知床観光船カズワン乗組員家族から日本小型船舶機構訴えられる

尻床で沈没した観光船カズワンの乗組員が、日本小型船舶機構(JCI)を訴えていた件で、昨日(2024.3.1)道新の記事が出ていた。
日本小型船舶機構記事2024.3.1 001



北海道新聞
2024年3月1日記事


裁判で訴えられたJCIは呆れた答弁書を提出した。


















読んで見ると、「検査は(外観検査で問題が無ければ開閉試験を省略できるとしていた)当時の規定に沿って適切に実施されており、検査員には過失がない」と主張しているとの記事を読み、遺族の無念さを思うと腹が煮えくり返る思いです。

見た目で判断すれば、開閉試験が省略できる・・・・・我々個人が自己責任で乗るヨットではありませんよ。第三者である大勢の観光客が乗るんですよ。・・・・・見た目で開閉できるか分かるんですか。厳しい気象条件で痛みの激しいハッチ、それを開閉せずに判断する。恐るべき検査眼と判断力を持たねばなりませんが、その検査員はそれに対うるだけの素晴らしい技量が備わっていたと主張するんですか・・・・・・・・・。

私が裁判で訴えた、舷灯の判断と同じですね。(オカザキヨットの評判参照)
平成27年(ワ)第1058号 船舶不法検査損害賠償請求事件
原 告   ****
被 告   日本小型船舶検査機構

この場合「中間検査なので灯火の点灯を確認すれば足りる」と主張、従って向きは検査しなくとも問題ない」って主張・・・・・・・おいおい、検査官たるもの点灯したら向きが違っているのは一目両全だろう。それも一艘や二艘ではなく、桜マークの舷灯を付けた、多くのヨットが誤った取付をしているのに気付かない・・・・・こんなレベルの組織に属する検査員が「カズワンのハッチは目視点検で足りる」って判断する・・・・・。
そもそも、とんでもない方向に向かって点灯しているのに、それで良いの・・・・・。

尋問させろと要求する私に向かって「尋問の必要はない」って堂々と言う裁判官・・・・・・これどうなっているの・・・・・・・負けるの当然ですよね・・・・・・。
裁判が終わって退場した廊下で、日本小型船舶機構の担当者に「この事実(多くのヨットの舷灯の向きがちがっている)を知らせないのか」と聞くと
「そんな義務はない」・・・・なんですかこれは、日本小型船舶機構の未熟な検査で、ヨットだけではなく多くの船舶が危険にさらされているんですよ。
私はこの時、日本小型船舶機構のずさんな検査、発覚してもなんら対処しないと明言するその態度。これはいずれずさんな検査による海難事故が発生すると確信しました。これを他に知らせねば、「そんな義務はない」と主張した日本小型船舶機構と一緒だと考えました。
そして、各地の日本小型船舶機構や海上保安庁にこの事を知らせました。(ただしFAX番号が分かった所10か所ばかり)
広島の海難審判所にも電話しましたが「そんなものもう関係ないんだ」って電話切られましたからね・・・・・。

事実私は漁船と衝突しましたからね。灯火の向きが正しければ相手魚船は島の灯火と勘違いして、向かって来る私のヨットに気付き、回避、もしくは警報を鳴らしたと思いませんか。

私は、両親の無念を思い何かお手伝い出来ないかと、以前記事を書いた新聞記者や札幌の原告弁護団などに連絡を取りましたが、分かりません。ネットでも。誰かこの弁護士事務所を知りませんか。もしくは両親と連絡とれませんか。・・・・・・交通費等無償で協力しますので、私が必要であればご連絡下さい。

記事の拡散お願いします。

2024年3月13日
記事書いた新聞社さんから電話があり、相手に私の意思伝わったとの事。とりあえず拡散必要無くなりました。一番良いのは、私がお手伝いしなくとも、裁判所が日本小型船舶機構の検査のずさんさを認める事。

「オカザキヨット裁判」も読んで下さい。     俺は5年間頑張りました。
裁判所の判決がいかにひどいものか皆様に考えて欲しいと思います。手抜きに関し「未工事で有るとすれば、これは瑕疵ではない」との理由で却下された。工事代金は返してもらえなかった。このとんでも判決。偽証だと明らかなのに、それを注意しない裁判官。民事では偽証罪が成立したことがないでたらめさ。オカザキヨットは分っているから、偽証を繰り返し尋問時間を浪費させる作戦。・・・・・・だから悪徳業者は減らないんだ。
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この中に、裁判の記録があります。