株式会社オカザキヨット裁判(以下オカザキと称す)
スタンション・ゲートスタンションと保険金編 **
9月5日完成検査に行った。すでに査定員からオカザキがゲートスタンションを内側に倒して取り付けている事を知らされていたので「金地寛幸」に直すよう連絡をいれた。だが直そうとしない態度が感じられたので、9月5日検査に行った時、私は一番初めにゲートスタンションの検査をした。やはり報告通りゲートスタンションは内側に大きく倒れこんだままであった。更に他のスタンションもふぞろいで、ベースのコーキングは汚くはみ出していた。信じられない事に、ゲートスタンションとスタンションのコーキングは色違いの悲惨な状態であった。
スタンションの曲がりに関し、私はスタンションの曲がり矯正が必要だと主張したが、再修理したM社は、しっかり締付ければ問題ないと主張した。実際にやらせて見るとその通りであり、単なる締付不足が原因であった。
又、スタンションから雨漏れもしており、特に、フェンダーが付いていた右舷は雨漏れがひどかった。明らかに締付不足である。
すでにコーキング切れをおこし、更にコーキングも不足しているので、締付だけで直るはずもなく、M社と相談の上全てやり直す事になった。その金額もオカザキに比べ、はるかに安いので全部やり直すのが妥当と判断したのである。そうでなければM社としても責任を持てないからでもあった。
ゲートスタンション検査写真:内側に大きく倒れこんでいる。アクア鑑定から知らされていた私は、検査に行く前に電話で直すよう求めたが、ついに直さなかった。
* 黒く書き込んだゲートスタンションは、事故の時曲がったゲートスタンションの傾斜を計算して書き込んだ物。これほど曲がっていたはずなのに、オカザキヨットは気付かなかったと主張した。それが事実なら、注意力が全くない、なおざりな仕事をする業者だと言われても反論できないだろう。
2.ゲートスタンションの損傷を知らなかったと主張
私が「ゲートスタンションが曲がっていることは簡単に分かったはずだ」という主張に対し、オカザキは「私に指摘されるまで気付かなかった」と主張し、私の知らなかった溶接剥離を強調し、経年劣化で事故とは関係ないと主張して、論点をずらしている事に注意。争いの本筋は、経年劣化の問題ではなく、ゲートスタンションが曲がっている事が、簡単に分かったかである。
又、アクア鑑定から、オカザキが経年劣化を主張すると保険金支払いに支障があると言われた。・・・当然である。・・・・オカザキヨットに保険金申請を妨害された。
1) あらすじ
① ゲートスタンションが曲がっていたにもかかわらず、オカザキヨットは保険請求をしなかった。私は保険請求しなかった事実を当初知らなかった。
②完成約束した6月16日、修理は完成せず、翌17日夕方ようやく「金地寛幸」が「寝れるようにしました」と迎えに来て船に案内された。この時乗船する私達夫婦に「ゲートスタンションが壊れている事、既に注文している事」を知らされた。疲れていた私は「とにかく直るんだと聞き流して乗船した。」
③ 寝室を見たところ、汚れ放題。ホテルへ行こうかと妻に聞くと、「もう動けない」と言って待ちくたびれた妻は泣き出した。これを見て今まで我慢していた私も怒った。帰って行った「金地寛幸」を呼び戻し「こんなところに寝れと言うのか」と怒鳴りつけた。汚れたシーツをコインランドリーで洗わせ、後日あらためてクリーニングに出すことで一応納得した。シーツが戻って来たので、ろくに食事もとらず夜遅くになって眠りについた。
後日裁判では、6月16日完成したと主張しながら、「平成22年6月17日の船首寝室の状況(乙21)について:乙21は修理完了前の写真である。原告はこの後、船内をきれいにして被告に引き渡している」と主張した。主張があわないだろう。しかも、船舶させるためにこの汚い寝室に案内した話はどこへ行った。・・・・・怒っていいですよね。
④ 翌朝起きだした私は、桟橋に下りた。フェンダーが左舷のスタンションに結んであるのを見て、ライフラインに下げ直そうとした。しかしライフラインを見ると垂れ下がりがひどく、一目で取り付けることが出来る状態ではないと分かった。原因は、ゲートスタンションが曲がっているせいである事は一目で分かった。そのためオカザキはスタンションにフェンダーを下げたままにしたのであろう。この時私は、前日の事があり。直す準備をしていると知らされた事を忘れ、こんなことも分からなかったのかと怒り、「金地寛幸」の出勤を待ち怒鳴りつけたのである。(忘れた事が後でオカザキに利用された)
⑤ 私は21日海難審判で広島へ出かけるので、その間にゲートスタンション4本をはずし、どのように修理するか決めることにした。
⑥
6月24日、早朝船に帰ってきた私は、取り外したゲートスタンションのボルト部分が曲がっている証拠写真を撮影して、「金地寛幸」が出勤して来るのを待っていた。ただしこの時、取り外したゲートスタンションは3本だけであり、外しにくい、左舷後方の1本はそのままであった。オカザキは撮影した事を知らず、後日溶接剥離を注意されたがそれは経年劣化であると主張した。私は、取り外すとき無理をして取れたと思っていた。もしそうなら当然その写真も撮影している。
写真:これが交換する原因になった右舷前方のゲートスタンションである。溶接剥離などしていない。オカザキは曲がっていることが交換の原因である事を隠す為、ゲートスタンションを返還しなかった。
⑦ ゲートスタンションは4本とも曲がっていた。3本は補正で良いかなとも思ったが、写真の1本は完全に曲がっていた。これだけボルトが曲がるとステンは補正に弱いので交換することにした。残りの3本もどうせ輸入するなら、補正ではなく交換しようという事になったのである。
(もう外しているので取り付ける手間は一緒、補正で弱るし)
⑧
この時1本、控え支柱の小さなベースが外れていたが、外すとき無理をかけて取れたのだと思い気にしていなかった。そのため撮影などしなかった。
だが後日この左舷の控え支柱ベースは事故でとれていたと判明した。
⑨ 「金地寛幸」からはこの時金額の話はいっさいでず、私はオカザキが責任をとり、受け取った高額な保険金の中から支払うと思っていた。後に109万円も請求するのであるならば、「金地寛幸」は私がどのようにそのお金を工面すると考えたのか。私は保険で修理すると伝えてあり、しかもその手続きをオカザキに依頼していた、オカザキも了解していたのであるから、修理代を請求するのであればオカザキが保険手続きをすべきであった。
少なくとも「保険でやりますか」と支払い方法を確認すべきであった。私が保険を使うのは当然の事である。皆さん保険を使わず109万円支払いますか。
ふざけた事にオカザキは、保険請求の責任を取るどころか、支払いを求めて仮差し押さえを行った。・・・・依頼された保険請求をせず、差し押さえ。
⑩ 6月17日「金地寛幸」が「直す手配をしている」と言ったことを思い出したのは、裁判の書類を作っている最中、妻と修理の話をしていたところ「支柱は直すと金地さんが言っていたじゃない」と妻に言われ思い出したのである。
⑪
オカザキはこの損傷を知らなかったと言い始めた。ライフラインが大きく垂れ下がっており、フェンダーも下げられない。そのためスタンションに取付けているのに。それを「金地寛幸」は気付かなかったと主張を変えた。
そんなことはあり得ない。気づいているから、スタンションにフェンダーを下げたのだろう。しかも、ここから修理のため何度も乗船しているのである。又、事故前の姿は3月に依頼した船検等で、何度も乗船しているので、「金地寛幸」は当然フラインの状態を当然知っている。・・・・・私と「金地寛幸」が最後にヨットに乗船した4月24日から、事故後引き取るまで2週間も経しか経っていないのだから。
⑫ 4本のうち、右舷前方は写真の通りボルトが大きく曲がっており、右舷後方は控え支柱がベースから外れていた。左舷は少し曲がっていた。右舷が一番損傷がひどい。私は桟橋から、損傷の少ない左舷を見てすぐ分かったのに、右舷を調べたオカザキが気付かない。そんなばかな事信じられますか。左舷は、作業のため何度も乗船したのであるから、この左舷2本については、簡単に分かる事である。・・・・・だから手配してあると私に告げたのである。
2)その後の移推
H22.8.20 オカザキヨット回答書
「貴殿は、後部スタンションの破損見落としを指摘しておられますが、通知人としては、見落としとしては理解していません。貴殿よりご指摘を受けた後部スタンションについては、当方としては、事故によるものではない(経年劣化によるもの)と理解しておりますが、貴殿のご主張を受け、修理を請け負ったものです。」
(コメント)
この時点では、右舷後部スタンションの溶接剥離を全く知らなかった。ゲートスタンション4本の曲がりを指摘しているのに、右舷の「後部スタンション」1本に争点を移そうとしている。即ち溶接不良に。・・・この程度の溶接不良ならば交換しなかった。溶接して磨けば簡単にすむ事ではないか。完成目前なのになんで輸入して2ケ月以上も時間をかける必要があるか。
写真:アクア鑑定提供
岡崎社長はこのゲートスタンションを調べたが気付かなかったと証言した。
17日にゲートスタンションが曲がっている事を見つけ、4日後の21日査定会社が撮影したものである。オカザキは、私に指摘されて亀裂を調査し、経年劣化と判断したと主張している。そんなに詳しく調べたのに、これが亀裂か。嘘をつくなオンザキ。とんでもないペテン師である。誰が見ても衝撃でパイプがぶっ飛んでいるだろう。控えパイプは1本分もずれている。頭の部分を見ると、同方向に曲がっている事がライフラインから判断できる。これを俺が亀裂が入っていると言った。ふざけるな。俺が亀裂と破損の区別がつかないと思っているのか。
H22.8.23 「金地寛幸」反訳書
弁護士から、ゲートスタンション損傷は見落としたが、しかし原因は経年劣化で責任は無いとの内容証明が来たので、一緒に調べた「金地寛幸」に電話、録音した内容。
私:ゲート、ゲートがさ、なんかあの、弁護士から手紙
もらったんだけどこれ知っています。
金地:「あ、ごめんなさい。それはね、僕ねあの内容見て
ないんですよ」
私:見てないけど、手紙出した事は知ってるね。
金地:「うんうん。何かあの出したのは知っています。はい。」
私:内容の中で、ゲートは経年劣化になる、経年劣化で
あのー、問題が生じたと書いてあるんだけど。
金地:「・・・・・・・・・・・・」(返答に窮し話さない)
私:ふふふ。経年劣化で問題生じたけど、それはなに
金地さんと社長話し合ってあのあれなの、これは経年劣化
だろって決断下したの。
金地:「いや、それは僕はあのーう、内容見てないんですよ。
ごめんなさい」
私:内容見ていない?
金地:「うんうん・・・経年劣化」
私:今までこんな話は全然出なかったのに、なんで経年劣化。
金地:「あはは、なるほどね」
(「あはは」・・・これどういう意味、社長上手い言い逃れ
考えたと思った?)
(コメント)
この会話を聞いて、私と「金地寛幸」が一緒に調査した時、ゲートスタンションの
損傷原因が「経年劣化」だとの話し合いがあったと思いますか。
又、私が「経年劣化」だと認めたと考えますか。
H22.12.10 オカザキヨット訴状(注意:原告はオカザキである)
「ゲートスタンションの損傷については、気が付かなかった。被告の指摘を受けて、原告が確認したところ、たしかに、ゲートスタンションの根元部分に亀裂が入っているのが確認できた。この点について、被告は、原告の見落としであると主張しているが、他の損傷部分(船体の前部)とは明らかに場所が異なっていること(ゲートスタンションは船体の中央部にある)、亀裂が見つかった部分については、もともとゲートスタンションと船体の溶接部分が不十分であったことから、事故による損傷であるとまでは断定できないと思われる等を踏まえれば、原告の見落としではないと言える。」
(コメント)
私が、「亀裂」を指摘した。・・・・指摘などしていない。しかも亀裂ではなく
パイプが完全に外れている。嘘をつくな。
オカザキヨットが言っているのは右舷のゲートスタンション。私が曲がっていると分かったのは、左舷のゲートスタンションである。私はオカザキに言われるまで、右舷の亀裂など知らなかった。桟橋は左舷側であった。私は、落水の影響で、海面をのぞき込みたくなかったので、右舷側はその時確認しかなかったのである。そんな私が当初右舷側を指摘するか。もっとも右舷側はもっとひどかったが。
オカザキはあれほどひどい事故でありながら、スタンション損傷は分かったが、ゲートスタンションの損傷は指摘されるまで知らなかったと主張した。保険金水増しすることばかり考えて見積書に書き込むのを忘れたのが真実だろう。
写真:岡崎社長は、前から1本目、2本目、そして問題の3本目もチェックしたが気付かなかったと公判で証言している。①の写真を見ただけで、内側に倒れていると分かるではないか。修理業者として全くその能力がなく、責任を取ろうとしない。
私の主張は気付かなかったのではなく、見積落としで、保険請求をしなかった。これが原因であると主張している。オカザキの主張はこれを隠すための主張である。修理する事が決まってもオカザキヨットは依頼した保険請求をせず、私が請求する事になってしまった。
H22.12.10 オカザキヨット訴状
「前述の通り、平成22年6月18日、原告は、被告から、本件ヨットのゲートスタンションの修理と・・・・、これを相当額で請け負うことを合意した。
(コメント)
既に、何倍ものバカ高い請求が来る事が分かっているのに、内容も分からず私が支払を約束する分けがない。(保険については前述した)
H25.9.17 公判「金地寛幸」証人調書
弁護士:具体的にどういう話をされたんですか。○○さんと。
金地:「ゲートスタンションの下ですね。溶接があるんですが、
その溶接が外れていると。これはメーカーの不備だよねと
いうような話でした。」・・・・
「ここの溶接が、これ気が付いたんだけど、これ1か所
しか溶接してないよ。普通なら、これ全周するよねと
いうような話があって、これが、溶接部分が外れている
から、これも修理してくださいというような内容でした。」
弁護士:代金についてはどうなることになっていたんですか。
金地:「これについては、確か、保険に含まれますねという
ような話だったと思います。」
(コメント)
こんな会話など一切ない。全て「金地寛幸」の創作である。前記の翻訳書を読めば
「金地寛幸」証言が偽証であると分かるはずです。(経年劣化の話どこへ行ったの)
争点は、溶接剥離ではない。「ゲートスタンションの曲がりが簡単に分かったかである。曲がったことを知っていたので、私が指摘する前に、既に部品を注文していた」この事実を隠すため、オカザキは、必死に争点を溶接剥離に移そうとしている。
私は、溶接部分の剥離など当初は知らなかった。知ったのはかなり遅かった。保険金請求のため、「金地寛幸」に保管依頼していたゲートスタンションを返さなかったからである。
知ったのは、大阪高裁に上告するためには新たな証拠が必要であり、保険会社から提供されていた事故写真を精査し直した、平成26年7月頃である。従ってその証拠も平成26年8月19日提出した。訴状では亀裂となっているが、これは全くの嘘であった。事実は、溶接が外れていたのである。私は控え支柱が外れていると証拠写真を提出したら、今度は上記のように、亀裂ではなく「溶接が外れていた」と証言しだした。オカザキはころころと証言を変える。「金地寛幸」の証言は偽証である。
保険が追加で使えると知ったのは、平成22年7月26日、「修理完成前に多額の保険金を支払ったことで、オカザキはまともな修理をしない」として、保険会社ともめ、この時「追加の修理があったらどうするんだ」と聞くと、その都度支払うとの事であった。保険を使うと決断したのは、修理が完成していないのに、保険金をオカザキヨットに支払い、その対応に頭にきた私が同年8月8日保険会社を懲らしめようとして、決心したものです。この時「金地寛幸」に工事の中断を伝えたのである。元々これはオカザキが責任をとるべきで、高額な保険金の範囲で充分処理する出来ると考えていたのに、保険で支払うなど言う分けがない。そのための十分な保険金支払いではないのか。違うならば、保険手続きを依頼されていたオカザキがすぐ手続きをすべきであった。私が手続きをしたのは2か月後であった。「金地寛幸」の証言は偽証である。
H25.9.17 公判「岡崎社長」証人調書
私:ちょっと待って、今言ったように、1本目が折れて
います。2本目が曲がっています。さあ、3本目が
曲がっているかって見るのが常識でしょう、これ。
岡崎社長:「そうですよ。全部見ましたよ。そのときでも、
サーベイヤーも見付けられなかったんです、おっ
しゃることは」
(コメント)
おいおい、訴状では「損傷した前部分を中心に修理を行ったのであるが、ゲートスタンション損傷については気付かなかった」と主張してたのに、全部調べたと証言しているではないか。右舷のゲートスタンションなんか溶接が壊れ、パイプがずれていたんだぞ、それでも分からなかったら、調査能力が全くないという事になる。保険金の計算で目が眩んでいたか。しかも責任をサーベイヤーに被せている。サーベイヤーは「指摘されたところしか鑑定しない。自ら損傷を探さない」との回答をアクア鑑定会社から受け取っているぞ。当然である。事故前の状態が分からないのだから、どこが事故で壊れたか分かるはずがない。いつも私の船を整備していたオカザキとは違う。
オカザキのように責任を被せる会社があるから当然か。
3. 部品代
オカザキヨット 20,493円/本
M社見積 12,500円/本
オカザキヨット1.6倍の保険金を受け取った
2) ゲートスタンション
オカザキヨット見積 126,500円/本
M社見積 18,000円/本
スタンションと比較すると、なぜ突然こんなに高額になるの。しかもM社の7倍。それにもかかわらず取付けたのは不良品。
下の写真を見ると分かるが、溶接カスが円く見えるとんだ不良品。結局交換したが裁判では認められなかった。しかしオカザキの請求金額も当然認められなかった。
写真:私が1本輸入した時の請求書である。8,500円/本。オカザキは126,500円の請求。実に15倍である。
H27.5.28 「金地寛幸」陳述書
「控訴人は、安く輸入できたから当社の費用が高額という主張をしております。・・・・・先にも述べましたが、きちんと信頼できるルートで購入しなければ、どんなものが来るかもわかりませんから、たまたま購入できたのは理由にならないと思います」
(コメント)
何をふざけた反論をしているのか。証拠の請求書を見ているのか。オカザキがスタンションを購入した代理店と同じ「㈲トップセールス アンド カンパニー」と書いてあるではないか。それではオカザキも「信頼できないルート」から購入したことになってしまうぞ。
逆にオカザキは、催促されても納品書や請求書を提出しようとせず、納入ルートを明らかにしようとはしなかった。
下の写真は、「金地寛幸」が主張する信頼のおける業者から購入したゲートスタンションである。
下③のゲートスタンションは、私が仕入れたゲートスタンションである。
鏡面仕上げで、縁は危険なので面を奇麗に取っている。正しく新品である。
上①、オカザキの仕入れたゲートスタンション、仕上げは安物のヘアライン仕上げである。縁は角張っていて、面処理がなされておらず危険である。更に蓋の部分は盛り上がっているはずなのに、平らで、最悪な事に、溶接カスが丸く見える。溶接不良品である。蓋の研磨のしすぎである。多分蓋をたたくと内側にスポット蓋が抜けるであろう。
どちらが信頼できる業者から仕入れたかは、裁判官は騙せたが、ヨットマンを騙す事は出来ない。
オカザキは、この仕入れ先を決して明らかにしようとしなかった。私は新しいゲートスタンションと交換する事になったのである。しかし、裁判所はこの事実を認めようとしなかった。・・・・・裁判所に怒りを覚える
3) 部品保管
保険会社が調査するかも知れないので、私は「金地寛幸」に壊れたゲートスタンションの保管を依頼した。しかし「金地寛幸」は、私を陥れるため「後々私がクレームを付けるかも知れないので捨てずに保管した」と主張。ゲートスタンションの返還も拒否した。そのためオカザキが主張するゲートスタンションの亀裂が嘘である事実を知ったのは、尼崎地裁ではなく、大阪高裁に移ってからであった。
オカザキヨットは証拠隠滅をはかった。
H22.8.23 「金地寛幸」反訳書
(通話の録音を書き起こした証拠物件)
私:ところで、ゲート直したというけど、直した
の。
金地:直しましたよ全部交換して。今ね。
私:交換したゲートどうしたの。あるの。
金地:ありますよ。
私:それ、それ4本そのまま取っておいて
下さいね。
金地:あ、分かりました。
私:それでないと、交換したかどうか分からない
から。
(コメント)
私が保険金請求のため保管を指示した証拠である。
H23.1.19 オカザキヨット連絡文書
「ゲートスタンション4本については、当方で保管しておりますが、貴殿に変換する義務はないと考えていますので、ご要望には応じかねます。」
(コメント)
保管を依頼していた、ゲートスタンションを返せという私の請求に対しての回答である。これ裁判管に訴えても、その必要はないと言われた。私の物なのにどうなっているの。・・・・・これってオカザキとぐる?
H24.8.31 尼崎地裁「金地寛幸」陳述書
「追加工事の際には被告がいろいろと文句を言っておりましたから、念のため交換した古いゲートスタンションを廃棄せずに保管しておりました。」
(コメント)
破棄するかどうかの判断は、私がすることだろう。私が保管を指示した事は録音で明らかである。
これでは、廃棄をしてくれと言われたが、私がいい加減な事を言いそうだから「金地寛幸」自らの判断で、廃棄をせずに保管して証拠を残したと裁判官は思ってしまう。・・・・・例えば経年劣化である事を保険会社から隠そうと早く廃棄することを求めた・・・・・。
古い物は私の所有物だから、指示があるまで勝手に捨てる事はできない。まして自らの判断で自分が確保する為持ち出せばこれは窃盗である。廃棄を命じられたのに、廃棄しなかった場合も同じである。私が保管するよう指示したのは、先の反訳書で明らかである。「金地寛幸」は汚い手を使う。もしこの時の会話が録音されていなければ、裁判官も経年劣化なのに保険請求をしたのではないかと、悪感情を持ってしまうだろう。
「金地寛幸」卑劣な手を使う男である。
おい「金地寛幸」、私のゲートスタンションを返せ。
H25.9.17尼崎地裁 「岡崎社長」証人尋問
私が、岡崎社長に、ゲートスタンションの部品代50万6千円が高すぎると尋問すると。
「やっぱりそれは全部特注なんですよ、あなたの船は。だからそれによって、単品で作るわけですから。それと、あと航空運賃、税務署、もろもろの経費掛かっている。それぐらいになっちゃうんですよ、それは。」
(コメント)
カタリナヨットは多分世界で一番量産されているヨットだろう。従って正規のゲートスタンションなど簡単に手にはいる。何が特注品か。こん事は嘘皆だと皆さんなら理解しているでしょう。(上の請求書参照)
(続いて)
私が保険請求した金額を聞いて、岡崎社長はびっくりすることになった。この時の慌てようは傑作だった。
私:見積内容知っていたんですか。
岡崎:もちろん知っていますよ。
私:じゃ、僕がゲートスタンション幾らで。
岡崎:あなたは、だけど幾ら出したんですか、サー
ベイヤーに、じゃあ。
(知らないから、逆に質問した・・ずるがしこい)
私:僕は10万円です。(スタンションの価格から
割り出した)
岡崎:そんなことありません。幾ら保険が下りたん
ですか。じゃあそれは出ているんだから、それは。
保険でているんだから。
あなた。そこはちゃんともらったんでしょう。
(かなりうろたえて、大声で叫んだ)
私:あなたの値段の正しいかどうかを、僕は今
聞いているんです。
保険が幾らでたかじゃなくて。
(コメント)
オカザキに見積もり依頼したが、すぐ出さなかったので、ゲートスタンションは推測で積算。作業費はスタンションの何倍になるか「金地寛幸」から聞いて出した。そのためわざとオカザキの価格を参照したと記載した。当然高額な請求になった。133万円請求して保険会社に減額させ、オカザキヨットの価格の不当さを追求しようとしたが、驚くべき事に全額支払われた。保険金の処理に困った私は、このうち33万円を支払い用に、残った100万円を東北地震のため赤十字に寄付したのである。
しかし支払いは、少し足が出てしまった。だいたい、保険請求見積書は、証拠として提出している。これを見れば10万円と書いてある。
オカザキは、次々と主張を変える。そのためには証拠を見ていると、それは見ていなかったと言い逃れが言いにくくなるので、あまり見ていないのだろう。
ちなみに作業代は「金地寛幸」が1.5~2倍の手間がかかったと言うので448,500×2倍=897,000円の巨額請求になった。M社請求の8倍である。
4. 修理作業代
1)スタンション
オカザキヨット 448,500円
M社請求 75,000円
オカザキヨット6倍の作業代
4) ゲートスタンション
オカザキヨット 449,811円
M社請求 105,000円
オカザキヨット4倍の作業代
これだけの法外な保険金を受け取って、オカザキはそれに見合う修理をしたのか。・・・・・最悪の修理をしてくれた。
5. スタンションの問題点(ゲートスタンション含む)
① 締付ナットが正規のものではなかった。
② スタンションの締付け不足で、傾いで取り付いている。
③ 雨漏れ
④ コーキングの汚さ。
これは、M社から出された、再修理理由書である。
6. 締付ナットが正規のものではなかった。
写真:サイズの大きなナットが付いていたと報告があったので、送られせたナットである。
①のナット、内側が白いのは正規のナイロンナットで、右の青はサイズが一回り大きなナイロンナットである。オカザキはこれを取付けた。
H23.8.25、オカザキヨット準備書面4
「新品のゲートスタンションを取り寄せた際も、ボルト専用のナットが付いており、原告は、専用のナットで締め付けた。」
(コメント)
私は、2度純正のゲートスタンションを輸入した。しかし2度ともナットは付いてこなかった。
ナイロンナットは、ネジ山を切るため、初めからスパナ使い締付けねばならない。オカザキは手抜き作業をするため、手で締め付ける事の出来る。サイズの大きなナットを使い、最後だけスパナを使ったのである。但し大きいので強く締め付けると壊れるので、強く締め付ける事ができる分けがない。
ナイロンナットの特長である、ゆるみ止め効果が全くないのに何を言い逃れしているのか。もしオカザキにスタンションを交換してもらったユーザーがいたら、今一度点検する事をお勧めする。もしかしてナイロンナットを使っていないかも知れない。
H23.8.25、オカザキヨット準備書面4
『さらに、異なるサイズのナットが取り付けられていた」というのも信じがたい。いうまでもなく、ボルトとナットは、それぞれの溝部分がかみ合っていない(=サイズがあっていない)と、取り付けることすら困難である。「取り付けられていた」ということ自体が、サイズが合っていたことの証拠である。」
(コメント)
ナイロンナットであるから、ナイロン部分の口径は小さい、これが引っかかれば、一見取り付いたように見える。オカザキはこれを利用したのである。
あまりにも危険な手抜きである。
H24.8.31、尼崎地裁「金地寛幸」陳述書
(2回に渡って、違うナット等取り付かないと反論している。)
「ゲートスタンションにはナットが付いても付随しておりますから、敢えて規格が違うナットを使用することはあり得ませんし、ナットが違っていれば取付ができませんからすぐわかります。」
・・・・・・「本件では、違うナットを使ったことなどありません。」
(コメント)
本当に取り付くかの実験をした。
写真①は、M社が撮影したものである。青いナットがついている。下の写真は、この青いナットは、サイズが大きいと言うので、送ってもらった。この時適合する一回り小さい白いナイロンのナットも送ってもらった。
両方ともボルトに適合しているように見える。しかし、青色の方は緩くてがたがたである。同じように適合するならば、小さい白いナットが正規で有る事は誰にでも理解できる。なぜならば大きいナット強く締付が出ると壊れるからである。こんなことは誰にでも分かる理屈である。「金地寛幸」不適合ナットは取り付かないと偽証するな。取り付ける事が出来るではないか。但し大きいのでナイロンナットとしての役割をはたさない。見た目だけである。
左の青い方は、緩いのでネジ山にコーキングが付いている。右の白い方はぴったりしているのでコーキングがほとんど付いていない。
7. 締付不足でスタンションが傾いでいる。
H23.8.25、オカザキヨット準備書面4
「ラインが傾いているとすれば、もともと歪んでいたものと考えられ修理に瑕疵はない」
(コメント)
修理に瑕疵があったから、M社はきちんと直せたのだ。得意の「もともと説」
全開である。
「これほど多数のナットが緩くなるとはあまり考えにくい、原告としては、残念ながら、何らかの外部的な力が加えられたと考える他ない。」・・・「ナットの締付が緩かったのであれば、きつく締め直せば十分であって、あえて新しいナットに取り換える必要性はないはずである。」
(コメント)
「残念ながら」残念とはどういう意味だ、私が故意に緩めたと主張したい
のか。・・・・・株式会社オカザキヨット・・・卑劣な会社である。
初めから締付がゆるゆるだったからではないか。しかもナットは適合したものではなく、少し大きいので、緩くて当然である。強く締め付ければネジ山が破損しただろう。もしくはナイロンが付いているので、強く締めれば空回りしただろう。
「スタンションを船体の穴にボルトで締め付けると、支柱の立ち方は必然と決まるわけで、支柱の傾きを調整する余地はない」
(コメント)
確かにその通りである。但し、傾いていたのいうことは、締付が緩かった証拠である。
H23.8.25、オカザキヨット準備書面4
『「支柱が内側に倒れていた」「後方に曲がっていた。」とあるのが、写真を見る限り、特段の問題はない。「倒れていた、曲がっていた」というのは、主観的な問題である。』
(コメント)
得意の「主観的な問題である」が出てきました。「、写真を見る限り、特段の問題はない。」と主張しているので、これは掲載されている写真で皆さんが判断して下さ。
アクア鑑定は、確かに曲がっていると電話連絡してきた。これでも主観か。
H23.8.25、オカザキヨット準備書面4
「調査報告書を見る限り、M社が行った作業は、オカザキが取り付けたゲートスタンションを取り外し、船体のもともとある穴に、同じゲートスタンションを取り付けただけであり、何のために作業をしたのか正直理解できない」
(コメント)
「オカザキヨットが行った作業と全く同じ」と主張したいのか。・・・全く違う。コーキングをしっかりと入れ、正規のナットに交換し、しっかりと締め、はみ出たコーキングをきれいに取り除いている。オカザキは、こんな簡単な事も出来ない事を恥じるべきである。
「もともと船体にあったボルト穴にそのまま取り付ける作業であり、スタンションの立て方が不揃いになったとしても、それは船体が歪んでいることに起因する。」
(コメント)
私は傾きの調整を主張したが、M社は強く締め付けるだけで真っすぐ立つと主張した。適合ナットに交換し、締付てみるとその通りで、スタンションはまっすぐ立った。・・・・オカザキでたらめを主張するな。
この写真を見ると分かるが、船体は湾曲しているので、前後のスタンションの頭を繋ぐとラインは、当然三角形を構成する。それと比べ下の写真オカザキが立てた物は一直線である。ただでさえ内側に曲るのに、初めから内側に傾いでいる。とんだ不良工事である。
H24.8.31 「金地寛幸」陳述書
「スタンションがぱっと見てわかるほど不ぞろいになっていたという事実はありません」
(コメント)
上の写真②では、スタンションが一直線になっているではないか。船体に沿って付いていれば、必ず湾曲する。「ぱっと見て」一直線になっている。私でもスタンションが不揃いだとすぐ分かる。「金地寛幸」が分からないとすれば、判断力が稚拙であるとしか言いようがない。
H25.9.17尼崎地裁 「金地寛幸」証人尋問
弁護士:ただ写真を見ると、一本一本ちょっと傾きが違うよう
な写真がでているんですけど、その点に関しては
いかがですか。
金地:「他の、1本取り付けた前後のスタンションを
見ると、確かに傾きが変わっていますが、その傾き
は船体に沿って取り付けたものですので、傾きが違
ってて、これは船体なりのことですから、当然傾き
は変わってきます。ただ、左右、両舷を見比べると、
ちゃんと対象になっておりましたので、適正にまっ
すぐ取り付けられたというふうに意識しております」
弁護士:多少不ぞろいになっているというのは、船体の形状に
よるものと
金地:「はい船体の形状によります」
(コメント)
なにを訳の分からない言い逃れをしているか。
弁護士はこの写真について述べているが、「金地寛幸」は指摘されたゲートスタンションではなく。前後のスタンションを持ちだし、それについて論じている。しかも左右対称だと、ふざけるな下の写真③と④を見比べて見ろ。何が左右対称か。2本とも左舷側に大きく傾いているではないか。これ全て締付不足が原因。
H25.9.17尼崎地裁 「金地寛幸」証人尋問
裁判官:ゲートスタンションを取り付けるとき、例えば、
仮に船体にそういうゆがみがあったとしても、
調整みたいのはしないんですか。
金地:「ゆがみではなく、船体の形状ですね。ですか
ら、船体というのは、必ずハルは曲面ですし、
デッキの方も平たいものではなく、必ず曲面なん
です。その中で、まっすぐ付けたとしたら、必ず
スタンションはまっすぐ立つものではなく、ちょ
っと横に、斜めにゆがむものなんですね。です
から、・・・・それで調整することはない
です。」
(コメント)
取り付けるのはデッキではなく、取り付ける専用台が付いている。注文品ではなく、大量に生産する本件のヨットの台が水平でないなどあり得ない。水平でなかったら大量に不良品が発生し、手直しが大変な事になるだろ。
・・・・・裁判官なら騙せるか。
写真:構造的に、締付不足の場合、補強金物と甲板の誤差で曲がって付く事がある。しかし強く締め付ければ真っすぐ立つ、この理屈は説明図を見れば明らか。
8.スタンションからの雨漏れ。
1)右舷側のボルトは湿っている程度であったが、左舷側はかなり雨漏れがしていた。原因は締付不足・コーキング不足である。左舷側は更にフェンダーを下げたため、強い力がかかりった。締め付けが弱かった、スタンションが動いた。そのため右舷側よりも隙間が広がり多く雨漏れしたのは歴然でとしている。
H28.5.28 「金地寛幸」陳述書
「また、雨漏れがしたというのもあり得ません。スタンションの穴は十分な量のコーキングを入れてから締め付けていますから、ベースからはみ出るくらいになっています。」「控訴人は、ベースからコーキングがはみ出していることを問題としていますが、ベースからはみ出るくらいのコーキングは必要ですし、またそのくらいのコーキングと締め付けをしているのですから、雨漏りがするはずがありません。もっと前からのものではないでしょうか。写真を見ても、雨漏りのようには見えません」
(コメント)
写真:はみ出すほどのコーキング。キャビン側から見ればそのような部分もあるが、それに対して、外側から見ると全くコーキングがはみ出していない。明らかにコーキング不足である。
コーキングが「ベースからはみ出るくらいになっています。」「金地寛幸」
よくそんな嘘を堂々と主張できるな。
写真:しっかりとはみ出すほどコーキングすれば、「ロ」のように、ボルトナットがコーキングで汚れる。オカザキのやった「ハ」はボルトナットがコーキングで汚れてず、ピカピカである。即ちコーキング不足である。
(白く見えるのは、結露防止の発泡吹付)
二つの写真から分かる事は、養生もせずにコーキングをしたので、自分や船体が汚れる事を嫌って、コーキングを少ししかしていない。コーキング不足である。・・・・・・ヨットマンの方々はどう思いますか。
2)右雨漏れの実態。この写真に関して「金地寛幸」はどう主張したか。
「スタンションからの雨漏れ対して、「金地寛幸」の
反論。
H27.5.28 「金地寛幸」陳述書
「また、雨漏れがしたというのもあり得ません。スタンションの穴は十分な量のコーキングを入れてから締め付けていますから、ベースからはみ出るくらいになっています。」「控訴人は、ベースからコーキングがはみ出していることを問題としいますが、ベースからはみ出るくらいのコーキングは必要ですし、またそのくらいのコーキングと締め付けをしているのですから、雨漏りがするはずがありません。もっと前からのものではないでしょうえか。写真を見ても雨漏りのようには見えません。」
(コメント)
なにが「以前からのもの」濡れていた証拠写真で、ごみが流れ出ているではないか。M社の報告書を読んだのか。更にオカザキは、「船の掃除が汚い」と難癖を付けた。うちの奥さん怒る怒る。
コーキングの使用量が少ないのは、既に証明した。
下の写真:6月25日神戸から札幌に帰った。その後9月5日検査に来るとこの状態である。
雨漏れで、保管してあったミネラルウオーターの箱はずぶ濡れ。雨が降って何日か経っているので、箱の上の方が乾いて、新品の段ボールが剥離している。
こんな酷い雨漏れをさせていながら何を主張しているか。「金地寛幸」は雨漏れに関しても、大嘘をつくことは、バウハッチの項目ではっきり証明する。
黒い部分は、まだ濡れたままの状態。蓋は長期間濡れていたので、剥離を始めている。シャワー室側の床は汚れており、WCの床は汚れていない。明らかに雨水で汚れが流れ込んだ証拠である。(作業の汚れならば双方が汚れる)
9. コーキングが汚い。
コーキングがはみ出し、それが変色して汚いだけではなく「白いウレタン」と「半透明なシリコン」2種類汚くはみ出しているのである。色違いのコーキングをしかも汚くはみ出している。おかしいだろうオカザキ。
H23.3.28、オカザキヨット準備書面1
「コーキングのはみ出し部分は、引渡し前にきれいにしている。・・・・写真は、引渡し前の写真であると思われる」
(コメント)
オカザキヨットはM社が再修理を完成したので、何の証拠も残っていないと考え、好き勝手な事を言っている。しかし全ての修理は詳細に写真を撮影するよう依頼していた。
この写真を見よ、上はオカザキからヨットを引き取った時。白くはみ出している。下は再修理前の写真、黒く変色して汚れている。「引渡し前にきれいにしている」オカザキヨットのでたらめさが分かる主張である。
証拠があると分かったオカザキは主張を変えてきた。オカザキの卑劣さが
証明される反論である。
H23.8.25 オカザキヨット準備書面4
『被告は、「すべての支柱ベースのコーキングが汚くはみ出していた。」と主張するが、コーキングがはみ出しているというのは、つまり、コーキング剤を塗った後にナットを締めた結果、ナットを締めた結果、コーキングがはみ出したということだからである。もっと言えば、ナットをきつく締めたからこそコーキング剤がはみ出たわけである。』
(コメント)
訴状にある「引渡し前にきれいにしている」との主張はどうなった。ベース周りのコーキングなんか、スタンションを差し込んだだけで、普通コーキングがはみだすだろう。軽く締めれば更にはみ出す。
キャビン側から見れば汚くはみ出していたコーキングも、外側から見れば先の写真のごとく全くはみ出していない。完全なコーキング不足である。すなわちオカザキは、はみ出したコーキングを掃除していないのであるから、しっかりコーキングされていれば、ベース周囲にコーキングがはみ出すはずである。オカザキの理論によれば「はみ出していない=締付不足」もしくは「コーキング不足」のいずれかである。となる。・・・・・私もそう思う。
H23.8.25、オカザキヨット準備書面4
「たしかに少しはみ出しているが、特に修理に問題があるというようなレベルの問題ではない。この点は、見た目がどうであるかという個人の好みの問題である。」
(コメント)
「個人の好みの問題」か、こんな汚い仕上げでかまわないと言うヨットマンがいると思うか。個人ではない、誰でも嫌だろう。乙51の写真の様に、私は船体を汚されたのである。オカザキヨットの非常識さは、裁判で認められなかった。当然である。
H24.4.27 オカザキヨット準備書面
「コーキングについても、機能上問題はなく主観的な美観の問題である。」
(コメント)
どこが「主観的な問題」か、見える部分の美観は大事だろう。裁判では美観も大事だと認められた。当然である。ましてシリコンとウレタンと二色はみ出し。こんないいかげんな業者もいるんですね。
H27.5.28 大阪高裁「金地寛幸」陳述書
「スタンションの穴には十分な量のコーキングをいれてから締め付けていますから、ベースからはみ出るくらいになっています。・・・・・またそのくらいのコーキングと締め付けをしているのですから、雨漏れがするはずがありません。もっと以前からのものではないでしょうか、写真を見ても、雨漏れのようには見えません」
(コメント)
オカザキヨットの「金地寛幸」、このような男を相手に修理を依頼すると、とんでもない事になりますよ。
番外編:請求書の有り無し。
M社へは、請求書をもらわず、見積通りの支払いをした。オカザキはさらに値引きして支払ったのではないかと。M社からの請求書の証拠申請を求めた。請求書はもらっていないから、あるわけがない。従って振り込んだ銀行の伝票を提出した。
オカオカザキは「原告の常識として、請求書がないというのはあり得ないことである」と私を非難しながら、オカザキ自身はどう主張したか。
H24.4.27、オカザキヨット準備書面
「請求書等が見あたらなかったのでゲートスタンションそのものの請求書は提出できないが、部品の納品書は取り寄せたので提出する(甲30号証)。」と約束した。
(コメント)
しかし、提出されたものは「原告がゲートスタンションに使用する部品類を購入したこと」となっていたが、内訳は全く別物で、約束したゲートスタンションの納品書ではなかった。
これがゲートスタンションの納品書甲30号ですか。でたらめな主張をして無駄な反論をさせ、裁判を混乱させる。これがオカザキの作戦。尼崎地裁においては、この作戦は大成功を収めた。なぜならば判決日の延期があったにもかかわらず、多くの訴えが却下されたからである。
問題点
①取り寄せたなら、控えの納品書なのに、どうして、納品書もあるの。
②約束したゲートスタンションの納品書ではない。
③私のヨットで使っている部品ではない。
「請求書がないのはあり得ない」と私を非難しておきながら、オカザキ自身は、請求書も納品書も出さない。出した納品書はインチキである。
1
10. 判 決
1) 尼崎地方裁判所判決 平成25年12月27日
オカザキヨットは上記以外にも、様々な言い逃れを繰り返して、判決を
迎えた。
(1)スタンション判決
何ら理由もなく却下する。
(コメント)
締付不足・雨漏れ・コーキングの汚さ、施工不良による再修理費用は
認められなかった。
誤審である。再修理の必要があった証拠をきちんと調べていない。
控訴する・・・・こんなでたらめな判決では必ず控訴される。
・・・・・・最高裁を下請けに使う気か。
(2)ゲートスタンション
①請負契約はあったとオカザキの主張は認められた。
②保険金の査定金額は、発注に当たって参考金額にすぎないと
された。オカザキの請求金額約109万円は認められず。
50万円が相当とされた。
③締付不足・雨漏れ・コーキングの汚さ、施工不良による再修理
費用は スタンション同様認められなかった。
(コメント)
①オカザキは、保険金額の範囲内なので請求金額は正しいと主張した。
しかし保険金額はいくら出ようとも、オカザキとの請負契約は自由
裁量だとの主張が認められた。すなわち発注の仕方によって金額の
変更があって当然であると認められたのである。
同等品を使わず、安い部品を使う場合もあるので当然である。
・・・・この部分は妥当な判決あり、皆さんの参考になると思う。
②オカザキの酷い修理については、認められなかった。証拠を全く調
べていなとしか思えない。・・・・・・当然最高裁へ上告する事に
した。
2) 大阪高等裁判所判決
(後日)
<次回は、でたらめなライフライン>