jinnsei-okinaのblog

多趣味な男です。人のやっていることを見ると、なんでもやりたくなる。最後の趣味がヨット。趣味で忙しすぎて、これ以上増やせば仕事をしている時間がなくなると思い、避けていましたが、50代の時、会社で干されたのをチャンスに一級船舶免許を習得。免許習得とともに、カタリナ320を購入、翌年着岸も満足にできないのに日本一周などしてしまいました。2度のリストラをかいくぐり(石油ショック・バブル)ついでに自分で会社まで作ってしまいました。この間二つの会社から給与をいただき、無事定年退職。現在カタリナ350で自由気ままな人生を送っています。

カテゴリ:社会問題 > 建築

千葉県市原ゴルフ所ネット倒壊に見る、管理のずさんさ

台風15号、関東地方に甚大な被害もたらすとの警報、全く無視した結果の事故。
千葉県市原ゴルフ場の事故例
まず先に述べたいことは、ゴルフ場ネットの設計において、ネットに受ける風圧を計算すると、とんでもない鉄柱の太さになってしまう。細くしようと思えば、本数を増やすしかない。しかもその本数は二乗に比例する。風に対する厚みを半分にするならば、4倍の鉄柱を対無ければならないという事である。工事金額は簡単に言えば、一本当たりの単価は安くなるが、2倍かかってしまう。従って敷地を有効活用しようとすれば、強風時にはネットを下す設計が一番安くなる。どうせそんなときはお客も少ないだろうし。

今回の問題点は、ネットが2重にはってあり「其のうち1枚のネットのみ半分降ろした」とTVインタビューに語っていた。1枚だけ半分しか降ろさなかったのは、建築基準法上違反行為である。
半分降ろしても全くの気休めである。確かに風圧は減少するが、その量はお話にならないくらい少ない。1枚下げるという事は、あくまで風圧の少ない方のネットを下げたと言うだけである。この理屈分かりますね。内外どちらのネットを下げようが風圧の低い方のネットを下げただけで、今回のような場合には全く役に立たない。古くてボルトが切断したイメージがるが、鉄骨も曲がっている状態を見れば。ボルトが新しくとも鉄柱は折れ曲がった。鉄柱と表現したが、この鉄塔は軽量鉄骨製である。即ち形状が歪めば強度が極端に落ちるという性質がある。経済的に立てようとしてこんな形状になるのである。
更に半分降ろしたという事は、下半分は2重だったという事である。設計値を簡単に上回るのは目に見えている。

私の言いたいこと。
これだけの構造物。かなり遠くからでも当然見える。ネットを下げていない事は誰の目にも明らかである。それにも関わらず、警察にも通報していない。この町に建築に詳しい人がいないとは思えない。役所や消防から見えなかったとは思えない。
面白半分に見学していたと考えるのは私だけだろうか。「他人の不幸は蜜の味」・・・・・こんなに不幸が続いてもまだ足りないのか。

足場の倒壊に見る現場管理のいい加減さ。
私も関東で。一般住宅の建築管理をしていた。足場の高さは6~10mである。ビル建築から見れば小さい足場である。それでも強風時には、夜中でも出かけ風雨の中揺れる足場に登り、ネットをたたみ、これで安心して眠る事が出来ると、ほっとしたものである。この場合もゴルフ練習所と同様、非常に強い風圧がかかり、足場が倒れて家を壊すからである。
今まで数多くの足場が風で確実に崩れたではないか。それにもかかわらず、この台風15号でも、何ヶ所もの足場が崩れた。警報が出ているにも関わらず、倒壊した全ての足場でシートが外されていない。人災が起きたらどうするのか。もしシートを外さない方が安全だと信じている現場管理者がいるならば、その根拠を聞きたい。
掛け直すにはお金がかかる。それだけの理由ではないのか。私が管理していた建物は小さい、だから工事金額も小さいのである。更に事故ってもその被害はビルから比べれば低いといえる。それにも関わらず、大きな請負金額にも関わらず台風対策をしない。・・・いい加減にしろと私はいいたい。

現代人は安全の中で育ったため、危険に関する感が全く無いと思う。安全は他人にやってもらう物と考えていないか。・・・・・・それが職場を失う元である。

「オカザキヨット裁判」も読んで下さい。裁判所の判決がいかにひどいものか皆様に考えて欲しいと思います。民事で、偽証罪が認められたことが無いのを利用し、明らかな偽証で貴重な尋問時間をつぶされ。それを注意しようともしない裁判官。・・・・・だから悪徳業者は減らないんだ。
「オカザキヨット」「オカザキヨット裁判」「オカザキヨット評判」で検索

地震で液状化、財産なくす

初めに
今全国で、地震による液状化で家を無くす、即ち財産を無くす人が増えている。関東大震災が来ればその被害は甚大なものになるであろう。住宅地即ち家を建てる事が出来る土地である。ところが家を建てるのには問題がある土地。即ち今まで宅地でないものがどんどん造成され販売されていたのである。長年個人住宅を建てて来た私が独断と偏見に満ちた説明と提案をしたい。ちなみに私は、二級土木施工管理士と一級建築士の資格を持っている。‥・・・即ち土木と建築の双方にある程度の知識がある。

なぜ宅地に不向きでも販売されるか。
はっきり言って、土地造成業者が価値の無い土地を、さも価値があるように・・・ようするに家を建てて問題ないように見せかけて販売するからである。・・・・・儲かる。この一言に尽きる。
しかも、一番多く供給するのは当然日本を代表る企業である事は当然である。私は「大きな会社はインチキをするから大きくなれるんた゛」と常日頃から主張している。大手土建会社による宅地造成も当然である。
・・・・だから「大手に勤めている人=立派な人」とは思っていない。兄貴もあの山一證券では酷い目に会わされた。長年ボーナス全てを山一の投資信託に預け、全て失った。役所勤めだから、騙させれるとは思っていなかったのだろう。今は知らないが、当時の投資信託なんて、株で儲けた人のおこぼれしか当たらないのだから。更に大暴落した、株式投資の大口客救済のため利用されたと思う。ちなみに自分は騙されなかった。金がなかったから。・・・・・横道にそれたか。

どの様に騙すか。

造成において、

平らな土地など造成しない。山と谷。土地代が極めて安いからである。その土を大量に動かすことによって、工事費を増やすのである。本来盛り土は30センチ位毎に転圧する必要がある。こうすれば杭など必要はない。これを手抜きして50センチ毎にする。場所によっては1mなんて事もある。こうすることによって、儲けるのである。・・・・これ倍もうかると思ったら大間違い、もっともっと儲かるんです。工期が短くなると天候の影響を受けにくい(土木工事は雨が天敵)。更に早く販売できる(時間がかかりすぎると販売時期を逸するかも知れません)。今の低金利と違い、金利も全く違います。・・・・・建築工事でも鉄筋を誤魔化す。即ち本数を減らす行為が度々行われていました。このメリットは計り知れないです。特に昔は人力が多いので、クレーンを使わず担ぎ上げました。鉄筋少ないと楽になりますね。・・・・・建築現場は狭いんです。鉄筋の量が減ればどれだけ楽になるか。一番のメリットは工期が短くなるという事です。
親方は、手抜きした鉄筋を売り払い。更に鉄筋工に支払う賃金も減るので、毎晩豪遊する姿が見られました。・・・・・今は外部から組み立てた物を持ち込むのでこんな事は無いでしょうが。
設計事務所もダメなんです。経済設計をするため、生コンを減らす為、型枠が小さくて鉄筋が入らなくなるのはしょっちゅうなんです(継の部分は鉄筋が倍になるので、更に異形鉄筋は凸凹して公称より当然太いんです)。だから現場監督も鉄筋工に鉄筋が入らないと文句を言われ、見て見ぬふりをするんです。・・・・それが必要以上の手抜きに繋がったんです。・・・・横道に逸れましたね。

土質において
液状化問題、埋め立てが砂・・・・道路部分では、特に配管が邪魔になるので砂質土が使われるんです。だいたいこんなもの許可する方が可笑しい。埋め立て転圧出来ない部分においてはしかたありませんが(砂による水締め工方)。転圧をそれほどしなくとも簡単に締まるので砂質土で埋め戻してしまうんです。どこかに水脈があれば簡単に空隙ができてしまうんです。地震があれば、この空隙に詰まった水と砂が混ざりあっという間に泥流となって流れ込むんです。砂ではなく透水性の少ない土も使って転圧すればかなり防げるんです。

販売において

みなさん気付いていますか。地盤が弱い盛り土も、しっかりしている切土部分も、全く同じ値段で売られているんです。おかしくありませんか。1千万円で買った土地でも、運よく切土部分を買えば、丈夫な家を建てられ、盛り土部分を買ってしまえば更に200万円自費で杭を打ち。地震の心配をしなければならないんです。100万円高くなっても、切土の方が得です。残り100万円あれば、素晴らしいキッチンが買えますよ。・・・・これが手抜き工事に繋がる核心部分です。

土地造成業者の責任転換
何故か、家を建てる時、土地の調査は何の関係もない建築会社の責任になってしまったんです。政治力の差と考えています。本来は、土地を売った会社と買ったお客の問題なんです。しかしくい打ちが必要と分かれば、予算が足りないと値切られてしまうのは住宅会社なんです。・・・・・おかしくないですか。腹正しい限りです。
造成会社は正確な図面を持っていて、どこが盛り土か、元地盤の傾斜はどのくらいか、検査しなくともみんな分かっているんです。しかし我々住宅会社は責任を持つために、問題が有っても無くとも、お客からお金をもらって、簡易の地盤調査をするんです。15~30万円かかるはずです。但しあくまでも簡易調査なので、正確には分かりません。・・・・正確な造成図面あるのに、全く無駄なお金です。もし8mも軟弱地盤なら悲劇です。100~200万円ものくい打ち費用がかかるんです。
私は言いたい。住宅会社に責任を持たせるのは間違っている。造成会社に責任をもたせろ。

昔は、調査などせずに、地盤が弱そうだと感だけで工法を決めていたんです。調査はビルの場合だけでした。私は、土木から住宅専門会社に変わった時、昔勤めていた土建会社が近かったので、簡易調査する道具を借りて来て調査して家を建てていました。それまでは全く調査せずに建てていたんです。
其のうち住宅会社が責任を持つことになってしまい、全て地盤支持力の調査をするようになりました。住宅会社の政治力弱すぎます。

有る時、契約するお客さんの土地の半分が、しかも家を建てる側が盛り土の軟弱地盤と判明しました。売った造成会社は相手にしてくれないと、営業から泣きつかれました。そこで私はこの会社に言いました。「貴方の会社は市の指名業者ですよね。市民を泣かす業者を指名業者に指定する役所はおかしいと抗議しますよ。」・・・・・業者はあわてて、杭代全部もちますからと言い出し、無事おさまりました。・・・・・造成した業者にとっては無事ではないか?・・・・・参考にしたら。


こんな事もあったな。・・・雨降りの朝、奥さんを地下鉄まで車で送って行った。小さな水溜まり。ドスンと落っこちた。家へ帰ってしばらくすると、車の下にオイルが溜まっている。オイルパンが破損していた。・・・・・すぐ役所に電話した。
業者と二人でしきりに弁解、修理代を持とうとしない。雨が降っていたので気づかなかった。俺違うだろう「雨が降っているからしっかり現場を見るんだ」・・・雨が降ったら人夫は休むが、我々職員は交代で現場を見回る。これ土木の常識。なんで水溜まり調査しなかったんだ。・・・・役所の監督に言った。「誰に雇われているんだ。お前が俺に変わって業者と交渉するんだ」・・・・・業者ビックリして、即「こちらの方で直しますから」
良く国会で野党が大臣に責任を取れと言う。要するに止めろということである。・・・違うだろう。「責任を持って、役立たずの責任者を降格させろ」だろう。・・・これしないから、いつまでも役人の不正が直らない。・・・・野党の支持者は公務員が多いか。
・・・又、横道にそれてしまったか。


住民の身勝手さ
危険地帯の指定。地価が下がるから止めて欲しい。・・・・人が死んでも地価が下がる方が恐ろしいのか。市に文句を言っている人が大勢いますがおかしいと思いますよ。防災工事が出来ないではないですか。安く造成して安く買う。当然問題を含んだ土地も半分はあります(切土2なら盛り土も2)。責任は造成業者と調べもせずに買った人にもあるんです。市が補償する事は、私たちの税金が使われるということなんです。人に責任を押し付けないでください。
今回の地震でもやはりその話が出て来た。知らないで勝った人大変な目にあっている。売った地主は知っているのに。まんまと売り逃げた。・・・・だから私は戸建てを買うならまず中古住宅を進めているんです。戸建てに住んだ事の無い人に新築の住宅設計無理です。・・・・場所良し、地盤良し、価格良し。・・・・保証しませんが少なくとも損害は最小限で済みます。





↑このページのトップヘ