なぜ起こるモーターボートの「への字航行」

モーターボート乗りに知って欲しい。ヨット乗りにとってモーターボートがいかに迷惑になっているか。
モーターボートが右舷側からやってくる。そのためモーターボートに優先権があるので、ただでさえスピードが出ないヨットを更に減速させる。そうすると当然モーターボートは、猛烈なスピードで鼻先をかすめ(実際はもう少し距離があるが、我々ヨット乗りはそう感じる。だから減速するんです)そのまま直進するかと思えば、通り過ぎるといきなり左へ舵をとる。要するにモーターボートの「への字運行」である。
それならばどうして初めから、ヨットにとって目障りな前方を横切らずに、後ろを通らないの。どうして優先権を主張して、スピードが出ないヨットを停船させるの・・・・・多くのヨット乗りは腹正しく思っているはず。
「女の子に、モーターボートをかっこよく見せびらかせるため、故意に前方を横切っている」「かっこばかり付けやがって、この成金が」・・・・・・違いますか。(チョット過激だったかな)

私は、ヨット乗りと言うよりも、ヨットを改造する事が好きです。自宅にも4×6mの工作室も持っています。工具を集めるのも趣味です。
最近いよいよ、改造する事がなくなりました。退屈していたところヨットオリオンがAIS付けたと言うので、私もAIS検討していました。しかし私のレーダーは13年前のフルノMODEL1715、古すぎてどうもAISでは使い物にならないらしい、そこで新しいレーダーをカタログで調べると同時に、ブログで皆はどうしているか調べていたところ面白いブログ見つけました。
そのブログの主。元はモーターボートで今はヨット。レーダーについて書いておられましたが、付録にモーターボートに乗っていた時の体験談がありました。興味を持ったので読んでいたところ面白い事が書いてありました。


広い海の中では目標物が無い。そんな時ヨットがいい目標になる。なんせモーターボートに比べればヨットは停止しているも同然だから。その為ヨットの近くを走る事になってしまう。その時は引き波を立てない様にモーターボートはスピードを落とさない。スピードを上げて滑空する方が引き波が少ないからである。(ブログ探せなかったのでコピペできず、記憶を書いています)

私、これを読んで寝ました。夜中目をさまし、ある事に気付きました。「この方は、その時ヨットは減速している事知らないですね」。これはプレジャーボートに乗っている仲間に知ってもらう必要があると思い、考えていると目がさえてこのブログ書いています。今1時です。(朝起きると、忘れちゃうこと多々ありますからね)

モーターボート乗りに聞きたい。多くのヨットが、右舷から来たモーターボートにより、減速。ひどい時には停船させられている事を知っていますか。(知っているなら故意に停船させて楽しんでいるんですか)
モーターボートのスピードに比べればヨットのスピードは確かに遅い。それでも5~6ノットは出ているんです。そのヨットの前方を通過する目標を定めれば、図の様にどんどん右舷側に進路が変わって行く。しかし猛スピードで機走する事が楽しみの一つであるモーターボートにとっては気にならない。「ヨットがいるから一つ見に行って見るか」・・・・こんな所でしょう。
への字走行 001

そのため、図の様に本来の航路から外れ(当然右舷側に外れ)ヨットの鼻先をかすめて元の航路に戻す為「への字航行」になってしまう。違いますか。幾ら遅いってバカにしても、ヨットだって意外と早く走っているんですよ。ヨットに優先権があるのは、方向変えた時、風によってはコントロール不能に陥って停船や暴走する時もあるからなんです。しかし、帆機走の場合はモーターボート扱いで優先権無くなっちゃいます。・・・・・・そのため一番良いのが減速になってしまうんです。優先権発生させるためエンジン切る。どっちにしても減速ですね。
更に、右舷斜め後方から来ることも有り、これが見落としの原因となり(モーターボート早いですからね)、突然前方を横切り、見張り不十分だったとビックリさせられるんです。
私は、港を朝出て次の泊地は夕方滑り込むのは普通の走り方です。停船するのは僅かな時間ですが、日没が近いとイライラさせられる事になります。
モーターボート側から見ると、ヨットの前方を通過すべく、まっすぐヨットに向かっていると思い込んでいますね。なぜならば図を見ると分かりますが、本当は少しづつ右旋回しているんです。それにもかかわらず直進していると錯覚するのは、ハンドルをわずかに右旋回に切った状態で固定する事になるからで、それ以上ハンドル切らないので、本人は直進していると思い込むと同時に、ヨットの速さを停止しているも同然と思い込む結果にもなっているんです。(見る角度に変化ないですからね)
航海で習った「衝突コース」の変形ですね。この事に気付いていましたか。非常に危険な操船だという事に。ヨットが気付かなければ衝突しちまいますよ。

海上衝突予防法にこんなのがあります。
1 避航船 (1)相手船の進路を避けなければならない船舶を避航船といい、避航動作をとる場合は、他の 船舶から十分に遠ざかるため、できる限り早い時期に、かつ、大幅に動作をとらなければな らない。 
・・・・・自分は避けようとしているって事を、
早めに、相手に知らしめなければいけないんです。ヨットが早めに減速や停止をするのは、決して大げさな行動ではないんです。
これが帆走の場合、ヨットに優先権有りますから、貴方は早い段階で進路を妨害しない旨ヨットに知らせないといけないんですよ。要するに、早い段階で正面ではなく左舷船腹をヨットに見せるか、減速するという事です。それが嫌ならヨット後方に進路変更してください。貴方は、セールを上げているヨットを見た時、機走しているか判断できるんですか。ヨットの前方を横切る時は、早い段階でヨットに向かうのを中止し。大幅に進路を変えなければ「海上衝突予防法」違反となるんです。・・・・・貴方がオーパイ掛けて、見張りやっていない危険性は無いんですか。
ヨットの方は、ボートの意思表示が遅く成ればその間長い事緊張する事になるんです。ボートが止まっている釣り船に突っ込んだ事有りますね。それでも、停船している釣り船の方にも回避する義務あるって事になって、責任の一端を追う事になってしまったんです。だから、ボートが「大丈夫あんな遅い船回避しますよ」と言っても、油断はできないんです。

モーターボート乗りにお願いです。優先権を発生させる前方横切りはやめて下さい。貴方は衝突させない自信あるかもしれませんが、ヨットは早い段階で減速させられているんですよ。500mとか十分な距離取って前方を通過してして下さい。
直前横切りは、シーマンシップから見ると、褒められた行為ではありませんよ。

これ、歩きたばこに似ていますね。危険なので皆よけている。しかし本人はそのためにスムーズに歩ける。そのことを知らず。スムーズに歩けるので、「誰にも迷惑かけていない」と思っていませんか。歩道を走る自転車や歩きスマホもそうですね。

2020年8月9日 優先権

銚子のヨットハーバー。入港すると前方に横向きになったボートいる。船首を右に向けているのでこちらに優先権あるが、無理に船首側横切る事ないと思い、船尾側通過しようとすると、相手船向き変える、今度は相手船に優先権。向き変えて再び船尾側通過しようとすると、又向き変る。コノヤロー何やってんだ。近寄って見ると中で昼飯食っている。外では波があるのでハーバーに侵入・・・・・ふざけるんじゃない。でも位置を固定する何か仕掛けあるのかな。

2020年8月12日 暴走

昔、瀬戸内の島の間を機帆走で走っていた時、進路を変えたとたんに暴走。エンジン使っているのにそれ以上回頭できず猛スピードで走る。少し走ったら風変わったんだろう、ようやく回頭できた。・・・・・・少し怖かった。進路変わらなければ座礁しちまいますからね。
関門海峡、ヨットが分かりすい様に、メーンセールだけ上げ、更に70%に絞って侵入。ところがS字の航路に入ったとたんに風向き変わり強風。当然暴走。20ノット越えた時は怖かったな。潮流の影響で押されてもいますからね。
ヨットってこんな乗り物なんです。

2020年8月18日 海水浴モーターボート暴走

ひどい動画手せてましたね。数日前海水浴客の前をモーターボートがスピードも落とさずに走り回る。・・・・海上保安庁もでてきて、船長無素直に謝ったって報道。「謝ればそれでいいんだろう」精神満載。たがひどすぎる。皆を危険な目に会わせても自分のボート見せびらかす。・・・・・・そんなボートに乗っている女の子、最低だな。

ところでAISの件で、色々なブログ見ていたが、その中でレーダーがあまり役に立たないって話結構ある。使わない人も多いらしい。しかし、私から言わせれば、レーダーの解析ができてないんじゃないかと考えてしまいます。私はキャビン内にレーダーを付けてあるので、その下で寝ながらワッチしています。時々2~3時間寝過ごすなんて事もありますが。
前のヨット買った時、GPS付けたがレーダーを付けるか迷っていた。販売店の社長「レーダーなんていりませんよ」って言ってたが、結局付ける事に。・・・その年初めて紀伊水道通って太平洋へ出た。引き返すとき濃霧に巻かれたが、非常に役に立った。巡視船来て「誘導しますか」って言ったがレーダーあるからと断った。
次々と雷に襲われた時も、恐ろしかったので一晩中キャビンから出ずにレーダー見て交わした。雷去ったのは明け方だった。なんて事もあった。大阪湾で本船と直行、迷っていたがレーダー見ると、本線船の陰にもう一艘本船が並走している。あわてて、横切り中止。右旋回。レーダー非常に役に立ちます。

2020年9月6日 モーターボート人間巻き込み

6日午前11時ごろ、福島県会津若松市の猪苗代湖で、ボートが遊泳中の数人を巻き込んだと通報があった。5人前後が負傷したもよう。容体は不明・・・・のニュース。
ついにやっちまったか。昨今のモーターボートの横暴ぶり「ついにやっちまったか」・・・・水の中なんて誰も分からん。頭浮いてるだけだからね。青い海に黒い頭、非常に見にくい。見張りしているつもりでも必ず見落とす(俺なんか光って見やすいが・・・・・エ、醜いって)。よほど岸から離れ、水深100Mもあれば大丈夫かも知れないが・・・・小さな標識。見落とすと水中からダイバーぞろぞろ浮いてくる・・・・・なんて事も。沖合200~300m。しかし理由にはならない。注目したいのは、有資格者が運転していたのか、飲酒運転ではないか、滑走していたのか等である。
夕方の情報では男児(8)死亡・・・・・この少子化時代、船長は何をやっているのか情けない・・・・・ご冥福を祈ります。


カザキヨット裁判」も読んで下さい。     俺は5年間頑張りました。
裁判所の判決がいかにひどいものか皆様に考えて欲しいと思います。手抜きに関し「未工事で有るとすれば、これは瑕疵ではない」との理由で却下された。工事代金は返してもらえなかった。このとんでも判決。偽証だと明らかなのに、それを注意しない裁判官。民事では偽証罪が成立したことがないでたらめさ。オカザキヨットは分っているから、偽証を繰り返し尋問時間を浪費させる作戦。・・・・・・だから悪徳業者は減らないんだ。

「オカザキヨット」「オカザキヨット裁判」「オカザキヨット評判」で検索