株式会社オカザキヨット裁判(以下オカザキヨット、又はオカザキと称す)

 
(本件は、小豆島の岡崎造船とは一切関係ありません。)

新西宮のオカザキヨットは、主張をころころ変え、でたらめな主張を「金地寛幸」は偽証を繰り返した。

修理を全てやり直したのにも関わらず、大阪高裁はオカザキヨットに支払った工事代金の内、ほんの一部の返還を命じただけであり、驚くべき事に、もし未工事であるならばこれは瑕疵ではないとしてその部分は却下された。全て判例違反であると、最高裁に全額返還を訴えたが却下され、私は訴える手段がなくなった。これは誤審である。大阪高裁の判決が正しいか、いつ同様の(ヨット以外でも)被害にあうかも知れない国民に、問うものである。

 
私はこのブログの準備中に、オカザキヨットの社長が息子に変わった事を知った。新社長になっていきなりこのブログでは気の毒だと思い、会社の対応が変わったか新西宮ヨットハーバーの事務所に新社長を訪ねた。しかし従業員だけしかおらず、新社長は横浜であると言う。
ネットで対応ができると言うので、TV電話で対談した。だが「この件はおやじに任せてある」と主張し話し合いにならない。「なんならおやじを呼びますから、そちらと話しますか」と言われた。私は、前社長に恫喝されていたので、会えば喧嘩になると困るので仕方なく引き上げた。・・・・要するに会社の対応は変わらないと判断し、ブログを立ち上げたのである。
 
 

オカザキヨット不良修理:雨漏れ総集編

1.初めに。

オカザキヨットは、交換したフォアステーが長すぎたため、ステーの締付ができず調整不良となって隔壁を歪めてしまった。そのため、隔壁補強工事が必要になった。しかしオカザキヨットはこれを認めず、逆に私のヨットは「湿気が多い、結露も見られたこれが原因だ」と難癖をつけた。冬でもないのに、6~9月に結露するヨットなど有るわけがない。違いますか。オカザキがそう主張するのであれば、「隔壁歪み編」の前に、今まで各編で説明した雨漏れを総集した「雨漏れ総集編」を発表する事にした。オカザキが起こした雨漏れ、これが湿気が多い原因である。

 

 

1)バウハッチ雨漏れの証拠を残そうと、「金地寛幸」に電話した。
平成26年12月1日提出「金地寛幸」通話反訳書

平成22年8月11日の通話記録

私:あのあれ、ハッチから水漏れ直したの雨漏れ。

金地:えーと、前のハッチ?

 私:前のハッチ。

金地:後ろ、後ろのハッチは終わっていますよ、はい。

 私:あー、すぐ直したのかい。

金地:前のハッチってあのーあれでしょう、交換した方でしょう。

 私:うん交換した方のハッチ

金地:すぐ直しましたよ、次の日いっぺんにあのー、コーキング
   しなおして。
はい、全部。

 私:外さなかったの。

金地:いや外しましたよ。

 私:外して、コーキングしなおして。

金地:そうそう。

金地:うーん、分かりました。

 

2)こんな会話を交わしておきながら、裁判になったら嘘を言い出した。

H24.8.31 尼崎地裁「金地寛幸」陳述書 

雨漏りの主張はよくわかりません。雨漏りのするような修理はしていませんし、この裁判になってからいつの間にか主張されるようになったものですが、ヨットであり、常時屋外に保管されるものであることからすると、引渡しをして1ヶ月くらいの間には雨も降るでしょうから、その時点で雨漏りがするなら判明したはずです。しかしこの裁判で雨漏りの主張が出てくるまで、被告から雨漏れがするという話は聞いていません

(コメント)

6月16日に検査に行き、20日雨漏れ、わずか5日間で雨漏れがばれた・・・・。
どうですか「金地寛幸」のこのずうずうしさ。これを聞いた皆さんは、これでも「金地寛幸」の主張するように雨漏りのするような修理はしていません」バウハッチからの雨漏れは無かったと主張できますか。しかも私は札幌に住んでいます。20日に雨漏りが判明しなければ、次は9月の検査までわかりません。しかし9月に行った時は雨が降らなかった。多分1年経っても分からなかったと思う。それにも関わらず「1ヶ月くらいの間」・・・・・馬鹿にするにもほどがある。

私の見立てでは、コーキングが全くされていなかったと思う。なぜなら少しでもコーキングしてあれば、あれほど激しく漏る分けがない。普通、「ぽとぽと」とか、ひどくとも「ちょろちょろ」ではないですか。

 

2.私の船の湿気対策

前のヨットでは、長期保存した衣料などは、湿気により多少カビ臭かった。だが結露等が起きる事はなかった。しかし、スターンチュウブからの、水滴で、ビルジが溜まるのは気分がよくなかった。長期に渡って寝具だけではなく、衣類も保管しているので、ヨットを買い替えた時、湿気対策をしっかりする事にした。

1)   スタンチューブをP・S・Sシステムにした。
これによりスタンチューブから一切の海水は入らなくなり、ビルジも溜まらなくなった。即ち、湿気の原因がほとんど無くなったという事である。

写真:P・S・Sシステム

PSSシステム 001

 

2)保温と結露防止のため、2液難燃性硬質ウレタンホームを吹付て断熱 
私は、北海道の建築家で、結露対策については詳しい。冬季間ヨットで暮らせるように、寒さ対策として、2液難燃性硬質ウレタンフォームを吹き付けて、可能な限り、断熱化工事をした。吹付箇所は次の通りである。

①海水に接触する船底・船側への吹付
②外気に面する隔壁、保温・結露対策。
③水タンク周りを断熱、タンク底へ湿気が回る事を防ぐ。
➃外気に接する壁を断熱。保温・断熱・継ぎ目からの海水漏れ対策。
写真
断熱化工事 001

オカザキは「他の船よりも湿気が多かった」と主張しているが、これだけ、断熱や結露に注意を払っているヨット、見た事ありますか。私は、他船より確実に結露が少ないと自負しています。
但し火災に対しては不燃ではなく、難燃性(自己消化性)なので、ヨイ子の皆さんはまねしないでください。(ABC商会・インサルパック)


3)水取パックを各ロッカーに入れた。

私は、昨年まで、水取パックは薬剤部分の区切り板まで、水が溜まれば交換するものだと思っていた。しかし、昨年もっと上の方に満水の印が付いている事に気付いた。それほど煩雑に、パックを交換していたのである。当然船は乾燥し結露やカビなど発生のしようがない。

私のヨットは黴臭くない、湿気対策、万全ではないですか。

 

3.オカザキの酷い修理による雨漏れの発生個所。

 

1)  バウハッチからの激しい雨漏れ。

バウハッチから激しい雨漏れがした。しかし、オカザキの「金地寛幸」は裁判で「雨漏れがするような修理はしていない」と主張した。しかし「金地寛幸」や「岡崎社長」は卑劣な男だと気付いていたので、このような主張をするだろうと想定していていたので、証拠を残す為、雨漏れの修理結果を電話で聞きこれを録音した。そのおかげで証明する事ができた。それにしたも卑劣な男である。6月16日検査に行ったが当日の夜中0~2時頃もかなりの雨が降った。(検査をする前の夜中)
当然雨漏れはしていただろう。その時気づかなかったが、後日マストを倒して置いてあった台の箱が濡れていたことに気付き、気象台の過去天気を調べて判明した。
確かに当日船台にあった船に書類を取りに入った時、ただ暑いだけではなく、湿気でむんむんしていたのを思い出した。その時は自分の汗のせいだと思っていた。

写真:台の箱が濡れている。
ウインデックス拡大 001

湿気が多かったのはオカザキヨット、お前のせいだぞ、違うなら反論してみろ。

詳しくは「バウハッチ編」で。

 

2)  船首アンカー収納庫にある作業口から、雨水が侵入。

オカザキが修理した後、船首寝室の船底に水が溜まりだした。船速センサーからの海水漏れかと思い、何度も耐水グリスを塗って経過を見たが、しばらくして船へ行って見ると、やはり溜まっていた。何度もグリスを塗りきつく締めたが改善しなかった。しかしM社が修理してからはピタリと浸水が止まった。
なぜ浸水が止まったかはあまり気にせずにいたが、沖縄クルージングで舷灯が良く切れるので点検のため、アンカーロッカーの点検口を開けた。しかし、コーキングされているのでなかなか開ける事が出来ない。(強引にすれば、蓋が割れる)
この時、平成22年9月5日検査の時、蓋は簡単に開いた事を思い出した。すなわちオカザキはコーキングせず、蓋をしたのである。

この点検口の真上には、アンカーローラーがある。これは全く雨どいと同じである。雨が降ればこの樋から、点検口に雨水が降りそそぐ。点検口の蓋がコーキングされていなければ、当然たくさんの雨水が入る。航海中だと海水が侵入する。

写真:⑤コーキングしないため雨水が侵入した跡が歴然。

 改め口雨漏れ 001

湿気が多かったのはオカザキヨット、お前のせいだぞ、違うなら反論してみろ。

詳しくは「パルピット編」で

 

3)  スタンション・ゲートスタンションからの雨漏れ。

オカザキは、スタンションやゲートスタンションを交換したが、そのさいコーキングを充分せず、締め付けも不足であった。

コーキングについては、私がコーキングがはみ出して汚いと主張した事を利用して、「はみ出すほどコーキングしているので、あまもれなどしない」と主張したが、汚くはみ出していたのは、補強金物とスタンションの一部分だけで、スタンションは、コーキング不足であり、スタンション全周にはみ出すほどコーキングはされていなかった。

締付けに関しては、適合しないサイズの大きなナットを使っており、しっかりと締付けられていなかった事は、M社の調査・修理結果報告書でも明らかである。多分強く締め付けるとネジ山が壊れたことだろう。(スタンション編参照)

ほぼすべてのスタンションから雨漏れの痕跡があったが、特にひどかったのは、フェンダーを下げていた左舷側に集中していた。これは明らかに締付が弱かった証拠である。

写真:②左舷スタンションからの雨漏れ痕跡。

コーキング不足 001
 

湿気が多かったのはオカザキヨット、お前のせいだぞ、違うなら反論してみろ。

詳しくは「スタンション・ゲートスタンション編」で

 

4.まとめ

私は、隔壁が歪んだ原因を、裁判でも認められたフォアステーが長すぎたことに起因するステーの調整と主張しているが、オカザキヨットは、私のヨットは湿気が多いとし、湿気のせいにした。しかしこれを読めば私はしっかりと湿気対策をしており、オカザキの出鱈目な修理がその原因であると理解できたと思います。

私のステー説、オカザキの湿気説、いずれをとっても、原因はオカザキヨットにある。

雨漏れで、オカザキヨットとトラブルを起こして裁判している人、本件の反訳書を使って、オカザキは平気で嘘をつく事を証明してはどうですか。

 

5.判 決

雨漏れ編は、各編に付属した物を「まとめ編」として総集した物であり、この編自体の判決はない。


 

「オカザキヨット不良工事」次は、「隔壁の歪み編」を予定しています。