株式会社オカザキヨット裁判(以下オカザキヨットと称す)

 

オカザキヨットは、ころころと主張を変え、出鱈目な主張を、証人「金地寛幸」は偽証を繰り返した。
修理を全てやり直したのにも関わらず、大阪高裁はオカザキヨットに支払った工事代金の内、ほんの一部の返還を命じただけであり、これは判例違反であると、最高裁に全額返還を訴えたが却下され、私は訴える手段がなくなった。これは誤審である。大阪高裁の判決が正しいか、いつ同様の(ヨット以外でも)被害にあうかも知れない国民に、問うものである。

 

  フォアスティー・ジブファーラー編 ****

オカザキヨットに保険手続きを依頼していた私は、「金地寛幸」から電話を受け取った。(「金地寛幸」からの電話は、全修理期間を通じてたったの2回)「ジブファーラーが手に入らないのでこのままでは修理が遅れるので、変更したい」

修理を急ぐ私は「何か問題は起きないのか」と質問すると「問題ありません。付いていた物と同等かそれ以上ですから」との返事に、壊れたヨットをいつまでも見たくない私は、しぶしぶ変更に応じた。この時後で問題になるフォアスティーについては、一切の説明もなかった。しかし、このフォアスティーが後に大問題をおこし、隔壁をゆがめてしまったのである。
公判で「金地寛幸」は、元々付いていたシェファーのジブファーラーを手に入れるには、「2~3か月かかる可能性もある」と証言。これが嘘で有る事は、シェーファーのジブファーラーを知っている人なら分かるはず。ネットで調べても、オカザキの推薦したジブファーラーを在庫している業者は見つからなかったが、シェーファーならばすぐに見つかった。

1.    フォアスティー・ジブファーラー部品代

部品代に何の問題もなかったが。珍しく安い査定でこれだけは査定で大きく減額されていた。ただしこれに伴う他の査定は極めて高額であった。

 
2.修理作業代(修理手間)

ジブファーラーと合算されて、365,700円であった。これとは別にマスト倒立費用が63万円も見積もられている。作業費に100万円もかかる、とんでみない高額保険であった。この理由について、オカザキヨットでは「マストに登って作業するような、危険な作業は行っていない」との主張であった。こんな事大ウソなのは、ヨットマンなら誰でも知っている事である。事実私は、ウインデックスや風向風速計の修理で、何度もオカザキに依頼してマストに登ってもらっている。

これだけ高額な保険を受け取り、更にマストを立て直したばかりに、フォアスティーが長すぎたため、バックスティーを強く締め付ける事が出来ず、張り方のバランスが崩れ、隔壁を損傷、修理する事になったのである。

 

3.フォアスティーの部品構成さ問題点


オカザキは、修理に当たって、その部品構成を勝手に変えてしまった。了解を得てジブファーラーを変変えたので(これ本当)、当然フォアスティーも変わる。このことについて得意の「説明して了解を得ていた」と主張するのである。

構成を説明する。(接続の小物部品を省く)

 元々   船首プレート+ロングトグルリンクル+ターンバックル+フォアスティー
    
 +マスト+バックスティー+ターンバックル

オカザキ   船首プレート+フォアスティー(長さが固定タイプの物) 
             
+マスト+バックスティー+ターンバックル

M 社  船首プレート+標準トグルリンクル+ターンバックル+フォアスティー
     
+マスト+バックスティー+ターンバックル
(M社の構成は、オカザキのやったドラムの高さが違うとも知らず、同じ位置にした。そのため再びやり直す事になった)


以上のような、構成であったが、部品構成で何が問題だったのか。
写真を見て
もらいたい。

 ドラム高比較 001 

問題点1:ドラム位置が低すぎる。

写真①、これはカタリナ350の前に乗っていた320である。セールの位置を上げるためドラムにロープを付け、パルピットの上にセールを張っている。もちろんセールはその分短い物を作り、今までのセールは予備に回した。これほどまでにしてセールの位置を上げる必要があったのである。瀬戸内海では絶えず相手船と交差するので、見張りをしやすくするため、即ち事故を防ぐためである。又、外洋においては、セールが突然波に叩かれないようにするため、更にロングクルージングでは、同じ角度で長時間走るため、セール位置が低いと、ライフラインで擦り切れる。これを防ぐためでもある。外洋を走るヨットマンなら常識である。

そのため、船を買い替えるにあたって、ロープに変わり、写真②のようにロングトグルリンクルを付け、ドラムの位置を上げたのである。

処がオカザキの「金地寛幸」は次のように証言した。
「そうとは気づかずロングトグルリンクルを捨ててしまった」と言うのである。一番ヨットに使われているジブファーラーは、シェーファーである。修理を請け負う者が取り扱いを知らない。こんな低レベルな修理業種がいるか。

当然、写真③にあるようにフォアスティーを直接船首プレートに付けてしまったのである。又、そのメーカーには、それに代わる金物も用意されているのに使用しなかった。

 

問題点2:ターンバックルが付いていない


フォアスティーにはターンバックルが付いていた。ところがオカザキの付けたフォアステーはターンバックルが無い、固定式のものであった。当然フォアステーではながさの調整ができない。。従ってその分バックスティーのターンバックルにより多くの締め付ける長さが必要であった。従って、元々付いていたバックスティーのターンバックルを、フォアスティーの分まで締め付ける能力がある物に交換しなければならなかった。ところがオカザキは交換しなかった。当然、新しいフォアスティーを締付る分の能力が全くなかったのである。そのため、フォアスティーを締付ける事ができず、フォアスティーはゆるゆるの状態であった。当然バックステーもゆるゆるである。

神戸から福岡へ再修理のため回航するとき、ジブファーラーが重くて、仕方なく腰の悪い妻に手伝ってもらったのである。その時は体力の衰えかと思っていた。 だが福岡へ着くと一番初めにすぐ、ジブファーラーが曲がっている事と、ゆるゆるな事を指摘された。これでは、巻取りが重くて当然である。(当然展開もスルスルとはゆかなかった)

私はこの問題を解決すべく、フォアステーにターンバックルを取付けようとしたが、そのジブファーラーメーカーには、ターンバックルを取付けるためのアタッチメントが無かったのでやむを得ず、元々のシェーファー製に戻したのである。

オカザキヨットは「適正に締付けている」と主張せず「新品のフォアスティーは普通ゆるむのだから、緩かったら更に締付けるべきである。そこまでは請負っていない」と主張すべきであった。しかし、ターンバックルにフォアスティーを締付る余裕は全く無かった。

写真:バックスティーのターンバックル。締め付ける余裕が全く無い。更に、割ピン、保護テープが付いていない、これを見たら、誰でも工事の途中だと思うだろう。しかし最後までこのままだった。

ターンバックル限界 001
 

 

問題点3:ジブファーラーの性能が劣る。


私のヨットには元々、シェーファーのS2100が付いていた。これは、30~42fまでのヨットに対応するものである。私のヨットは長さこそ35fであるが。幅は4mもある。従ってマストも他の35fクラスより高いので、これ位の能力は必要であった。そのため「~42f用」が付いていたのである。
後に(8月)「金地寛幸」は電話でつぎのように説明している。

反訳書(録音を書き出した物) 「金地寛幸」の説明

金地:「あれなんと書いてあったっけ。えーと同等品という事で、Sのえーと、
   ファーレックスのS300だったかな、大きいやつ入れとるはずなんで

  (前のやつより安いやつ付けられたら困ると質問すると)
金地:「あ、安くはないですよ。もうあのフレックスですから、その物は同等
   以上ですからね。安もんじゃないですよ

 

「金地寛幸」は、「フレックスは300Sで安物ではない・同等以上」と説明していたが、実際に付いていたのは200Sで、同等以下、当然安い物であった。

S2100   30~42f  3,802ドル

  200S   33~35f  3,196ドル 606ドル安い

  300S   38~40f  4,348ドル

(各社のホームページから)

私のヨットに相応しい性能は、見て分かる通り300Sである。だが値段が高い。

「金地寛幸」は「性能は同等かそれ以上、決して安物ではない」と説明しながら、実際は性能・価格共に劣るものを取付けた。・・・・・悪質な男だな。

 

私は、このブログを書いていて今気づいた。

私は、6月16日完成検査に行った。しかし修理が全くできていなかったので、6月25日札幌へ帰ってきた。私は不思議に思っていた。なぜ私が神戸で1週間も完成を待ち続け、充分な日数があるのに、ジブファーラーのドラムを付けて、完成しましたと言わないのだろうと。

下の写真を見て欲しい、私が海難審判のため、21日早朝広島へに出かけた後、査定会社の担当者が撮影したものである。3日間留守にしていても、ドラムを付けようとしなかった。


写真:アクア鑑定会社提供6月21日、私が広島へ行った当日に撮影。
   巻取りドラムが付いていない。
ドラム無し 001

19日には改造したスクリューの走行テストを行った。もしドラムが付いていれば、ジブファーラーの性能テストができたのに。私は不思議に思ったが、多くの修理が見かけだけで全く完成していず、指摘をする気も起きなかった。完成と言いながら、問題だらけなので、私たちが帰った後大急ぎでやり直すと思ったからである。しかしオカザキはドラムこそ付けたが、何回もやり直す事が出来るだけの、保険金を受け取りながら。やり直す事はなかった。

問題のドラムであるが、これが付いていれば、二つの問題が起きる事に気づいた。
一つ目: ドラムに大きく200Sと書いてある。これを見られたくなかった。
     確認せず引き取らす事ができれば、問題が起きた時「了解を得た」と
     主張しやすくなる。・・・・・その通りであった。

 二つ目: ジブファーラーのテストを行えば、ファーラーがゆるゆるで、回転
  不良や、フォアステーが長すぎる事がばれる。
これ以外、裁判で6月16日完成したと主張しながら、取付けなかった理由は考えられない。

 

4.ジブファーラーを元々のシェーファーに戻した理由。


① 船首プレートが曲がっているので、直すため、フォアスティーと
  ジブファーラーの脱着が必要。

② ロングトグルリンクルが付いていないので、取り付けるためには、
  フォアスティーを作り直さねばならない。

③オカザキヨットの付けた物をそのまま使用するには、フォアスティーに              ターンバックルを付けるか、バックスティーのターンバックルをもっと
 大きい物に交換する必要があった。だがそのためにはバックスティーを
 切詰新しいターンバックルに直さねばならない。

 それなら、ターンバックル付のフォアスティーに戻した方が安上がりで
 ある。ジブファーラーは交換するのであるから。

④ジブファーラーが、説明とちがい、性能が劣る安物である。さらに
 ターンバックル仕様の、アタッチメントがなく付けることができない。


以上の理由で、元々のシェーファー社のジブファーラーに戻したのである。

大阪高裁では、この主張が認められ。元に戻した部品代が全額認められた。

 

5.それぞれに対してオカザキヨットの反論したか。

  
  先に、M社からの報告書を見てもらいたい(切り抜き)

 フォアスティー報告書 001

  H 23.3.28 オカザキヨット反論


(ジブファーラーが曲がって付いた原因に対して、
船首プレートが)
「曲がっているとすれば、もともとプレートが曲がっていたということであって、修理の瑕疵ではない」

(コメント)

オカザキヨットの責任逃れであることは、アンカーローラー編で詳しく説明してある。フォアステーを正しくつけるのに必要な修理は全て保険金に含まれている。それだけの保険金も出ている。

 H23.3.28 オカザキヨット反論

「・・・・若干緩んでいるが、正常の範囲内である。逆に締めすぎると船体全体のバランスが崩れることもある。バックスティーはその調整のためきつく締めているが、適正位置である」

写真

ターンバックル限界 001
 

 

(コメント)

写真を見ると分かるが、ターンバックルはこれ以上締付が出来ない位置まで回転させている。ターンバックルがこれ以上回転させる事ができない状態を「きつく締めている」と主張した。裁判官を錯誤させるための主張である。きつく締めているから回転しないのではなく、ネジ山が無いからである。船の前後2個必要なターンバックルが1個になった。従ってもっと長いターンバックルに交換する必要があるだろう。

これが適正な位置か。誰が見ても、もっと締付けねばいけないが、これ以上締付ける事が出来ない位置まで来ているので、締付る事ができなかっただけである事は明らかである。
そのめ「新品のフォアスティーは当然緩むのが常識であるから、もっと締付ければよいだけである」と反論できない。
裁判官をだませても、ヨットマンを騙すことは出来ない。

「逆に締めすぎると船体全体のバランスが崩れることもある」ふざけるな、フォアスティーがゆるゆるのため、サイドスティーとのバランス崩れ隔壁歪めてしまったではないか。その修理にかかった。修理代払え。

 

 H23.11.16 オカザキヨット反論

「納品までにかなりの時間がかかることが判明した。そのため、原告の担当者金地は、平成22年5月6日頃、被告に対して、この旨を説明し、最近人気のあるセルデン社のファーレックスを・・・・取り寄せ、取付けることを提案した」

(コメント)

元々付いていたシェーファーは、納品に時間がかかるとして、ファーレックスを進められやむを得ず承諾した。しかし、再修理で元のシェーファーに戻すとき、M社は、マリンサービス児島から3日で手に入れた。驚いた私は、ネットで各社の在庫を確認した。私の付けたタイプは、各社在庫を持っていた。なぜなら30~42f用であり、一番使われるタイプである。更に、ターンバックルの有無に関係なく取付けられる凡庸性のある製品だからである。逆にターンバックル仕様が無いファーレックスについては、取り扱っている業者を探し出せなかった。

M社に聞くと、ファーレックスは最近の輸入艇に付いてきたものがほとんどで、ファーレックスを別に注文する人はいないとの事であった。
今までの船はターンバックル仕様なので、フォアスティーを交換する必要がある、ファーレックスをわざわざ取付ける分けがない。ましてオカザキの主張する様にマストを倒す必要があるならば。ヨットマンなら、どちらの機種を選ぶか。どちらが手に入りやすいか良く分かると思う。

しかも、5月6日(私は4月末ごろと記憶している)急ぐためしぶしぶ了承したのに、オカザキヨット提出の注文書によると、5月16日に注文している。この10日間は何をやっていたのか。急ぐ為に交換したのに、オカザキヨットは全く急いでいない。これはインチキではないか。・・・・違いますか。

  

 H23.11.16 オカザキヨット反論

『金地に対して「そのメーカーは大丈夫なのか」と質問をしてきたので、金地は「世界的にも多く利用されているメーカーであり心配はない。性能としても、シェーファー社のファーラーと同程度あるいはそれ以上であり、最近では、セルデン社のファーレックスの方が人気があるくらいである」と説明したところ被告も納得した。』

(コメント)

だいたい合っているが「何か問題は起きないだろうね」と確認したら「大丈夫です」と言っただろう。

上記の、問題点3:ジブファーラーの性能が劣る。を読めば、私を騙したことが分かるでしょう。

 

 H23.8.25 オカザキヨット準備書面4

「ジブファーラーは、フォアスティーに巻きつかれるような形で取付けるものであることから、一体のもの(セットで購入するもの)である」

(コメント)

ターンバックル無しフォアスティーについて説明を受けていないとの主張に対して、ジブファーラーの交換を認めたのであるから、フォアスティーの仕様も当然変わるとの主張である。だが私はフォアスティーの変更説明など受けていない。受けていれば当然変更しない。マストの角度が変えれなくなるのだから。

「セットで購入するもの」こんな嘘、裁判官以外誰が信じるか。別々の物であるから、見積は別々にしているだろう。その中でジブファーラーの項目にしぶしぶ応じただけで有る。

 

(続いてオカザキはマスト立てに付いて面白い説明をしている)

「マストを真っすぐ立っている状態であることを確認しながら、船首側のフォアスティーと船尾側のバックスティーを張る」

「フォアスティーとバックスティーが張れたら、ジブファーラーを取付ける」

(コメント

オカザは、ターンバックル無しのフォアスティーを取付けたのである。

当然マストの角度は立てる前から決まっている。従って「マストを前方に倒し、フォアスティーを引っ掛けてから、バックスティーのターンバックルで締め上げる」が正解である。
オカザキヨットはフォアスティーにもターンバックルが付いている場合の組み立て方の説明をしたのである。ここでもでたらめな説明をしている。それとも立て方を知らない・・・・・・違いますか。

 

 H23.8.25 オカザキヨット準備書面4

(オカザキは、以下の説明でターンバックルの無いフォアスティーとファーレックスの性能が上だと主張している。)

「ターンバックルが付いていると、その分、帆の長さが短くなってしまうが、帆の長さはより長い方が、風をたくさん受け止めることができるからである」

(コメント

おいおい、私は安全のためセールの位置をわざわざ上にあげたのに、オカザキが勝手に下げた事により、安全性が向上したのか。長さの相違を説明する事により、本質をずらした。

更に、3.のフォアスティー部品の構成①の写真を見ると分かるが、シェーファーは、ターンバックルがジブファーラーの中に納まるようになっている。従ってセールの大きさと、ターンバックルの有無はなんら関係がない。こんな見え透いた嘘をついて、裁判官を騙すのか。

 

 H23.8.25 オカザキヨット準備書面4

「顧客はあたかも原告が正規のフォアスティーを取り付けなかったかのような主張をしているが、原告は、顧客の了承のもと、セルデン社の純正のフォアスティーを取り付けており、何らの問題はない」

(コメント)

まず、フォアスティーの変更は説明も聞いていないし、当然了承していない。

私が昔、新艇で沖縄へ向けて出港した時、当然スティーが緩んだ。鹿児島の山川港で締め付けようとしたが、バックスティーのターンバックルの余裕がわずかなので、今後緩んだら自分ではできなくなる。フォアスティーでの調整はドラムを外さないと出来ない。私は出来なかったのでわざわざ鹿児島から来た業者(大フェンダーの用意がなかった事に気づき、鹿児島の業者に届けてもらった)に依頼して、ドラムをばらし、ターンバックルを締め付けてもらったのである。そんな私が、ターンバックル無しのフォアスティーを承諾すると思うか。事実オカザキヨットはそのため、ゆるゆるのフォアスティーをバックスティーで締める事ができなかったのに何を主張しているのか。

「純正部品の」と主張して、フォアスティーを勝手に変更した事と、締付不足から裁判官の注意を逸らしている。

 

 H23.8.25 オカザキヨット準備書面4・18ページ

(ここは山場で、オカザキヨットの主張が面白い)

『顧客は・・・説明文において「③バックスティーのターンバックルの締め代がギリギリだった(フォアスティーが長いので)」として、フォアスティーが調整できない結果、バックスティーをきつく締めざるを得なかったのだ指摘する。たしかにバックスティーについて、ターンバックルでギリギリまできつく締めていたのは事実である。しかしながら、事故当時の写真を見ても、バックスティーについては、ターンバックルで、ギリギリまできつく締められていたようである。(甲21)。つまり、顧客は、事故前からバックスティーをギリギリまできつくしめていたわけである。そうすると、フォアスティーが調整できない結果、バックスティーをきつく締めざるを得なかったのだという顧客の論理は、前提が間違っている。なぜなら、事故前からバックスティーは、ギリギリまで強く締められていたからである。』

(コメント)

相手の主張認めて、その上で嘘を挿入するテクニックである。尼崎地裁の裁判官を騙せても、多くのヨットマンを騙す事は無理だろう。
コメント①

私の主張する「ギリギリまで締付けた」とは、もっと締付ける必要があるのに、ターンバックルがこれ以上回転させる事が出来ない状態を説明している。ステーがゆるゆるだと主張しているのに「バックステーをぎりぎりまできつく締め付けた」などと主張する分けがないだろう。


コメント②

まず、ターンバックル無しのフォアスティーに交換するには、バックスティーのターンバックルの締め付け量を掌握し、その上でフォアスティーの長さを決める。長すぎれば締付が出来なくなる。従ってより慎重に長さを決める必要がある。以前の締付云々は全く関係ない。ヨットマンなら分かるでしょう。

又、以前は少ないながらも後2センチ締付ける事が出来たが、(フォアスティーのターンバックルで調整し、万が一の予備としてバックスティーに2センチ残した:乙240号証)オカザキヨットはすでにゆるゆるの上、締め代は全く残っていなかった。

写真:山川港でフォアスティーのターンバックルを調整し硫黄島へ着いた。

硫黄島ターンバックル硫黄島 001
 

コメント③ でたらめ証拠

以前もギリギリまで締付けていた証拠として「甲21号」を証拠提出した。

写真「甲21」号。

 ターンバックルと筏 001

 

これは、証人「金地寛幸」が平成22年4月ころ撮影した物として提出した。

ようするに、事故直後撮影した写真のターンバックルを見ると、ギリギリまで締付けられている。同じようにして何が悪いと開きなおったのである。

「甲21号」は事故後の4月撮影、全くの嘘である。「金地寛幸」が写真をよく撮影するように、私も撮影している。これは私が完成検査した、同年9月5日以降の写真である。

根拠は簡単である。救命いかだの上部に雨水を防ぐため、粘着テープが貼ってある。茶色のテープ、これは9月5日完成検査に行ったとき、私が貼り付けたのである。

4月出港のときは、銀色の粘着テープが貼ってあった。この写真では、閉じひもの処に、銀色の粘着テープの残が付いている。事故が起きた時、妻がはがした跡である。


事故直後の正しい無写真:査定会社が撮影
P4160044

査定会社からもらった事故直後の正しい写真と比較しよう。閉じ紐、色が黄色で妻が事故の時切ったので、切れている。「金地寛幸」の提出した写真では、糸は白くすでに修理が終わった後の救命筏である。防水のため張ったテープがはがされている。「金地寛幸」が撮影した写真には、無いはずのテープが貼ってある。
私は証拠を上げて反論した。当然「金地寛幸」は嘘がばれた事を知らない分けがない。デジタルカメラであるから、撮影日も記録されている。それにもかかわらず、「金地寛幸」は大阪高裁で宣誓した後、「証拠に嘘はない」と証言した。完璧な偽証である。

  

 H24.8.31 「金地寛幸」陳述書

(ジブファーラーが)「左舷側に曲がっていたという点も、曲がっていたという認識はありません」・・・(全くヨットの損傷を確認していない発言である)
(続いて)

「業者から納期が相当かかりそうだしという連絡を受け、SELDEN社の物であれば早く納入できるという連絡を受けました。」

(コメント)

当然この連絡してきた業者を使うであろう。注文書を見るとその業者は、東欧の「マスネシドマリンセンター社」であった。USA製を仕入れるのになんで東欧に注文するの。ホームページを確かめると、元々シェーファーを扱っていない会社であった。

しかも注文書を、後日当社から取り寄せている。請求書や納品書の提出を求めたが、紛失したとして出そうとはしなかった。同じように取り寄せればよいだろう。

さらに公判では「国内の業者に無かった」と今度は、国内の業者に問い合わせた事になっている。

又、「メーカーにもなかった」これでは世界中からシェーファーが消えてしまった?

オカザキは通販の販代理しており、自分のルートを使いたかっただけではないのか。もし違うならば、オカザキヨットこのブログに反論してください。

 

 H25.9.17 尼崎地裁公判、「金地寛幸」証言

ジブファーラーの納期にかんして、弁護士に「先ほどの二、三か月かかる可能性も」と質問されると「そうですね。二、三か月かかる可能性もあるということです」と証言した。

(コメント)

シェーファーのジブファーラーを手に入れるのに「二、三か月かかる
可能性もあ
る」こんな事あり得ない。ちがいますか。
M社は3日で手に入れた。

  

 H26.8.22 オカザキヨット準備書面 

 「もともとついていたものと同じ型の部品を発注したところ、国内の業者に在庫がなく輸入となることや、メーカーでも在庫が無くいつになるか見通しを立てることが難しいと言う事情があった。」

更に、公判では「金地寛幸」が⑩にあるように、「二、三か月かかる可能性もある」と証言している。

(コメント)

複数の業者のHPでは、「在庫あり、無い物は5~8日以内に発送します」となっている。即ち「S2100は在庫しているが、他の規格は在庫が無い場合がある」と説明しているのである。裁判官は騙せても、「金地寛幸」の主張を信じるヨットマンがいるとは思えません。初めから通販の代行をしている東欧の業者から買うつもりだった。

  

H27.9.17 大阪高裁公判 「金地寛幸」証言


弁護士:マスネドマリンセンター、これはどこの会社ですか。
金 地:これはデンマークの会社です。
弁護士:・・・また5月16日に発注して、6月16日までに
    部品が届いて修理完了と、こういうことは可能でしょうか。
金 地:その部品の到着具合にもよりますが、なかなか難しいと
    思います。

(コメント)
「納品までにかなりの時間がかかることが判明した。そのため、原告の担当者金地は、平成22年5月6日頃、被告に対して、この旨を説明し、最近人気のあるセルデン社のファーレックスを・・・・取り寄せ、取付けることを提案した」
可笑しいではないか、私は急ぐ為しぶしぶ交換を承諾したのである。6日から16日まで10日間も注文しない。不思議ではないか。
更に、6月17日には、問題のジブファーラーが付いていた。即ちジブファーラーは私の主張通り到着していたのである。


其の他

修理の進捗状況について「金地寛幸」からどのくらい電話をいれていたか質問されると「頻度は・・・・そのときによりますけど、結構煩雑に入れていたと思います」週に1回、2回?と聞かれると「ぐらいはご連絡していたと思います」と証言。

(コメント)

偽証するな。電話をくれた回数は良く覚えている。1回目、オカザキヨットの主張によると、5月6日ジブファーラーの件で。2回目、9月5日完成検査に行きホテルに帰ると「今日来ていたんですね」と電話があった。これが最後の電話連絡だった。長い修理期間中電話をくれたのはたった2回。保険請求するとき「印鑑が欲しい」との連絡も無かった。たった2回だから良く覚えている。

こんな事を言い出すのは初めからわかっていたから、裁判が始まって、すぐ「電話連絡の証拠をだせ」と伝えたが、出さなかった。出せる分けがない。たった2回だから。ちなみに私は、NTTの「電話連絡明細」を提出した。

 

6.ジブファーラー・フォアステー 判 決

1)平成25年12月27日 尼崎地裁判決

・・・・ターンバックル式でないジブファーラーに変更することについて被告の了解があったとは認められないから、原告がターンバックル式でないジブファーラーを取り付けた事は、本件修理の瑕疵にあたると言うべきである。
また、上記認定の事実によれば、原告の取り付けたフォアステーは、長すぎてジブファーラーの回転不良を起こさせるほどであったと認められ、このようなフォアステーの取り付けは、瑕疵に当たると言うべきである。・・・・証拠(乙8、49)及び弁論の全趣旨によれば、これらの瑕疵の補修費用としては、被告主張の7万6千円を下らないと認められる。


(コメント)
ジブファーラーを交換した事実はどうなっている。フォアステーはM社に支払った金額では無く、修理は全てやり直しであるから、全額返金すべきである。
すぐに大阪高裁に上告した。

2)平成27年12月18日 大阪高裁判決
 
(被控訴人=株式会社オカザキヨット=オカザキと書き替える)

③金地は、・・・・・セルデン社製のものにはターンバックルが付いていない事を控訴人に説明しなかったこと、⑤オカザキは、セルデン社製のジブファーラーがターンバックル式でないことを知らなかったことが認められる。
上記認定の事実によれば、オカザキは、本件ヨットのジブファーラーをシュェーファー社製のものからセルデン社製のものに変更したが、シュェファー社製とセルデン社製とではターンバックルの有無という仕様の違いがあるのに、「同等かそれ以上である。」としか説明せず、控訴人はセルデン社製のジブファーラーがターンバックル式でないことを知らないままに上記変更を了承したものである。そうすると、本件ヨットのジブファーラーをシュェーファー社製のものからセルデン社製のものに変更することについて控訴人の了解があったとしても、ターンバックル式でないジブファーラーに変更することについて控訴人の了解があったとは認められないから、オカザキが本件ヨットにターンバックル式でないジブファーラー及びターンバックルがない仕様のフォアステーを取り付けたことは、本件修理の瑕疵に当たるというべきである。‥‥…そのための費用としてジブファーラーの部品代29万6600円、フォアスティーの部品代9万9500円、取付費7万8000円の合計47万4100円を負担したことが認められ、これは本券修理の瑕疵により控訴人に生じた損害に当たると認められる。

(コメント)
ジブファーラーとフォアスティーの部品代は、満額回答であった。しかし、取付費用は32万9130円の内、たった7万8000円しか認められなかった。これはおかしい。全てやり直したのであるから、オカザキの出来高は全く無い。オカザキは全く仕事をやっていないそれにもかかわらず、4.2倍の修理費を受け取っているのである。修理費が安かったのは福岡まで回航して安く仕上たからである。この判決は間違っている。この部分は解約であるから、全額返金するのが当然である。
最高裁に上告したが却下された。これは判例違反である。誤審である。

こで株式会社オカザキヨットに請求する。32万9130円全額を返金せよ。



<次は、スタンションとゲートスタンション編の予定です>