、1,200W越すなど考えられません。
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分枝配線セットです。
LEDライト線は絡みやすくて、もし後で切れている事が分かったら大変。
使用に耐えられる程度の壊れ方か確認しながら取付けます。
そのため一番初めに分岐線へ電気通します。
もう一つ大切なのは、分岐の本数限られていますので、どの位置にコンセント置いたら良いか。どのいちのコンセントにライト線差し込んだら良いか、よく検討して下さい。
続いて、分岐線まで分電盤から配線持ってきます。ここの防水大切です。
1.ライフライン飾り付け
一番外回りから飾るのが定石。
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ここには、つらら下げるのが定番です。まず上段には横にはストレートタイプを船首から船尾の横迄張り巡らします(私は白熱灯ですが、今は手に入りません)。次に同じ上段に青灯のツララ下げます。私の経験から言えば、下段に下げるのは見栄えがしないと思います。もし下げるならばもう一段ツララ付けて下さい。
小さな結束バンドを使っています。ビニールテープの場合は、後で取りやすい様に端を折って下さい。
LEDライト点灯していますね。
私の自慢
私の自慢は、いまだに一部白熱灯を使っている事です。ライフラインに沿って一列だけ点けています。これはもう貴重品です。電球が90個ついています。5Wの点燈と7Wの点滅灯合わせて、450W。LDEライトは全部で400W。消費電力が全く違います。地球温暖化だと叱られてしまいそうですね。
しかしこれも後僅かです。毎年15球ほど切れてしまいます。白熱電球はもう手に入りません。予備の在庫も50球ほどです。多分これが無くなった時が、イルミネーション止める時になります。
LEDライトの明かりはトゲのようです。私は白熱灯の温かさが好きなんです。長崎に来る事がありましたら、ぜひ白熱灯のイルミネーションを見て下さい。
3.フォアスティーへの取付・・・・私のマストの高さは、14mです。
使うのはLED100球6mってやつを3連結3本、即ち9本連結します。赤3本、ゴールド3本、青3本合わせて、9本×8W=72Wです。(これは、10連結までOK)
下から、電源取りますので、三つ折りにすると末端がマストのてっぺんに行きます。従ってこれにもう一本ミックス球をポンポンにして付けたりしています。電源は必ず壊れますから予備が必要です。‥‥初めからこの本数を点けると金額的にも大変です。私は毎年増やしました。・・・・・私は、3色の束を結束するのに結束バンドは使わずに太い木綿糸を使用しています。
問題は、フォアスティーに取り付ける時、イルミネーション垂れ下がってしまいます。これをピッタリ付けるには、植木で使う太い銅線を使うんです。これを輪にしてLDEライトを中に入れ、まとめた木綿糸で固定します。これをフォアステーに抱かせ、ジブシートで引き揚げます。
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私は3種3段のLEDライト、束にして、1.5m毎に付けます。
銅線なので(訂正:ポツンと一軒家見ていて気づきました。多分銅色のアルミ線)柔らかくて、アルミのジブを傷つけません。柔らかくてふにゃふにゃしているので、頼りない感ありますが、使って見ると意外にしっかりしています。扱いやすくて最高です。輪の形は、線の両側をフック状にして引っ掛けて輪を作ります。脱着簡単にするためです。
決して捩じってしっかりと付けないで下さい、何度でも使うんですから。ここがポイントです。この輪を付けながら少しづつ引き上げてゆきます。ライト側は紐でしっかりと結んでおいて下さい。(これ一人でやると、ジブとウインチ行ったり来たりで結構大変。いい運動になります)
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これを仕舞うときは、同じように下に段ボール箱を用意し、この中にとぐろ状にクルクルと納めます。
銅線の輪はフックを引っ掛けてあるだけなので簡単に外せます。外す時も必ず点灯しながらやって下さい。次に飾る時交換する必要有るか確認するためです。
翌年は再びこの箱から。今度は簡単です。柔らかい銅線をフォアステーに掛けるのは簡単です。銅線のリングを作りながら、箱の中からどんどん出して、植木用の太い銅線引っ掛けます。後はどんどん引き上げて行きます。
これですと、5分もあれば取付が完成します。ライトは12月~2月初めまで点灯していますが。3色3本を一本として使っています。一本ではさみしいですからね。
3色×3本×3段=9本使用しています。6万円ほどかかります。ネットではもっと安く買えると思います。5年ほど使っています。赤い1本がどこかで切れ、半分しか付きませんが、交換は結構大変なのでそのまま使っています。3本束にしているので、点滅にセットしてある場合、見た目は問題ありません。今度の冬には交換するつもりです。
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今年買ったやつ、昔はもっと安い奴使っていましたが、壊れやすくて結局高くつくので変えました。
4.マストの飾りつけ・・・・・これ難しい。
ジブと同じように3列組ですが、ロープを足してこれをスピンシートを使って引き上げています。途中にスプレッダーがあるので、シュラウドに抱かせる銅線の輪は途中までしか使えません。上の方にももう一本スプレッダーがあるのでこれにライトぶつかります。この部分は、ロープを付けて少し前方に引いてカバーしています。
なぜマストに真っすぐ飾らないか。これは正面から見た場合ジブのライトと重なって、遠くから見たら豪華に見えないからです。まっすぐ付きませんが人の目なんていい加減なもんです。(でも写真見ると、前方に膨らんでいるか)
5.バックスティー これも難しい
私のヨットは、かなり上でバックスティー逆Yの字になっていますので、これに取り付けての引き上げは出来ません。そのため、ブームのシートを代わりに使って飾り付けています。ただ私のシートは短いので全て緩めても、頂上部分後3m位で下まで降りません。従ってライトもてっぺん迄後3m足りません。残念です。ブームにもライト付けるので、三角形の大空間出来てしまいます。ここにはその年のテーマかざるんですが、おっくうになって5年ほど星形のままです。LEDライト配線と一緒に吊りあげます。
2020年11月3日 イルミネーション付けに行ってきました。
長崎の出島にお店出している人達の手助けになればと今年もイルミネーション付けに行ってきました。レストランの人、札幌では武漢コロナ大発生で今年はダメかと思っていたそうです。
今年は寒くて大変でした。良かったのは雨が降らなかった事。切れている物を交換したり、付け方買えたりしたので、3日もかかっちゃいました。終わったら天候回復。試練の年でした。
念のために、電流計測。
起動時5.7A
白熱灯も混ざっての数値。
LEDライト本当に電気食わない。物凄い発明ですね。
2021年のイルミネーションはこれ、ランタン祭り終わるまで点灯させます。もし長崎へ行く事が有ったら見て下さい。
海面に移るイルミネーション、これ結構人気あります。材料余ったので今年は桟橋も飾って見ました。
お礼にとワイン1本頂きました。
出島の皆さんコロナに負けずに頑張って下さい。
オカザキヨット裁判」も読んで下さい。 俺は5年間頑張りました。
裁判所の判決がいかにひどいものか皆様に考えて欲しいと思います。手抜きに関し「未工事で有るとすれば、これは瑕疵ではない」との理由で却下された。工事代金は返してもらえなかった。このとんでも判決。偽証だと明らかなのに、それを注意しない裁判官。民事では偽証罪が成立したことがないでたらめさ。オカザキヨットは分っているから、偽証を繰り返し尋問時間を浪費させる作戦。・・・・・・だから悪徳業者は減らないんだ。
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