株式会社オカザキヨット裁判(以下オカザキヨット、又はオカザキと称す)
(本件は、小豆島の岡崎造船とは一切関係ありません。)
新西宮のオカザキヨットは、主張をころころ変え、でたらめな主張を。金地寛幸」は偽証を繰り返した。
修理を全てやり直したのにも関わらず、大阪高裁はオカザキヨットに支払った工事代金の内、ほんの一部の返還を命じただけであり、驚くべき事に、もし未工事であるならばこれは瑕疵ではないとしてその部分は却下された。全て判例違反であると、最高裁に全額返還を訴えたが却下され、私は訴える手段がなくなった。これは誤審である。大阪高裁の判決が正しいか、いつ同様の(ヨット以外でも)被害にあうかも知れない国民に、問うものである。
私はこのブログの準備中に、オカザキヨットの社長が息子に変わった事を知った。新社長になっていきなりこのブログでは気の毒だと思い、会社の対応が変わったか新西宮ヨットハーバーの事務所に新社長を訪ねた。しかし従業員だけしかおらず、新社長は横浜であると言う。
ネットで対応ができると言うので、TV電話で対談した。だが「この件はおやじに任せてある」と主張し話し合いにならない。「なんならおやじを呼びますから、そちらと話しますか」と言われた。私は、前社長に恫喝されていたので、会えば喧嘩になるので仕方なく引き上げた。・・・・要するに会社の対応は変わらないと判断し、ブログを立ち上げたのである。
1. オカザキヨット不良工事・・・ライフライン編
平成22年9月5日完成検査に行った。しかし、ライフラインのターンバックルは、ゆるみ止めの処置がなされていなかった。しかも、船首側ライフラインでは、上下のターンバックルの規格が違っていた。神戸では修理をやり直してくれる業者がいなかったので、10月17日、再修理のため福岡へ回航した。
下の写真は10月17日出向前に、出鱈目なライフラインの証拠を確保するため写真撮影していた。桟橋の向かいにヨットが見える。撮影している黒板を見て「オカザキって書いてある」と話していた。彼らもオカザキでヨット買ったらしい。
職員がやって来て「午後からイベントが始まるので、ビジターは止まれない。移動するよう」説得したが「オカザキヨット」から「短時間なら係留しても良いと言われている」とごねていた。何を適当な事をお客に伝えているのか。オカザキヨットお前の桟橋か。
緩み止めナットが付いていない写真を、オカザキは反論できるのか。
「イ」オカザキは平成22年6月16日完成を主張した、5日後の21日、私の留守中に、アクア鑑定が撮影した写真を入手した。
「金地寛幸」ナットがない事について、「(その後)どうなったか分からない」。どう見れば完成させたと主張できるのか。完成主張後5日経っても、ライフラインだけでなくジブファーラーのドラムさえ付いていないではないか。
「ロ」ゲートスタンション修理のためライフラインをいったん外した。平成22年8月1日の写真。「金地寛幸」どうなったか分からないと証言したナットを、再び締めたと主張。有りもしないナットを締付けた。このでたらめな証言。
「ハ」平成22年10月17日再修理のため引き取った時の写真。
「金地寛幸」が自ら締めたと証言。ふたたび締めたはずのナット。どうして又、同じ位置のナットがないのか。
いずれの時期も、同じ個所のナットが無い、それにも関わらずオカザキの「金地寛幸」は、6月16日完成させたと時、ゲートスタンションを完成させた時も緩み止めナットを締付けたと証言した。無い物を締付ける事ができるのか。
もうこの客は、儲けるだけ儲けて、今回で切り捨てる思惑がありありである。
ばれていない客には、親切にして紹介をもらい。本当の姿がばれたら、故意にお客と喧嘩して、口をきくのも嫌にさせ、クレームを直さないで利益を上げる。建築でもよく使われる悪質業者の手口である。
写真:割ピンが手に入らず(数が多くハーバーのヤマハで売ってくれなかった)針金で代用して、福岡へ回航した。
一番下の写真④は、ゲートスタンション修理後、オカザキが交換した後方ライフライン、ゆるみ止めナット仕様のターンバックルである。但し締付はされていなかった。
上三枚はオカザキがゆるみ止めナット仕様と主張するターンバックル。どう見ても、割ピン仕様のターンバックルである。ヨットマンとしてどう判断しますか。
M社からの報告書
ライフラインの様々な問題点が指摘されている。危険極まりない修理であった。
2. 部品代
1)スタンション側ライフライン部品代は、とんでもない金額だった。
M社見積額 71,000円
オカザキは、3倍の保険金を受け取りながら、とんでもない不良修理であった。
3. 部 品
船首側のライフラインの仕様はでたらめであった。
1) 船首側ライフライン
(1)上下のターンバックルに大きな問題があった。
①ライフライン上
割ピン+ターンバックル+割ピン
②ライフライン下
割ピン+ターンバックル+ゆるみ止めナット
あれほどの保険金を受け取りながら、上下の仕様が違うのである。
又、その違いも説明困難なほど複雑な違いであった。オカザキはこれに関し次のように説明している。
H24.4.27 オカザキヨット準備書面
「部品に付いても、甲28号証記載のとおり新品を購入している。」
(コメント)
新品を購入したのは元々認めている。さらに「緩み止めナット仕様」だと主張した。これが本当だとしても、現実は割ピン仕様のターンバックルが付いている。元々のターンバックルは壊れていなかったので、交換しなかった。すなわち新品を買ったが使わず、古いターンバックルを交換していない事になる。
その上で、新品のワイヤーだけの切詰加工をしたとすれば、下段について、パルピット側が割ピン、ライン側がナットであった事実が整合する。
いずれにしても、M社見積の3倍もの保険金を受け取りながら、出鱈目な部品を取り付けた事に間違いはない。
又、船尾ライフラインはゲートスタンションと一緒に交換したが、これは正に緩み止めナット仕様であった。ナットが付いているのと、何といってもターンバックルの胴が緩み止めナット仕様なので、スパナがかかる加工がされている。この胴と比べても、船首側のターンバックルは、古いものをそのまま付けていることが分かる。
H24.8.31 尼崎地裁「金地寛幸」陳述書
被告から、割ピン止めしていなかった、古い部品を使っているとの主張があります。しかし、新品を使用しております。
(コメント)
新品を取り付けたことが、割ピンを取り付けた証明になるのか。
口では何とでも言える。いい加減に証拠を提出して反論しろ。出来ないなら、一番初めに上げた。三枚の証拠写真について反論しろ。できるはずがない。
H25.9.17 尼崎地裁「金地寛幸」証言
私:片方が割ピン仕様、片方がロックナット仕様、どうして二つ違うの付けているんですか。
金地:「ナットが付いていないというだけの話」
(コメント)
なんだ、この横柄な態度は、「ナットが付いていないだけの話」。だから裁判になったのではないか。全くお客を馬鹿にする会社である。
(続けて加工数量の質問を続けた)
私:どういう意味ですか。(まず最初に言っておきたい、加工をした証拠の納品書について、この中で、私のヨットに使われた物は何一つとしてない。ゲートスタンション部分を切り詰める。それは左右で2本となる。しかし1本である事を問い詰めると、突然裁判官に説明しだした)
金地:「これは、ライフラインの、ちょつと説明させていただいていいですか。もともとアメリカから来たライフラインが、ゲートスタンションの付いていないものだと。それを、ゲートスタンションが付いているがゆえに、日本国内で加工しました。加工したというよりも、追加したんですね。ゲートスタンションを追加するように切って、加工してもらってつけました。そのために、そのコスモマリンに連絡を入れて、加工してますんで。その加工の伝票がこの伝票です。」
私:でも、1個ですよね。普通は2になるんじゃないですか。左右対称。
金地:「そうですね」
(コメント)
裁判長に、関係ないインチキ伝票を長々と説明して、私の貴重な尋問時間を使った。オカザキの作戦である。そもそも問題になったライフライン1本、こんな長さの物を、私のヨットでは使わない。「金地寛幸」は偽伝票で、どうどうと偽証をした。
(続けて)
私:この納品書が違うからじゃないですか。
金地:「川本様の修理用品に関する物だけではなく、他にも注文しますので、それの全部合切された、これ納品書ですから。
(コメント)
その後の質問でも、結局使われた物は、一つとしてなかった。それなのに、私の部品も入っていると言い張るこのづうづうしさ。どうも、この納品書は「ディンギー」の部品ではないか。
裁判長:同じ船に付けるものでも変わるんですか。
金地:「はい。日本国内で加工していますんで。」
裁判長:日本国内で加工するときに、この加工の仕方を変えるということですか。
金地:「加工の仕方というか、そのピン穴のあるなしのパーツですね。パーツが変わっていることはあります。」
裁判長:何で、ちょっとよく分からないんだけど。同じものを輸入しているんでしょう。
金地:「はいそうです」
裁判長:加工するときに、仕様の違いを付けるということですか。
金地:「仕様の違いというか、パーツがそれしかないということで」
裁判長:それしかないってどういう意味か、私はヨットのことわからないから、分からないんだけど。
金地:「これ、全て輸入のものですので、加工するときに、加工の業者ですね。日本国内の業者、これが同じものを持っていなかった。全く同じパーツを持っていなかった。」
(コメント)
同じパーツを持っていなかった。それならば違うパーツで統一するだろう。指摘しているのは、パーツがばらばらだという事である。なお言えば、ゲートスタンション側のゲートアイの所をカットし直せば済む問題であった。多額の保険金は何のためにあるのか。オカザキにぼったくられるためあるのではない。
2) ゲートスタンション後方ライフライン
ゆるみ止めナット仕様が使われていたが、割ピン仕様にも出来、部品としては問題がなかった。
3) ゲートスタンションライフライン
写真:2本長さが短く、作り直す事になった。
H23.3.28 オカザキ準備書面
「被告は、ライフラインの長さが不足していると主張しているが。元々の長さどおり取り付けている。」
(コメント)
私が主張しているのは、長さが不足している事であって、元々の長さかどうかではない。ゲートスタンションを交換したのであるから、普通長さは、ちょうどよい場合もあるし、過不足が起きる。「元々の長さ」だからと言って、長さが正しい分けではない。特にオカザキの付けたゲートスタンションは立て方が不揃いなのであるから、長さが合う方が不思議である。元々の長さ通り作ったという証明もない。
写真:再修理した物との比較
H23.8.25 オカザキ準備書面4
「ライフラインというのは、長さが合わないと、そもそも取り付けることすら不可能であり、取り付けられていること自体が、長さが合っていたことの証拠である。
(コメント)
裁判長をだましにかかっている。合わなくとも見かけだけは取り付ける事は出来る。オカザキは、船首側ライフラインをゆるめると、その分ゲートラインが短くとも、一応取り付ける事が出来るので、それを利用したインチキな取付をおこなった。
4. 修理作業代
スタンションのライフライン取付作業代は、とんでもない金額だった。
オカザキヨット価格 144,900円
M社請求金額 7,850円
オカザキは、M社の18倍もの保険金を受け取った。しかしその修理内容は、全く出たらめであった。信じられない。
5. スタンションのライフライン取付作業
私のヨットのライフラインのゆるみ止めは、割ピンである。割ピンは遠目で見ても取付に問題があるか確認が出来る。一方ゆるみ止めナット仕様は、目で見てもそれが緩んでいるか分からない。
ライフラインのテンションは非常に重要である。ターンバックル胴が数回転するだけで弛みが変わり、問題ないと信じて掴んだ時、いつもと違うと、体が揺れ、落水につながるのである。ターンバックル抜け落ち防止のためについている分けではない。
だから近海に出かける私は、見た目ですぐ分かる、安全性の高い、割ピン仕様を選ぶのである。
1)勝手に、ロックナット仕様に変更して問題がないかの
如く説明した。
オカザキは、高額の保険金を受け取りながら、ゆるみ止めの割ピンを取付けなかった。割りピン8ヶ所の内、たまたま付いていた2個のロックナットも締め付けられていないと指摘すると、さもロックナット仕様に変更したかのごとく主張しはじめた。
H22.10.28 「金地寛幸」通話録音反訳書
私:はい、指ではじいたら、くるくるって回る。全部、全てがその状態だよ。
金地:・・・あれあのー、一応僕、あのまちよっとあれ僕が締めてきたんですけど、あのー一応工具で、しゅーっと全部あのーきちっと絞めたです」
私:何が、何が工具さ。
金地:はあ、はあ
私:すべてのライン、やつがネジ締められていなかったよ、全部。全部。
金地:はい
(コメント)
「金地寛幸」には、すべてのナットが締め付けられていない事を連絡していた。返答に全く自信がない会話である事が感じられる。
H23.3.28 オカザキ準備書面
原告はきちんとネジを取付けて締めている。ネジのゆるみ止めとしてナットを取付けているので、割ピンは不要である。
(コメント)
写真:「ナットを取付けている」・・・たまたま2個付いていただけで、他は全くないではないか。
H23.8.25 オカザキヨット準備書面4
「ライフライン調整のターンバックルの緩み止めには、緩み止めナットを取り付ける、割ピン取り付ける等いくつかの方法があるところ、原告は、緩み止めナットを取り付けるという方法を選び、緩み止めナットを取り付けた。ナットが取り付けられている以上。さらに割ピンで緩み止めをする必要はない。
(コメント)
平成23年1月22日、ナットは8個の内2個しか付いていない証拠をあげているのにこの反論。ナットはたまたま2個付いていただけではないか。残り6か所はナットが無い。勝手に仕様を変える権利はどこにある。
H24.4.27 オカザキヨット準備書面
「緩み止め防止ナットを取り付けており、重ねて割ピンで緩み止めする必要はないから、瑕疵ではない。
(コメント)
緩み止めナットが付いていないのに何度もこの主張。全く呆れる。
H24.8.31 尼崎地裁「金地寛幸」陳述書
「ライフラインの交換作業費」「被告は、ゲート再修理のためやり直しが必要だとの主張をしておりますが、再修理の必要があるような修理はしておりません。よく分からない主張です」
(コメント)
スタンション・ゲートスタンション編を読んでいただければ、どちらの主張が正しいか分かります。アクア鑑定からも、「確かに曲がっている」と指摘されているのに何を図々しい主張をするのか。
H25.9.17 尼崎地裁「金地寛幸」証言
私:乙109号証の写真、ナットは付いていませんね。
金地:「はい」
私:ナットを締付けたといいましたよね。
金地:「はい」
私:どうしてナットが付いていないんですか。
金地:「それはちょっとわからないです」
(コメント)
「ナットを締付けた」と主張しながら、「ナットが無いのは分からない」・・・付いていないナットを締付ける事はできない。「金地寛幸」偽証するな。
(続いて)
裁判官:何か写真で、ロックナットが付いていたり付いていなかったりということなんですが、6月16か17か、そのぐらいに一旦完成したんですか。
金地:「はい」
裁判官:その時点では付いていたんですか。
金地:「はい」
裁判官:あなたは全部締付けた記憶はありますか。
金地:「全部僕が取り付けましたんで」
裁判官:その後どうなったか分からないということですか。
金地:「はい」
(コメント)
「金地寛幸」偽証するな。裁判官も私の証拠に対して反論させろ。
下の写真は、6月17日海へおろし、4日後の6月21日私が海難審判で早朝広島へ行った後、どういう分けかアクア鑑定が来て、撮影した写真である。ロックナットがほとんど付いていないではないか。(8個必要なのに、たった2個しかついていない)
ターンバックルに付いているボルト部分は、4×2=8本ある。その中で割ピン用の穴が空いているのは6本、残り2本は穴が空いていない。この2本だけがロックナット仕様のライフラインである。従ってナットは2個しか付いてこなかった。
又、ターンバックルの胴(回転部分)は、ロックナット仕様の場合、ロックナットを締付けるとき、スパナがかかるように、両端が平たくなっている。
しかし、上下のターンバックル胴は丸い。即ちこのターンバックルは基本的に割ピン仕様である。たまたまロックナット仕様のラインが付いてきたので、ナットが付いてきたにすぎない。
H27.5.28 大阪高裁「金地寛幸」陳述書
「ナットの緩みについては事後的に発生したものではないでしょうか。ヨットでは使用していれば緩みは発生しますし、それはその都度チェックしてオーナーが締めていくべきものです」
(コメント)
ナット締めの欠点をもろに指摘する陳述書ではないか。だから近海仕様は、元々の割ピン仕様でなければだめだと言っている。太平洋のど真ん中で落水したらどう責任をとるのか。更に付いていないナットの説明がない。
だいたい、8月末ライフラインの取付が完了し、10月17日証拠写真撮影。2ケ月経たないのに、14個のロックナット全てが緩む。こんなこと、オカザキヨットの修理以外では起こりえない。手で締め付けただけなのは明らかである。それも簡単にばれる程度の締付であり、指で弾いただけで簡単に回転した。手で締め付けた・・・それでも大げさ、過大評価である。
6. ゲートスタンションのライフライン取付作業。
オカザキは、ゲートスタンションのラインが短く、ペリカンフックにネジ部分が充分入らないにもかかわらず、そのまま放置した。極めて危険な行為である。
だが、オカザキは次のように反論している。
H23.3.28 オカザキヨット準備書面
被告はライフラインの長さが不足していると主張しているが、もともとの長さどおりに取付けている。
(コメント)
実際に長さが不足している。どう言いつくろっても、事実は曲げられない。
オカザキヨットのゲートスタンション取付は曲がっている。これはオカザキも認めており、甲板の歪みのせいにしている。この場合長さを元通りに製作したとすると、長さが合わないないのが普通だと思う。違いますか。又、ジブファーラー編で説明したが、オカザキの主張する「もともとの長さどおり」自体が信用できない。
写真:ライフラインがペリカンフックに充分入っていないので、用心のためロープを張って福岡へ回航した。
オカザキは、どの様にごまかしたか。
船首側のライフラインを緩め、それによって、ゲートラインの長さ不足を補ったのである。そのため、ゲートラインのペリカンフックを外すと、ライフラインはだらりと垂れ下がってしまう。この様な状態でフェンダーが下がっているとペリカンフックを引っ掛けて閉めるのは容易ではない。必ずしも力の強い男ばかりではないのだ。
H23.8.25 オカザキヨット準備書面4
(M社は、オカザキがペリカンフックに、ロックタイトを塗布しなかった事を指摘し、しっかりと緩み止めをした事に対してのオカザキの主張)
「M社のとった処置というのは、ターンバックルを固定してしまうというものであり、原告であれば、そのような事はおこなわない。仮に船主がどうしてもと希望した場合でも、やめるように説得する」
(コメント)
どうして、ペリカンフックにロックタイトを使ったことが、ターンバックルを固定する事になるのか。わけのわからない裁判官を騙すための記述である。
ライフラインには、フェンダーが下がっているため、どうしても捩じれるのである。これにゲートスタンションのペリカンフックをかけるには、どうしてもペリカンフック側を捩じって引っ掛ける。このためペリカンフックはネジが緩みやすいのである。これを防ぐため、緩み止めナットにロックタイトを塗布して、完全な緩み止めにするのである。
オカザキはなにをいいかげんな事をして、乗組員を危険に晒すのか。
7. ゲートスタンションの後方のライフライン取付作業。
勝手に、ゆるみ止めナット仕様のターンバックルに変えていた。しかし、このターンバックルは、割ピンも取付ける事が出来るので、一応部品としては問題がない。だが、ターンバックルの保護カバーを外して確認すると、ナットが全く締付けられていなかった。ネットに隠れているので、疑いをもなければそのまま放置され、危険な事になっていた。
8. 裁判所の判決
1) 平成25年9月7日 尼崎地裁判決
①ライフラインには、少なくとも緩み止めナットか割ピンで緩み
止めする必要があると認められるから(甲23)、割ピンも
ナットもついていないことは瑕疵に当たるし
②ライフライン上下2式の内1式しか新品に交換されていない
ことが瑕疵に当たる事は明らかであり、証拠(乙8、49)
及び弁論の全趣旨によれば、これらの補修費用としては被告
主張の5万8700円を下らないと認められる。
(コメント)
①緩み止めら対するオカザキの主張は避けられ、私の主張は
認められた。
②瑕疵は認められたが、部品はほんの一部が交換されていた
だけだったが、一応納得する事にした。但しその交換手間は
全て やり直す必要がしたにもかかわらず、M社に支払った
工事代金だけが認められ、全額帰ってこなかった。これは
判例違反である。オカザキは不良工事で十分すぎる利益を
得たのである。こんな判決は誠に理不尽な判決である。
オカザキのでたらめな修理は認められたが、全てやり直さざるを得ないにもかかわらず、修理作業代は全額帰ってこなかったので、上告する事にした。
2)平成27年9月4日 大阪高裁判決
(前略)証拠(乙44,49)によれば、控訴人は、マリーンテックに対して、ライフラインに緩み止め割ピンを取り付ける作業を依頼し、その費用として5000円を負担したことが認められる。これは本件修理の瑕疵により控訴人に生じた損害に当たると認められる。なお、控訴人は、補修工事費として、別表の瑕疵番号kの「補修工事費用」記載のとおり12万6000円を要する旨主張するが、それだけの費用を要すると認めるに足りる証拠は見当たらず、控訴人の上記主張は採用することができない。
(コメント)
ようするに、M社に支払った5000円だけ認めないという事である。しかしこのライフライン作業は、オカザの工事不良により全て外してやり直すことになった物である。従ってオカザキの修理した部分は全くない。訴えは、オカザキの出来高は全くないので修理費を返せというものであり、やり直し工事をしたから、やり替えに要した工事費を返せという主張ではない。これは誤審であり、判例違反だと最高裁に上告したが却下された。更に、尼崎地裁では認められたでたらめなライフライン(材料)の交換部品代は認められなかった。どうなっているんだ。
おい、オカザキヨット株式会社。あんなでたらめなライフラインを取り付けてどうする気だ。残った作業代12万1000円を返せ。ここで請求しておくぞ。
ヨットマンに会うたびに、こんなでたら目なライフラインを付けたんだと、皆に見せてやる。いやならライフラインの部材代も返金すれ。
<次回は、バウハッチのでたらめ修理>
2020年10月24日 トイレの詰まりで高額請求
トイレの修理で高額な修理代金請求され仕方なく払った・・・・こんなニュース最近ずいぶん多いですね。これオカザキはヨットと同じ。修理金額に見合う工事やってくれない。・・・・・皆さんも私と同じ被害に遭われるんですよ。これ他人事では有りませんね。・・・被害に遭った人は私の悔しさ理解してもらえるでしょうね。