株式会社オカザキヨット裁判(以下オカザキヨット、又はオカザキと称す)

 
(本件は、小豆島の岡崎造船とは一切関係ありません。)

新西宮のオカザキヨットは、主張をころころ変え、でたらめな主張を「金地寛幸」は偽証を繰り返した。

修理を全てやり直したのにも関わらず、大阪高裁はオカザキヨットに支払った工事代金の内、ほんの一部の返還を命じただけであり、驚くべき事に、もし未工事であるならばこれは瑕疵ではないとしてその部分は却下された。全て判例違反であると、最高裁に全額返還を訴えたが却下され、私は訴える手段がなくなった。これは誤審である。大阪高裁の判決が正しいか、いつ同様の(ヨット以外でも)被害にあうかも知れない国民に、問うものである。

 
私はこのブログの準備中に、オカザキヨットの社長が息子に変わった事を知った。新社長になっていきなりこのブログでは気の毒だと思い、会社の対応が変わったか新西宮ヨットハーバーの事務所に新社長を訪ねた。しかし従業員だけしかおらず、新社長は横浜であると言う。
ネットで対応ができると言うので、TV電話で対談した。だが「この件はおやじに任せてある」と主張し話し合いにならない。「なんならおやじを呼びますから、そちらと話しますか」と言われた。私は、前社長に恫喝されていたので、会えば喧嘩になると困るので仕方なく引き上げた。・・・・要するに会社の対応は変わらないと判断し、ブログを立ち上げたのである。
 
 

オカザキヨット不良修理・・アンテナ編

 

1. 株式会社オカザキヨットの修理

オカザキの「金地寛幸」は、私に対して平成22年6月16日の完成を約束をした。私は当日保険金額に見合った修理がされているか、航空券の予約をし、ホテルは完成させたヨットに泊まる予定をし、帰る前日一晩だけホテルに泊まる旅程を組み、JTBで手配をした。修理代は保険金で振り込まれる事になっているので、完成即引取りが可能である事は当然である。

しかし、オカザキヨットはのんびりと修理を進めたと思われる。なぜなら6月16日に完成すると何度もいいながら、船を上架せず私が6月16日検査に行くと伝えると慌てて翌日上架した。その後オカザキは、完成を急いだ。しかし日数が不足している。更に何度も雨が降った。従って、完成途中で有る事は当然である。オカザキは見かけだけ完成させようとしたしたにすぎなかった。

結局6月16日完成検査はできなかった。(裁判では6月16日完成させたと主張したが)全ての修理が完成途中であった事は当然である。その後も修理を放置し完成させようとしなかった。

 

2. 平成22年9月5日2回目の検査、アンテナ線不接続。

 オカザキは、マストを倒さねば修理できない。「倒さず、マストに登るような修理は危険なのでそのような修理はしない」と主張しマストを倒した。その後マストを立てた。しかしその時「周波数整合器」からアンテナ線を外す必要があった。(マスト倒立工事は又、別項目で)

だがオカザキは、アンテナ線を接続しなかったにもかかわらず、接続したと主張しその過失を認めようとしなかった。

写真:9月5日検査に行った時の写真である。アンテナ線が外れている。写真を撮影したのであるから、当然オカザキには、直すように伝えてある。
アンテナ接続拡大 001

写真:オカザキがやらぬなら自分で修理すると、9月30月オカザキに送った見積である。裁判になって、この見積書を紛失していたことに気付き困っていたが、幸いオカザキ自ら証拠として提出されたものである。アンテナ線の接続工事が見積もられている。

 9月再修理見積書 001
この他にも指摘した事があったが、残念ながら見積書を書くとき記憶していたのはこれだけである。なお金額は、オカザキヨットの単価を参考にして積算した。

3. M社の調査・修理結果報告書
アンテナ線報告書 001
M社もはっきりと、結線されていなかったと報告している。下の写真はM社の作業状況である。
アンテナ線修理 001
4. オカザキヨットはどのように反論しているか。

アンテナ線を接続しなかった事実を無視しオカザキヨットは次のように反論した。

H22.12.1 オカザキヨット訴状

原告が、指摘を受けて、船内の無線ケーブルを差し込んでいると、トイレのポールカバーのファスナーが壊れている(ファスナーが動かない)ことに気が付いたので、修理することにした。9月6日に被告から電話がかかってきたので、原告は、被告に対して、「トイレのポールカバーのファスナーが壊れていたので、今修理をしています。」と伝えた。

そして、9月8日に、修理に出していたトイレのポールカバーが戻ってきたので、原告は、ポールカバーを取り付けた。これにより全ての工事が完了した。

(コメント)

9月5日、外部のアンテナ線が接続されていないと指摘したのに「船内の無線ケーブルを差し込んでいると」となっている。そんな指示などしていない。又、無線機自体のケーブル接続は私がやった。オカザキは工事のため外した無線機を元の場所に置いただけである。これで9月8日完成したと主張した。指摘した場所が違う。完成する分けがない。又「9月6日に被告から電話がかかってきたので」となっているが、私は電話などしてはいない、これはドコモの請求書が証拠としてある。オカザキは主張の信憑性を上げるため、他の事と抱き合わせる。よく使う偽証のテクニックである。


写真:
オカザキが完成した写真として証拠提出したものを拡大した。アンテナ線が接続されていない。

アンテナとオカザキ 001
 

H23.3.28 オカザキヨット準備書面

アンテナ線については、原告は、マストを倒すときに外して付け忘れていたが、被告から指摘されたので接続して引き渡している。

(コメント)

 平成22年10月17日再修理のため、福岡への出航前写真である。アンテナ線が外れてたままである。嘘をつくな。だいたい、「船内のアンテナケーブルを直すよう指示を受けた」と主張していたではないか。
アンテナ線まとめ 001

 

(コメント)

無線機のケーブル。「金地寛幸」が終わらせた。ふざけるな、ゲートスタンション工事で外した無線機は置いただけで、私が裏のアンテナ線等を取り付けた。しかも指示したのは、外部のアンテナ線と周波整合器の接続である。でたらめである。

 

H23.8.25 オカザキヨット準備書面4

「マストを倒した際に外したと思われるアンテナ線が結線されていなかった」とあるが、きちっと結線しており問題ない。
(コメント)
再修理をしたM社の「調査・修理結果報告書」への反論である。第三者が結線されていなかったと証言して、写真まであるのに、図々しく、何度でも嘘を並べ立てる。オカザキヨットの正体である。


 

5.判 決
 
1)崎地裁判決


何の理由も示されず却下されたので、大阪高裁へ上告した。裁判所が内容を検討したとは思えない。


2)大阪高裁判決

M社にアンテナ線を周波数整合器と接続する作業を依頼し、そのための補修費用として5000円を要した事が認められ、これは本件修理の瑕疵による損害と認められる。

(コメント)
これは、34万8000円もの高額作業費を支払った、マスト倒立工事の一部である。(更にクレーン代20万円もぼられた)
オカザキがアンテナ線工事を全くしなかった事が認められた。アンテナ線を外しただけで放置し、指摘されると「きちっと結線しており問題ない」としらばっくれた事が認められたのである。・・・・・誠に悪質な業者である。
 

<次回は、ウインデックス編>