jinnsei-okinaのblog

多趣味な男です。人のやっていることを見ると、なんでもやりたくなる。最後の趣味がヨット。趣味で忙しすぎて、これ以上増やせば仕事をしている時間がなくなると思い、避けていましたが、50代の時、会社で干されたのをチャンスに一級船舶免許を習得。免許習得とともに、カタリナ320を購入、翌年着岸も満足にできないのに日本一周などしてしまいました。2度のリストラをかいくぐり(石油ショック・バブル)ついでに自分で会社まで作ってしまいました。この間二つの会社から給与をいただき、無事定年退職。現在は「農業+カタリナ350」で自由気ままな人生を送っています。

タグ:オカザキヨット

日本小型船舶検査機構そのとんでもない実態

 

平成27年12月裁判が起こされ、日本小型船舶検査機構は多くのヨットが「舷灯角度の違法状態」である事を知ったにもかかわらず「それを各方面に知らせる義務はないから行わない」と主張。さらにこの事実を知った後も違法のまま船検に合格させた。人命を何と考えているのか。(事実を知ったのは平成27年10月)

彼らに「シーマンシップ」はあるのか、そのような者が検査したのか。よくある「天下りのためだけの組織」なのか。

これは、日本小型船舶検査機構の検査が原因で、いかに多くの船舶が危険に晒さる事になったのか、船舶関係者に夜間航海の危険性を訴えるものである。
(追申:このような裁判が行われたにも関わらず、知床では再び検査不適格による観光客大量水難死亡事故が起きた。私は、本裁判所のでたらめさが根本原因であると信じている)

 
初めに
多くのヨットで舷灯の違法取付がある事を知った私は、私のヨットの舷灯も違法に取り付けていた事を証明してくれるよう証拠と共に依頼した。他のヨットについてはこの事実を知ったからには、直すよう指導するものと思っていた。
その依頼文書がこれである。
日本船舶機構証明依頼 修正
日本船舶機構への証明依頼

















しかし、日本船舶機構はその原因が自分にあるにも関わらずそれに応じず、怒った私は裁判する事を決意した。

驚いた舷灯の実態

 私は、夜間航海において、瀬戸内海で漁船と衝突し舷灯を破損した。その修理を株式会社オカザキヨットに依頼した。その後修理のずさんさにトラブルとなり、裁判になった。その過程において、神戸新西宮にある株式会社オカザキヨット(以下オカザキヨットと称する)舷灯を違法取付している事を知った。驚くべき事に、夜間航海で漁船と衝突した時も、自船の舷灯が30度内向きの違法状態であった事を知った。この舷灯もかって嵐に会い破損した物をオカザキが直したものであった。他のヨットは?疑問に思って調査した。その結果は驚くべき事に、多くのヨットの舷灯が30度内向きの違法取付であった。

 

事故舷灯破損 001

舷灯オカザキ証拠 001

写真は、オカザキヨットが完成した証拠として、裁判所に提出したものである。舷灯が正しく付いていれば、この角度から赤色部分は見えるはずがない。
だが、はっきりと赤色が見える。明らかに取付角度が違う。違法である。
(実際の写真は赤と黒の区別がはっきりしない。しかし印刷の基本は3原色である。写真を読み込んで赤を強調するとこのようにはっきりと分かる)
この証拠があっても、オカザキヨットは、正しく付けたと言い張った。
そのため私は日本小型船舶検査機構の力を借りようとしたのである。


呆れた、日本小型船舶検査機構神戸支部の実態

私は、検査をした神戸支部に対し、船検において、検査の責任は問わないから、違法で有ることを証明して欲しいとお願いした。神戸支部は資料を見るから送って欲しいとの事で、資料を送付した。この時一緒に新西宮ヨットハーバーにおける他の違法状態のヨットの写真も一緒に送った。しかし証明することはできないとして(許可が下りない)資料を送り返して来た。この時当然、新西宮ヨットハーバーには違法状態のヨットが8艘有ることを神戸支部は認識したはずである。又、関心をもたなければおかしい。
(対象の舷灯ヨットは11艘、内違法取付角度は8艘、異常な確率である)

私は、自分のためだけではなく、違法状態のまま船検を通している事実を知った以上、行動を起こす必要があると考え、尼崎地裁で裁判を起こした。だが尼崎地裁は私が、日本小型船舶検査機構に対して、証人尋問させて欲しいと請求した。だが開かれた裁判では驚いた事に、証人尋問は認められずいとも簡単に結審し、訴えを却下された。
尚、損害賠償を求めたのは、利害関係がなければ訴えを却下される事が多いためなのか。
札幌からの旅費交通費を考えれば
到底わりの合わない裁判であるが、ヨット業界の修理の実態とそれを検査する日本小型船舶検査機構の実態を公表することが、私の「シーマンシップ」であると考え裁判を起こしたのである。

 

尼崎地裁の呆れた却下理由

事件名:平成27年(ワ)第1058号、船舶不法検査損害賠償請求事件


日本小型船舶検査機構の主張

「実施方法細則」に従って適正に実施している。

細則では「前回の検査時から各設備に変更等ないことを確認する」となっているが、一端船検に合格したヨットは、変更があるとの「ヨット所有者もしくは代理人からの申告がない限り」検査項目にない検査はしないと主張。事実を知りながら「変更なし」と言われれば検査しないと主張しているのである。呆れた言動である。

舷灯については、「点灯することを確認する」となっているが、向きについては、点検項目にないと主張、私がそのヨットを特定し連絡しても、検査を受ける者から「申告がない限り」確認する必要はなく合格させると主張。
これでは点灯検査をする、=舷灯を見る事である。それならば舷灯の向きが違う事を発見できるはずである(兵庫県以外でも多くのヨットが違法取付をしているのであるから)これでは舷灯の向きが、検査後ではどんな状態でも良いとの主張である。なぜなら違法取付の実態と、写真まで添えて説明したが無視されたのであるから。

事実、この裁判を起こすにあたり、再び新西宮ヨットハーバーで調査をした。1回目の調査は、平成23年5月である。今回は平成27年、この間4年経過している。検査機構が私に指摘されてからの中間検査が当然あったが、それにもかかわらず、違法状態はそのままで船検に合格させていた。驚くべき実態である。(追申:これでは知床観光船沈没事故など当然の結果か)

 

指摘されても、違法状態で合格させる、日本小型船舶検査機構の実態

日本小型船舶検査機構との裁判がはじまり、再調査をした。平成23年5月違法だったヨットの舷灯は相変わらず違法状態であった。日本小型船舶検査機構神戸支部は、平成27年10月その実態を知ってからも合格させている。

裁判が始まったが、その間に船検の時期がくるヨットが有ることを知った。私は再びハーバーへでかけ、そのヨットを確認した。

驚くべきことに、舷灯が違法状態であるにもかかわらず、新しい検査証が貼ってあるではないか。違法の事実を知り、更に訴えられても検査に合格させたという驚きの事実である。

 

 神戸支部違法船検 002

このヨットの舷灯は30度内側を向いている。この船の舷灯の不備を平成23年の調査で確認。平成28年4月再調査。同年7月船検合格させている。神戸支部に写真付きで多数のヨットが違法状態で有る事を伝えたのは平成27年10月。平成27年12月裁判になってからも船検を合格させている。日本小型船舶検査機構ってなに?


隣のヨットマンの話

私は、違法状態のヨットを船検合格させた証拠を得るため写真撮影をしていた。すると不審に思った隣のヨットマンが「何をしているのですか」と怪訝そうに声をかけてきた。

私が事情を説明すると、『先日、皆で舷灯の処へ集まって話しをしていました「今までなにも言われなかったのに」と文句を言っていましたが、舷灯の事だったんですね』との事でした。しかし違法状態のまま検査証が貼ってあり、合格させている事を説明すると、「舷灯のことだったんだ」と納得していました。別れる時「裁判頑張ってくださいね」と励まされました。

注:私はこの検査日を「前日」と記憶しているが、あまりに出来すぎた話で、「先日」の聞き間違いかもしれないので「先日」とした。

 

尼崎地裁判決

「本件ヨットについて必要な検査は適正に行われており、被告が検査を怠った事実はない」として却下された。

私:日本小型船舶検査機構は事実を知りながら合格させている。これを「検査を怠った」と言わずしてどのような状態をいうのか。私の船の検査を怠ったのも当然である。

 

尼崎地裁は組織を守るための判決を出した

 尼崎地裁は、私が尼崎地裁で「株式会社オカザキヨット」を訴えている事は当然知っている。(素人裁判で何年も通っており、弁護士仲間と間違えられ挨拶されることもあった)

この時「舷灯が違法に取り付けられており、その修理をやり直したので金を返せ」と数々の証拠を提出して訴えたが、尼崎地裁は何の根拠も示さず却下している。全く審査していないのである。

日本小型船舶検査機構に対しても証人尋問させなかった。こんな裁判があるか。
これが明らかになると、尼崎地裁で判決があったオカザキヨットとの裁判に影響がある。そのための
「組織を守るための判決」だと言われて当然ではないか。

 

関係省庁に告ぐ、これは違法行為であり、公文書偽造ではないのか。

たしか3年くらい前、大阪府警で、輸入車にバックミラーを増設せず、違法に車検を通し逮捕者がでたはずである。

 

日本小型船舶検査機構の検査員は検査をする資質があるのか

私は昔、住宅の検査員をやっていた。あるプレハブ住宅会社が、名古屋の台風で屋根を飛ばしてしまったからである。在来木造住宅に比べれば、その割合はわずかな棟数であったが。原因は、工務店が補強金物の取り付け方を知らなかった。あるいは手抜きであった。

これが構造体の問題、メーカーの問題とされる事を恐れた会社が、建築士を大量採用し「検査員」として養成したのである。我々は業者の再教育と検査を徹底してやった。しかし、アンカーボルトの入れ忘れ等やり直すことが大変な部分などで手抜きがあり、見かけ上アンカーボルトを入れて検査員、すなわち私をだますのである。検査といっても日本小型船舶検査機構のように見るだけでなく、全数スパナで絞めなおすのである。しかし他の検査員と同行して、その検査方法を見て、私がだまされている事に気づいた。

我々は、そのだましのテクニックについて教えあい、なぜ手抜きが起きるのか、それは彼等だけでの問題ではなく、我々が指導する施工マニュアルにも問題があるのではないか。手抜きをすればすぐわかる施工方法等検討を重ねた。

この努力がみのり、役所の検査では検査証が貼って有れば間違いないと言われるようになったのである。

日産自動車はどうか。

資格を持つ検査員が検査しなかったことが社会問題となっている。人命に直結するかもしれないからである。


今の私はどうか、今ならチラッと見ただけで判断できる

 私は、あの津波が来る前々年の4月、銚子マリーナから、新西宮ヨットハーバーに母港を変えた。運が良かった。4月末保険が切れるので回航を強行、この時嵐に会い、舷灯に海水がかかって漏電し、赤の全周灯にテープを貼って代用し、大阪湾に入ったのである。

この時、株式会社オカザキヨット(以下オカザキと称す)に、桜マークの舷灯と換してもらった。オカザキの職員「金地寛幸」と職人がやって来て、私の目の前で舷灯と舷灯を取付けるL型プレートを取付けた。しかしその取付角度が30度内側にずれているとは、全く気付かなかった。しかしプロの彼らが分からぬはずがない。図々しくも私が見ている前で違法工事をしているのである。オカザキヨットの「金地寛幸」もなんら注意しない。
(なぜ違法取付をするか、どんな影響があるか詳しくは次回)

夜る松山沖で漁船と衝突、破損した船体を確認しようとして落水、漂流した。その時もオカザキが壊れた舷灯の交換をおこない、再び30度ずらして取り付けた。オカザキの手抜きでもめた時も気づかなかった。全ての修理にクレームが着いた。しかしオカザキは直さない・他の業者も直してくれない、仕方なくオカザキの影響のない福岡まで回航して再修理したのである。

修理も終わり、神戸へ帰ろうと準備していると、たまたまこのヨットを売った会社の元職人が通りがかり、いきなり「舷灯曲がっていますよ」と教えてくれた。
この男はきっと、多くのヨットの舷灯が曲がっている事を知っているのだろう。そう考えた私はこの時、小戸にある他のヨットも調査した。桜マークの舷灯を付けた対象ヨットは
4艘いて、内2艘が違法取付であった。更に、神戸へ帰り新西宮ヨットハーバーでも調査した。対象のヨット11艘(私の船を含む)の内、8艘が違法取付であった。70%異常が違法取付・・・・・驚くべき数字である。

 私は違法取付に気付かなかった。船長として情けない話である。しかし、今ならチラッと見ただけで違法が分かる。極めて簡単な見分け方がある。舷灯が乗っている「L型アングルの6穴側に舷灯が乗っているか確認するだけである」(一方が6穴、もう一方が3穴)

 

日本小型船舶検査機構はどうか。

 左右の舷灯が30度も内側を向いている。それにもかかわらず、「点灯することを確認する」となっているから、角度の検査は行わないと言う。30度もずれているのにである。検査で明かりを点けたならば、ずれている事が更によく分かる。ずれた角度が拡大されるからである。間違った方向に点灯しても合格させるのか。今まで誰も気づかないならば、日本小型船舶検査機構は素人の集団である。

私が検査員なら、この問題をすぐ日本小型船舶検査機構内で共有し、直ちに検査方法を変更する。


日本小型船舶検査機構は恐ろしい。
夜間航海と、30度内側にずれた舷灯。これ人命に直結する問題である。「この問題を関係機関に知らせたか」と尋ねると「知らせる義務がない、だから教えない」と裁判官の前で堂々と恐ろしい主張するのである。それに対し、なにも確かめない、私に尋問させない裁判官の考え方も恐ろしい。恐ろしい主張をする日本小型船舶検査機構の言うことを裁判官は信用した。(考えられない事である。その前に行われた、オカザキヨットとの判決に影響するのではないか)国民の命をどう考えているのか。

 

日本小型船舶検査機構は手抜きをするため「変更なし」を求める

 彼らは、多分性善説をとるのである。それは検査の手抜きをするのにまことに都合がよいからである。「変更なし」と書類にチェックを入れるだけである。人は問題のない工事でも、チェックされ指摘される事を嫌う。これが常識である。だから口頭で済む「変更なし」と当然言う。こんなことは常識である。私が住宅検査で「変更なし」と言われて、検査合格させたらどうなるのか。事故があればクビである。日本小型船舶検査機構はどうか。

日本小型船舶検査機構は、検査の手抜きをしたいがために、「変更なし」と言ってもらいたいのである。お互いの阿吽の呼吸である。

 

船体登録時点から違法取付ではないのか

 裁判では、日本小型船舶検査機構は、中間検査に話を集中していた。しかし、今考えれば、本来は桜マークの付いた防水の悪い粗悪品を取付ける事が求められているのであるから、船体登録した時から、違法取付がされていると考えるのが妥当ではないか。そうであれば検査していないではないか。

 

よこ道編:桜マーク舷灯はなぜ海水が侵入するのか。

 今のLED舷灯の防水性能は知らないが、(LEDに交換しようと思ったが発売されたばかりで、耐久性が心配でやめた)今までの舷灯はよく漏電する。カタリナ320で、私は新西宮ヨットハーバーから日本一周に出発した。途中銭洲に衝突し船に穴が開き浸水した。松崎で修理して1か月後再び航海を始めた。千葉沖でナイターになり、その夜海が時化た。前方で雷があるらしく時々ピカリと光りセールを照らすのである。翌朝船首を見ると舷灯が点いていない、この光は雷ではなく舷灯が漏電したためであった。火災が起きなくてよかった。小名浜で修理し、花火を見ながら出航した。今日もナイターである。私はいままでほとんどナイターである。シングルで2日間も珍しくない、3日もある。沿岸を走るナイターはつらい。気づくと貨物船に囲まれていた。日本一周が終わっても、1か月ナイターの夢を見て驚いて目をさました。ヨットを始めたばかりなので、今とは違い(ドンの情報助かっています)情報が少なく、信頼できる港を選んだためである。

 カタリナ350にヨットを変え、銚子から神戸へ母港を移すとき、ナイターで時化に会い、漏電で舷灯を壊し、オカザキが桜マークの舷灯に交換した。沖縄へ向かう時、瀬戸内海でナイターをして衝突事故を起こした。再びオカザキが舷灯を取付けた。オカザキと裁判が始まり、遠出しなかったので2年ばかり嵐に会う事がなかった。久しぶりに瀬戸内海を出て、与那国迄クルージングをした。途中波が荒かった。与那国で数日遊び宮古島へ向かうべくナイターをした。

この時、舷灯が2つとも切れている事が分かり、石垣島で修理をした。今のままではだめだと、思いつく所全てにコーキングした。

石垣島から、宮古島に向かいナイターをした。またもや舷灯が故障。石垣島を出るとき、波に翻弄されたのが原因か。宮古島では舷灯が手に入るか分からないのでそのまま宜野湾へ向かった。沖縄本島は船が多く危険なので船の少ないコースを遠回り、3夜目に宜野湾に着岸。

 翌日舷灯を外さず蓋を取って中を見ると、ショートしてバルブが溶けている。

こんなことではいつかは火災事故を起こす。私は、外から入る原因が分からなければ、中から水を入れれば分かるのではないかと(逆転の発想:原因があって結果が出るのならば、結果を出せば原因が分かる)下の写真のように水を入れてみた。ゴムチューブの中を配線が通っているが、なんとここから水がどんどん漏れるのである。いかにも防水してあるように見えているが全く防水していない。

このチューブを防水して取り付けた。その後現在に至るまで何度も時化た海を航海したが一度もショートせず壊れない。結局この航海で、修理用舷灯4個、予備2個、計6個も舷灯を買ってしまった。

 舷灯漏水試験 001

 

この桜マークの舷灯は、本来ヨットに取り付ける事を想定していないと思う。すなわち国内にヨット用の舷灯はないという事である。なぜなら、舷灯の取付説明書には、舷灯の下面周囲にコーキングするよう書いている。チューブを防水せよとは書いていない。すなわち、ボートや漁船に取付けた場合、チューブ部分は船内に入ってしまい、周囲をしっかり防水すれば海水がかからないのである。そのため、そのよう説明がなされていると思われる。ヨットに取付ける事を想定がされていない。検査機関は製造責任をとれ。

 

この問題を日本小型船舶検査機構ではなく、船長の責任とすべきか
日本小型船舶検査機構は設立の目的が、その船を持っている船主のためだけではない。一番の目的は、公共の利益のためである。
貴方は相手の違法舷灯が原因で夜る衝突事故を起こして漂流してしまった。これを相手船長だけの責任にするのか。それは違うと思う。日本小型船舶検査機構は「貴方のために相手船の検査をするべきである」と考えるべきである。貴方は危険な相手船を調べる権限もないし、衝突した時は遅いのだから。
 日本小型船舶検査機構が、違法なヨットを使い、貴方の進路を妨害させたと考えるべきである。

追申:「カズワン」の事故の場合、正に私が指摘する通り「多くの観光客の安全の為に検査する」という意識が全く無かったと言わざるをえない。
舷灯正誤比較 001

舷灯の取付角度が違うことを、ヨット仲間に知らせて下さい。

違法取付は、舷灯タイプ(両色灯ではなく)に限られ、輸入艇の舷灯を国産の桜マークに変える時、発生しているので、心当たりの方は舷灯の取付角度を調べて下さい。見分け方は簡単で、L型アングルの3穴側に舷灯が付いていれば、取り付け方が違うと思って間違いありません。見かけた方は教えて上げて下さい。各地で30度内向きの違法舷灯が見つかっています。

 

見つけた方は、どこのハーバーで、何艘いたかお知らせ下さい。


<事故を解説する:オカザキヨット裁判と内容は同じ>


  
愛媛県松山沖で漁船と衝突、落水・漂流

平成22年4月衝突事故発生

 

どのような状況で海難事故が起きたか。

 

3月24日: ヨット整備完成検査(オカザキヨット整備)

 

4月6日: 新西宮を沖縄に向かって出発、小豆島で夜になる。

 

日: 15時頃、来島海峡手前の伯方港に停泊予定であったが、疲れたので、初めての港で着岸場所がなければ更に航海を続ける事になり無駄な徒労に終わるので、そのまま航海を続け、大分の姫島へ向かう。

 

日: 夜22時頃、四国松山沖の由利島を通過した。この後は海域が広がり、見張りがしやすいので、仮眠している妻と見張りを交代しようとした。右姫島・左豊後水道方面と航路が分かれるので、何度も航路を確認し、交代のため妻を起こそうと船室に下がった。この時尿意を催し先に用をたし、妻を起そうとした時、ドスンという音がし、慌てて飛び出すと漁船の左舷に衝突していたのである。(正面衝突に近い、21度の角度で衝突した。そのまま船は引きずられ、飛び出した時は、T字型になっていた)

 

星一つない真っ暗な海を漂流。

 

慌てて飛び出した私の目の前には、漁船の船腹と赤灯が見えていた。漁船とはすぐに離れたので、船首の損傷を確かめようと、壊れて折れ曲がったパルピットにつかまった。確かめようと身を乗り出したところ、パルピットはすでに折れてばらばらになっていた。そのため落水したのである。この時パルピットの端は折れてめくれており、強く掴んだまま落水した私は右手に大けがをしたのである。
(この時は痛いと思っただけで気づかなかった)

 私は落ちる瞬間「落ちた」と叫んだだけで、そのあとはもがかず、一端海に沈みその後も声を出さなかった。これは、慌ててもがくと海水の飛沫を肺に吸い込み意識を失う事があるからである。(これ覚えておくべき:浅瀬でも溺れる原因)

 幸い救命胴衣を着けており、更に夜になると冷え込むのでたくさん着込んでいたので寒さの心配なかった。ヨットは風に流され離れていったが、自分も少しずつ流れ航路から離れたのは幸運であった。(本船に巻き込まれる恐れあり:後でぞっとしました)

しかし妻には「助けてくれ」と救助をもとめなかった。なぜなら本当の真っ暗闇で何も見えない中、引き返してスクリューに巻き込まれる事を恐れたからである。 

 どうしょうかと周りを見回すと、私のLEDライトが光り輝き漂っていた。これは、今回姪の旦那からもらい、何気なく持ってきたものである。運が良かった。当時のLEDライトはガラが大きく海水に浮かんだのである。

これを取ろうと必死になって泳いだが、たくさん着込んでいため思うように泳げず、更にライトが風に流されて行くので、捕まえられなかった。そのうち息切れがし、心臓が苦しくなってきたので、危険を感じ中止しました。(H28年ドックで心臓の血液が多少逆流していることが判明)

 

私はいままでピンチで何度も助かったので、絶対助かる自信があり慌てま
せんでした。「積極的に行動するか」「このまま朝まで漂流するか」考えていました。

52
LDEライト、怪我をした手で掴んだ、中に浸透していた血が流れ出ている。

 
妻の救助

 

この間妻は私が沈んだと思い、暗い海に向かって「だれかお父さんを助けてくださ~い」と絶叫しながら、もと来た方向へ流れてゆくのですが、漁船はやってきません。哀れで涙がでました。

  ふと見ると、今まで私から逃げていたLEDライトがすぐ近くまで来ているではありませんか。私はこれを確保しなければ死ぬのが運命だと悟り、必死に泳ぎました。(もそもそ進んだだけだが)不思議なことに今度はライトがほとんど流されず。なんとかライトを確保することが出来ました。この時「助かった」と思いました。この時はまだ出血に気づいていず、もし確保できず、朝まで漂流したならば出血多量で死んでいたかもしれません。

  私が落ち着いて、ヨットが離れてゆくのを見ていたのは、夜は非常に遠くまで声が通ることを知っていたからです。呼ばなかったのは真っ暗闇の中、ヨットが間違った方向に引き返し、巻き込まれることを恐れたからです。

 ライトをもった私は、150mほど離れたヨットを照らし「引き返せ」と怒鳴り、ヨットを照らしました。妻はエンジンのかけ方を知りませんが、幸い衝突の時ショックでギアが外れただけだったので、車の運転ができる妻は何とか近くまで来ました。

 
「ライフスリング」を投下させようとしましたが、開けることができないと泣き叫ぶのです。のんびりと話しかけ、何とか落ち着かせようとするのですが全く効き目がありません。原因は、パルピットの外側に付けたため、蓋が海側を向いていて、蓋がマジックテープで固定されているのがわからないのです。(今は内側に向けて付けてある)

 

仕方ないのでイーパブを稼働させようとしました。妻はバンドをはずせず、包丁で切り取りましたが、もう一か所細いひもで結わえてある事に気づかず失敗。救命いかだも、閉じてあるひもを切るだけで、止めてあるバンドを外せず失敗。

 

パニクリやすい正確なので、こちらは落ち着けようとのんびりと話すのですが、全く効き目がありません。

 

これでは、たっぷりと水を吸い重くなった体をヨットに引き上げてもらうのは無理と判断し、救助を依頼しようと妻に電話をかけさせました。

 しかし海上保安庁の「118番」を思い出すことができず、仕方がないので110番へ電話をさせましたが、妻は正確な位置を伝えることができません。相手の問いに対して、松山沖である事、左に島がある事(由里島)右手には何も見えない事を伝えただけでした。相手はわかったといって電話を切りました。

 

 漁船に救助される

 

この間、衝突した漁船に去られては助からないと思い、LEDライトで漁船を照らし続けました。(漁船は助けようと網を上げていたとのこと)

 もう妻はだめだとあきらめ、漁船に「助けてくれ」と叫び、しばらくして漁船がやってきました。

 二人で(親子)私を引き上げようとしますが、とにかく水をたっぷりとすった私の体は重く、なかなか引き上げられません。

 私は当時80キロありましたから、100キロ以上あったと思われます。二人の力が限界かなと思ったとき、両肘が舷側にかかり、ようやく救助されました。

 

 松山港に向かう

 

その後松山港に向かうことになり、私はヨットに飛び移りました。

しかし寒気がするので、濡れた衣類を着替え、ぼたぼたと血が出ている右手にタオルを巻き、松山港へ向かいました。

 

7
右手から滴った血が点々と続く

しかし、寒さが出血多量によるものであることを気づきませんでした。10分くらいたってから、松山海上保安庁から電話があり、位置の確認を行い、ケガをしていることを伝えました。

 

GPSがあることが分かると(今天測の試験はないそうですから、GPSがあるのは当然)、北緯何度ですか、東経何度ですかと聞いてくるのです、専門用語では素人である妻は何のことか分からなかっただろうと思いました。単純に「何度ですか」と聞いた方がよいと思いました。

 

5分くらいで保安庁の船がやってきて、私は乗り移りヨットは保安庁に回航してもらいました。

 

 病院で手術する。

 

松山港では、救急車が待っており、すぐ血圧を計りました。

この時「61」と告げられ、初めてかなりの出血があったことに気づき、あのまま朝まで漂流していたら、危ないところでした。

中指の先から、親指の付け根まで、ところどころ切れており、特に中指の第一関節の血管は切断しており、ここの止血が上手くいかず、けっこう時間のかかる手術になりました。

 

その後、北海道に帰ってから再手術を行いました。しかし手の引きつりはほぼ良くなりましたが、中指の先端はマヒしたままで現在にいたります。

 

 事故の原因

 

こちら側の原因は、5艘の貨物船がヨットと漁船の間を通過したこと、漁船の後方に島があった事などで、貨物船や島の明かりと見誤った事です。

 漁船側は、網を下した後、松山方面に漁を続け、その間寝ていたとの事です。しかし由里島から漁をすると目の前は航路です。せめて航路を横断してから休息でなければ、とんでもなく危険なことです。

だが、私はこの事故で、相手船が違法舷灯のため安全だと判断を誤り、寝込んでしまったのではと考えています。

2022年5月4日 知床観光船事故

4月から、対馬へクルージングに行ってきたので、記事書くの遅くなりました。妻から電話で(島は、あまりTV見る事出来ないので)事故の様子を聞き、目頭が熱くなり泣きそうになりました。
私は、このブログの中で、検査は船主の為にあるのではなく、他の船の安全の為あるのだと主張してきました。あの船はおかしいと思っても実力行使できる権限ありませんからね。
今回の事故では、目的地では通話できない携帯にOK出していますね。観光客はそれとも知らずに乗船、事故に遭い救助が間に合わず多くの人が死んだのだと思います。
しかし、検査をした日本小型船舶検査機構は「そこまでは自分の管轄ではない」との内容の主張で、自分の正しさを主張していますが、これって私の場合と同じだとは思いませんか。しかも今回の場合多くの人命を扱う観光船ですよ。
その外には、この船数回事故を起こし船首に少し傷が入っていたとの情報もあるようです。見かけ以上にひどかったのかも。
その傷から海水が入っている事に気付かず、エンジンがストップした事も十分考えられます。(昔ダイビングに行った時、モーターボートのエンジン音が可笑しい。蓋を開けると海水で一杯。冷却水の排水ホースがぬけていたためでした。近くの漁港に入り、海水のくみ出し。漁師が水中ポンプを持ってきてくみ出してくれましたが。その量の多さにビックリした事があります)もしエンジンが無事なら、私なら岩場に突っ込んで座礁させますが・・・・・・・。
日本小型船舶検査機構・・・・・こちらの方も警察で調査して欲しいですね。


キヨット裁判」も読んで下さい。     俺は5年間頑張りました。
裁判所の判決がいかにひどいものか皆様に考えて欲しいと思います。手抜きに関し「未工事で有るとすれば、これは瑕疵ではない」との理由で却下された。工事代金は返してもらえなかった。このとんでも判決。偽証だと明らかなのに、それを注意しない裁判官。民事では偽証罪が成立したことがないでたらめさ。オカザキヨットは分っているから、偽証を繰り返し尋問時間を浪費させる作戦。・・・・・・だから悪徳業者は減らないんだ。
「オカザキヨット」「オカザキヨット裁判」「オカザキヨット評判」で検索 

2022年5月8日 知床半島無観光船事故

対馬へクルージングの真っ最中、家族へ電話したところ、「こちらでは知床半島で観光船が沈没して大騒ぎになっている」との話。その遭難者の内容を聞き、もう助からないだろうと思うと、目が熱くなり涙が出そうになった。
この事故に関して、日本小型船舶検査機構も関係していると聞き怒りがこみあげて来た。船舶の無線に関し個人が使う船舶ならともかく、多くの観光客の安全に責任が生じる観光船の許可に関し、電波が届かない携帯で許可を出している。・・・・ずさん極まりない。しかも責任回避。
だいたい、この電話は船主の電話ではなく、船長の電話で許可を出したというではないか。本来ならば、船主は自分の所有する携帯で許可を得、これを船に積んで航行すべきものであると考える。それを船長個人の携帯電話でしかも通信エリア以外であるにも許可をだす。
もし、通信が繋がっていれば、半数の人達は助かったのではないかと思うと怒りが湧いてくる。
尼崎地裁がもっと本気になって取り組んでくれれば、
日本小型船舶機構の考え方も変わっただろうに・・・・・・しかしそのずさんな体質に、問題ないとのお墨付きを与えてしまった。

オイ、尼崎地裁。反省はないのか。

しかし、新聞記事を見ていると、日本小型船舶機構の検査を改める方向には全く動いていない。船舶の規制を強化する方向に動いて、日本小型船舶機構の検査失敗をうやむやにし、検査責任を隠蔽する方向に動いているとしか思えない。日本小型船舶機構は、仕事が増え、その結果天下り先が増える、焼け太りが起きるんだ・・・・どこが利益を得るか考えれば、自然とその原因にも気付く事になるのでは・・・・・。

だいたいこの事故は、日本小型船舶機構が合格させなければ、簡単に防げた事故なんだ。・・・・・・この船はそれまでに何度か事故を起こしている。観光船であることを考えると、観光客の事を考え検査すれば当然事故など起きる分けもなかった。・・・・・・・今回の事故では十分な補償は得られないだろう。遺族は日本小型船舶機構も強く訴えるべきで、裁判を起こすべきなんだ。



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GPSをTVで表示できるようにしてみました。

今回フルノのNAVnetーTZT16Fを装備しました。しかしこれ船内用に付けているので、コクピットからのぞくと非常に見にくい(左舷側に付けているのに、僕にとって座り心地が良いのは左舷側、従って見る時は座り心地の悪い右舷側に座らねば/これ分かりますね)だがこの機種にはTVの出力信号があるはず・・・・・確認するとHDM出力と入力有りました。
そこで、キャビン真正面に取り付けてあるTVで表示する事にしました。これ32インチですから凄くでかいモニターになります。しかし7月に行った時はTV壊れていて完成していませんでした。・・・・・従って鮮明に見えるか心配でした。

2021年9月25日
今日長崎サンセットマリーナから、完成しましたってメールで写真送って来ました。前と同じシャープの32インチにしたので、取付金物交換せずともよかったみたい。この金物あほらしくなるくらい高いですからね。(32インチですとTV価格の半分位。そのため同じシャープにしました)
2021TV交換

これが新しいTV











GPS⇒TV表示
GPS画面を表示









これ良いじゃあーりませんか。TVの機種文字鮮明に見えないのに(写真のピント悪い)GPSけっこう奇麗に見えるじゃありませんか。・・・・・32インチの超大型GPSが完成です。今のTV解像度いいですからね。
これ、GPSよりも航海中のレーダーにピッタリでは、今回レーダーの写真は送って来なかったので、イルミネーション取付に
11月行った時に写真撮ってきます。
ステアリングの所にもGPS有りますが、(レーダーと接続してい無い、AISのみ)これならいちいち席立たなくとも、キャビン覗くだけでGPSやレーダーわかります。それに雨や時化の時はキャビンにいるので、左舷の16インチと正面の32インチ二つあるって、見やすくなって最高です。それに警報の表示も当然両方に出ますからね。更に、左舷にあるレーダーとGPS、今までは、下向きにして椅子に横になって見上げていました。しかし右舷側傾くと体流れて、支えるのに結構体力要ります。しかしこれからはヨットのヒールに合わせて、左右どちらかの椅子で横になっても、正面のTVでGPS見る事できます。荒天時の体力の消耗押さえられますね。(これって、ナイターでは結構熟睡しちゃうんですよね・・・目が覚めて慌ててキャビンから飛び出す。そんな日本一周でした)・・・・・・これはさっそくNAVnetのリモコンも買って、コクピットからも操作できるようにさせねば。しかし、これなら安い方のTZT12F使ってTV画面に出力した方が得かも。(TZT12FはHDM出力機能のみついています)
ねんのため、担当者に☎してみると。「本体と同じくらいに見えますよ」・・・・・これ最高じゃありませんか。もっと劣化すると思っていましたからね。デジタル技術は素晴らしい。

それにしても、写真で見るとコンセントのたこ足配線見苦しいですね。二種電気工事士免許取ったことだし。今度行った時、固定のコンセントに直さねば。

2021年12月3日 長崎~帰ってきました。
NAVnetと32インチTVの接続、実際に見て見ると本当に劣化していない。デジタルは素晴らしい。
レーダーの画面にしてみました。TVレーダー

これは素晴らしい。映画で見る、戦艦の作戦室のレーダーみたい。
TVレーダー (2)





キャビン入口から見るとこんな感じ。





TVレーダー (4)



GPS+レーダーの組み合わせ。




TVレーダー (3)




これも、キャビン入口から覗けばこのように見えます。





しかし、どんないい物つけても、この整理整頓はいただけません。・・・・・・良い子は真似をしない様に。
いつも、今度行った時は必ず奇麗にすると誓っていますが・・・・・・・。でも、TV上の、テーブルタップのたこ足配線はそれなりに配線したので、今回はOKという事で・・・・・。


「オカザキヨット裁判」も読んで下さい。     俺は5年間頑張りました。
裁判所の判決がいかにひどいものか皆様に考えて欲しいと思います。手抜きに関し「未工事で有るとすれば、これは瑕疵ではない」との理由で却下された。工事代金は返してもらえなかった。このとんでも判決。偽証だと明らかなのに、それを注意しない裁判官。民事では偽証罪が成立したことがないでたらめさ。オカザキヨットは分っているから、偽証を繰り返し尋問時間を浪費させる作戦。・・・・・・だから悪徳業者は減らないんだ。
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長くて短い人生「JINNSEIーOKINA」があっちこっちへぶっ飛ぶよもやま話、

2020年スズメバチ退治

今年は暑すぎてスズメバチの動き鈍いが、いずれ動き出すので注意するようにとの報道、以前ありました。
夕方兄貴がやって来た。家のベランダにスズメバチがでっかい巣を作った。業者に頼むかそれともお前がやってくれるか。・・・・・やらんとならんだろう。見に行くと確かにでっかい、今まで自分が取った巣の中で一番大きい。スズメバチ盛んに拡張工事の真っ最中、一日の猶予もない。これではブドウが完熟したら、スズメバチ集まって大変な事になる。でも今日はダメ。・・・・・何故って、もうすぐ病院終わる。刺されたら救急病院行き、病院に迷惑かけられない。・・・・・明日やるから。

実は8月に既に一個小さい奴退治した。図々しい事に鳥の餌台の屋根利用している。けさこの下で小さな桑の木を倒したばかり。スズメバチかすめて行ったが、全く気付かず危ない所だった。・・・・・「息子ハチの巣あるよ」って報告。本当に報告だけ。

IMG_2268
準備としては、直垂の付いた白い帽子と(黒は絶対ダメ)、防蜂ネットがなかったので、アユ釣りに使うタモを被る。これ非常に具合良い・・・・でもひどい恰好。
小型だったので、まずスプレーで風上から全体噴霧。それからジェットスプレーの邪魔になる、手前(写真では奥)の小枝を取り除く。スズメバチが飛んで来たので慌てて後退。邪魔になっていた小枝無くなったので、今度は強力なジェットスプレーを二缶、滴るほど吹付退治した。材料は、煙に巻くためのハチ缶1本。強力ジェットスプレー2本の材料費3千円。

IMG_2267



















翌日、棒でつついて中を確認、スズメバチは全滅していた。もうこの巣を利用する事はないだろう。

さて、この時を参考に夜、寝ながら作戦を練った。まず今回は巣が大きいので、服装も考えなければいけない。帽子は前回通りとして、服は防寒具の厚さによりハリを防ぐ。手にはスキー用の手袋。ズボンは少し薄いが防寒ズボン着用して長靴・・・・・防蜂ネット、今回は本気になり物置探して見つけた。
さて道具立てだが、プロは掃除機で吸い込んでいたっけ。何かいい方法はないか。・・・・まず、掃除機だが、工作室用に買った新品が1台ある(これからは工作室の整理整頓をしようと決心したので買った)。さて延長管だが・・・・そういえば、除草シート巻いてあった2mの紙の筒、燃えるゴミで捨てるの忘れていたっけ。これを利用しよう。
突き壊す棒だが、前回のはきっと短すぎるだろう。そういえば軒先の雪庇落とし用で、長さ5m位になる柄が付いた道具がある。これが重宝するだろう。・・・・・・朝を待ってさっそく道具作り。
IMG_2299
上は、雪庇落とし、伸ばすことが出来る。



下は紙芯、保管が悪かったので少し曲がった。

IMG_2296差し込んで見ると、紙芯は少し太いがマアマアの太さ。
掃除機のパイプは細すぎるのでペットボトルの口を切取、切れ目を入れてテープで固定。










これ色々と意味あるんです。ただ単純につないだんではありません。
蜂の天敵は熊。熊の色は黒。従って蜂は先端の黒い筒を攻撃するはず。
実際やって見ると、スズメバチはどんどん黒パイプを攻撃しながら下がってきます。
しかし、紙の部分に来るとUターン。大成功でした。

IMG_2283これが、今日の獲物。茶色の点は建築担当のスズメバチ。沢山いますね・・・・・怖いですよ。







まずは全体に軽く風上から蜂スプレーで煙に巻く。掃除機で吸い込み開始。蜂が黒パイプ攻撃しながら降りてきます。しかし紙の部分に来るとUターン。この考案は凄い事ですよ。
体は動かさない様にして、手先だけで静かに吸い込みます。攻撃対象になったら嫌ですからね。蜂は攻撃対象にマーキングすると、一斉にマーキングされた物を攻撃するそうですからね。
IMG_2295IMG_2291
それでも、蜂は飛んできます。でも手で払う事はしません。じっとして動かず、心の中で「俺は何にもしていないよ。蜂を吸い込んでいる筒のことなんか知らないよ。関係ないよ」・・・・気持ちって通じるもんです。時々やってきますが、又巣の方へ。・・・・・刺すんなら、後ろで見ている兄貴だよ。
このまま、しばらく待って、食料集めに行った蜂が戻ってくるのを待って一緒に次々と捕獲。・・・・・時々蜂の吸い込まれるショックが、コツンコツンと伝わってきます。
蜂が少なく成ったら、先端のペットボトル少しづつ刺して、ジェットスプレーかける穴開けて行きます。
ついに蜂の姿が見えなくなりました。いよいよジェットスプレーかける時です。ところが吹き付けると中から蜂がぼたぼたと落ちてくるので慌てて吸い込みなおし。これを2~3回繰り返すと、さすがに弱った蜂が床にパラパラ。
ここで、先ほど紹介した雪庇落としの出番です。巣は横と上が完全に接着されているので、雪庇落としで、側面を切断。
続いて、雪庇落としの後ろにアユ釣りのタモ、テープで固定・・・・・ここで、巣を入れるビニ袋も一回広げておきます。これって開きにくいですからね。
一番向こう側にタモ差し入れて。天井に沿って強引に引き離します。・・・・・巣はすっぽりとタモの中。しかし残念な事にタモでは深さ足りない、でもスズメバチ無視して、タモにビニール被せる・・・・・イヤー、出かけたスズメバチ戻って来るので、焦って、なかなかすっぽりと開きません。それでもなんとか確保して口閉じる事できました。
後はこぼれている蜂を掃除機で吸い込む。これで一見落着・・・・・プロになるかな?

IMG_2297

この掃除機の中には、蜂がいっぱい。一週間したら開けてみます。
これが、私のスズメバチ採りの顛末です・・・・・無事でよかった。
でも、これ塩ビパイプ買ってきて、先端は黒く、手元は白く塗っても良いと思います。

2020年9月11日 思い出した

昔スズメバチに追っかけられた事思い出しました。花壇につる草、引っ張って取ろうとすると1m程向こうに突然蜂3匹。まるで密林に隠れていたバリヤー戦闘機の様に空中にパッと浮かんだ。このつる草スズメバチの巣と繋がっていたんですね。
あわてて、ハチスプレーのある玄関へ遁走。頭の上では最後まで追っかけて来た蜂が一匹ぶんぶんうなっている。あわてて玄関に飛び込みスプレー噴射、でも前後間違えて自分の顔に、危ない危ない(それ以来スプレー缶は、前後を間違えないピストルタイプにしています)。玄関霧で真っ白スプレー掛け過ぎ。帽子にも掛ける。それでも蜂はぶんぶん・・・・これじゃ俺の方が先に死んじまう。
帽子取って蜂追い払おうと振り回すがそれでもぶんぶん。音の位置おかしい。帽子の方からばかり、ふと帽子見ると蜂がハリ刺したままくっついて離れられなくなっている。あわてて踏みつぶした。・・・・すでに蜂刺さっていたんですね。スズメバチはハリが体から抜けませんからね。これが恐ろしい。私は頭大きいので帽子頭にちょこんと乗っているだけ。隙間のおかげで助かりました。
皆さんファイターズの黒い帽子は絶対やめた方がいいですよ。・・・・・ファイターズ、関係ないか。


カザキヨット裁判」も読んで下さい。     俺は5年間頑張りました。
裁判所の判決がいかにひどいものか皆様に考えて欲しいと思います。手抜きに関し「未工事で有るとすれば、これは瑕疵ではない」との理由で却下された。工事代金は返してもらえなかった。このとんでも判決。偽証だと明らかなのに、それを注意しない裁判官。民事では偽証罪が成立したことがないでたらめさ。オカザキヨットは分っているから、偽証を繰り返し尋問時間を浪費させる作戦。・・・・・・だから悪徳業者は減らないんだ。

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長くて短い人生「JINNSEIーOKINA」があっちこっちへぶっ飛ぶよもやま話、

1995年にヨット衝動買いしちゃいました。

私多趣味でもうこれ以上趣味持ったら仕事する時間無くなる・・・・って事でボートの免許持っていませんでした。いつも出張の時通る海岸線「ボートの免許教室」の看板。何度も見ますが「もうこれ以上趣味増やしたらダメだ」・・・・・必死に見て見ないふり。
でもその時がやって来ました。出向していたディラーから帰って見れば大した仕事ありません。暇でしょうが無い・・・・・これに僕が耐えられると思いますか。ついに石狩にある「大沼ボート教室」ってところに講習の申込。いきなり「一級小型船舶操縦士」を目指す事になりました。いろいろありましたが当時はGPSの無い時代。六分儀での天測がありました。大沼先生のお家で一人勉強会。経緯度の計算が早いってビックリされました。「これ中々おぼえないんだよね」・・・・・当然です私測量の専門家ですから。60進法はお手の物です。たしか3回ほど通って講習うけるはずでしたが、サラサラと計算するので「もういいから後は自分でやっといてください」って午前中で帰されました。
コンパスによる位置観測もありましたね。これは私達がやるもっとも原始的な測量「平板測量」なんです。小樽港の船の上でハンドコンパス使って自船との方位角計ります。私の目標の取り方。セメントのサイロあれば、誤差を避ける為、サイロの中心ではなく縁に目標を定めます。中心は難しいですからね。ところが素人は中心と思われる所。即ち中心で無い所の角度を読んでしまいます。当然正確では有りません。更に船流されますからね。速さが大事、素早く次々と目標3点とらえて記録してゆきます。
その結果3本の線がほぼ一点に集中・・・・・・本当にそんな結果出たの。先生なぜか甲板に飛び出し自分で観測・・・・・・不思議がっていました。(もちろん僕が測量のプロだって事話していません)普通このような観測すると3線に囲まれた3角になり、その中心を現在位置としてマークする。昔の人は皆やりましたね。・・・・・私は測量で誤差ってのが大嫌い。従って日頃からどうすれば精密に観測できるか研究していました。
学科試験は8月末。お盆はお酒控えめ、毎日苦手な暗記で勉強。其のかいあって無事一級免許を習得しました。(私は暗記が大の苦手。その原因は子供の時、3つ下の妹にトランプの絵柄合せのゲーム教え、3ケ月ほどすると妹に勝てなくなり、悔しくてそのゲーム止めました。多分それがトラウマになったのか、暗記って考えると憂鬱になってしまいます。逆に50代になってからの方が暗記できるようになった気がします。・・・・・トラウマが解けてきたかな)測量で誤差出ると、誤差の修正の方法暗記して無ければなりませんからね。・・・・・・今は、GPSできたので天測の試験は無いそうですね。

ヨットを買う
私は、空想の中に生きている所有ります。初めは免許だけのつもりが、免許取ったらどんどん空想膨らみます・・・・・モーターボートとヨット。モーターボートは釣り船の事だろうし、一度ヨットを体験してみたいとの思いが強くなり。葉山での「ヤマハヨット体験クルージング」に出かけました。参加者は10人位。船は当然ヤマハのフェスタ27フィートだったろうか。皆初心者ばかり。
ヨットが傾くのが面白くて、当然ヨットが好きになりました。更にお決まりのブームで頭後ろからド突かれました(正常な判断できなくなりました。もうかなりヨット買う気になっちまいました)。
東京晴海のプレジャーボート展示会。帰り葉山で一緒だった連中に合い。其のうちの一人が「フェスタ21だったら買える」って興奮していました。買うの決めたらしいです。
私は、その後札幌に帰ってから、ヤマハのフィッシングボート(釣り船)やヨット見ていましたが。ここで、ボートは航海区域が限られているって事に気付き、これでは奥さんの実家の海に船で行けない。買うならヨットだって事に。・・・・・・・免許だけって話が、いつの間にか買う話に。これって、銃の免許取りにくくなるって話でとりあえず銃免許取ったら、銃買ってしまった時と同じパターン。
しかし買うのはお金さえあれば簡単、問題は維持費です。ヤマハのヨットを見ていましたが、内容がいまいち。会社に出入りしている鉄工会社の専務に電話して「船台っていくらくらいで出来るの」・・・・・それ聞いた専務「え、ヨット買うの」「俺たちもヨット買うんだよ。一緒に買わないか」こんな事有るんですね。・・・・・そのヨットがカタリナ30。彼はヨットに詳しく「アメリカのカタリナ買いなよ。コストパフォーマンスいいし、二艘買えば安くなるから」・・・・・私断り切れません。ついにヨット買う羽目になってしまいました。子供の頃から「ヨットに乗る奴なんて、全く別世界の人」と思い込んでいたのに・・・・・人生なんてこんなもんか。
でも、カタリナ30は私のイメージと違います。私の基準から見れば装備が中途半端。私が悩んでいると、こういうのもあるよと「カタリナ320」のカタログ。2フィート違えば船はコロっと内容変わりますからね。・・・・・私は320が気に入り、これを買う事にしました。
カタリナって、冷蔵庫を始め生活に必要な物全て付いてるって感じが気に入りました。その代わり航海計器等オプションが結構必要でした。生活するヨットってところかな。(今はカタリナ350。春の長距離クルージング以外は、別荘代わりに使っています:即ち船出しません)

資金繰り・・・・・奇跡が起きた
私はあまり粘らずにヨットの価格決めました。彼は予算がきついらしい。(共同購入するので、他の参加者の・・・・)12月。粘りに粘って札幌までやって来た社長根負け。(でもGPS付ける予算無かったので付けませんでした。しかし私は彼のおかげでヨット安く手に入る事になったので、ヨット二艘福岡に着いた時、こっそり私のと同じフルノのGPS付けて上げました)
ヨットを買う事に決まりましたが、次は資金繰りです。自分の預金全てかき集めましたが、もう少しお金が足りません。妻からは「明日からどうやって生活してゆくの」他の預金通帳隠されてしまいました。僕の通帳なのに。・・・・・僕ってそういう男なんです。欲しい物は必ず手に入れる。
2004銚子出航 001
これが初めて買ったカタリナ320。銚子マリーナから小笠原へ行く前日の写真ですね。

ここで奇跡が起きました。
妻から預金通帳取り返そうと考えていたら(ローン組むのいやなので)12月末不動産屋から電話来ました。息子と一緒に住もうと、前年に買った東京のマンション。実はこの不動産会社ローンの手続き忘れ、ローン引き落とされていません。・・・・・おいおい、1棟43戸全部の引き落としされていないのに気付かない。さすがに大手はスケールが違いますね。こんなちっちゃなマンションなんて眼中にないか。引き落とし用の預金通帳見ると、全くお金引き落とされていない。更に「年末調整での住宅減税もできないからその分振り込みます」・・・・・・ラッキー。(もっとも、ローン返済1年伸びましたが)
私ヨット手に入れる事出来ました。私の人生は運で持っているんです。妻からはアンタは本当に運がいいよねって言われています。・・・・・私も自分の運信じています。真っ暗な海漂流していた時も少しも慌てませんでした「絶対助かる」つて信じていました。
(でも、ビンゴゲームとかでの籤運は全くだめです。籤運最悪。会社で年末130人ほどで忘年会。ビンゴゲーム最後まで当らず「そんなはずない」って司会者もう一個引きました。「おかしい」更にもう一個・・・・・司会者それ以上引くの止めました。どうしたのかな。私籤運は本当にダメです。いつも買う田舎の宝くじ売り場、たまたま買わなかった年末ジャンボ。5億円出ました。)

1997年 福岡の小戸にヨットきました。
妻には最後までヨット買った事言わなかったので、小戸へ連れて行った時、向こうから桟橋に入って来るヨッと見て「やっぱり買ったんだー」怒られはしませんでした。
専務の船は30フィートなので、組立後フェリーで小樽へ。私の船は載らないので、航路新西宮ヨットハーバーへ。(横浜ヨットハーバーは抽選落ち。本当に籤運弱い)
妻の兄貴が神戸に住んでいるので、とりあえず新西宮へ係留。3年間いました。

2021年1月15日 マンションを売りに出す

息子共々東京から引き上げ、5年間空き家にしていたマンション。そんなマンションも、東京オリンピックの抽選にもれたので昨年の12月売り出しかけました。(オリンピック見る為に5年間空き家にしておきました)雰囲気だけでも楽しもうと思いましたが、奥さんもう年なので、東京の人ごみの中歩きたくないと言うので。・・・・・しかし運悪く武漢コロナにぶち当たり、まだ売れていません。
このマンション買った時、ローン返済終わったら私は高齢者。「ローン返済終わらなければいいな」なんて変な事考えていました。しかしついに年貢の納め時。今年6月に完済になります。私6月生まれなのでぴったり75歳。本来ならば昨年終わっていたローン返済でした。25年間ローン。ヨット歴も25年間という事です。・・・・・分かりやすくていいです。・・・・でも私の人生設計ではヨット止める年です。鉄砲も止め、家庭菜園と読書をして過ごそうと計画してましたが、止めたら心残りになりそうで止めきれなさそうです。AISの見積なんか頼んでますからね。・・・・・でも鉄砲は耳に悪いので数年後の更新講習の実射にパスしたら多分辞める事になるでしょう。(今はほとんど射撃していません。鉄砲も1丁止めて今は2丁だけ)・・・・・・腕が落ちたから止めたなんて嫌ですからね。「俺はまだまだできたんだけど止めた」って言いたいです。

2020年10月10日 マンション売れました。

業者の言った金額ではダメでしたが、私が予想していた金額で、5月には売れたのでご報告しておきます。結果的にはマアマア満足しています。残債も100万円ほどしかなかったし。業者は高い事言って自社と専任契約結ばせようとするものです。しかし私は3社と競合させました。・・・・・・バブルはじける直前から東京で生活し、会社勤めで毎日新宿に通勤していた事が嘘みたいで、何年も住んでいなかったのでまるで夢みたいです。自分が本当にマンション所有していたんだろうかって、今でも半信半疑です。・・・・・埼京線は新宿が終点でした。電車に乗ったら二日酔いがぶり返し、新宿へ着いたら「体調悪いので今日有給とるから」って☎(携帯って最高)何度そのままUターンして会社休んだ事か。懐かしい。・・・・・しかし終活の一つが整理付いてよかった。


カザキヨット裁判」も読んで下さい。     俺は5年間頑張りました。
裁判所の判決がいかにひどいものか皆様に考えて欲しいと思います。手抜きに関し「未工事で有るとすれば、これは瑕疵ではない」との理由で却下された。工事代金は返してもらえなかった。このとんでも判決。偽証だと明らかなのに、それを注意しない裁判官。民事では偽証罪が成立したことがないでたらめさ。オカザキヨットは分っているから、偽証を繰り返し尋問時間を浪費させる作戦。・・・・・・だから悪徳業者は減らないんだ。

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株式会社オカザキヨット裁判(以下オカザキと称する)
(これは小豆島の岡崎造船とは関係ありません)


株式会社オカザキヨット(以下オカザキと称する)は、ころころと主張を変え、出鱈目な主張を繰り返した。修理を担当したオカザキの証人「金地寛幸」もそれに合わせて、偽証を繰り返した。
修理を全てやり直したのにも関わらず、大阪高裁はオカザに支払った工事代金の内、ほんの一部の返還を命じただけであり、更に「未工事で有るとすれば、これは瑕疵ではない」とのとんでもない判決が出た。これは判例違反であると、最高裁に全額返還を訴えたが却下され、私は訴える手段がなくなった。これは誤審である。大阪高裁の判決が正しいか、いつ同様の被害にあうかも知れない国民に、問うものである。

私はこのブログの準備中に、株式会社オカザキヨットの社長が息子に変わった事を知った。新社長になっていきなりこのブログでは気の毒だと思い、会社の対応が変わったか新西宮ヨットハーバーの事務所に新社長を訪ねた。しかし従業員だけしかおらず、新社長は横浜であると言う。
ネットで対応ができると言うので、TV電話で対談した。だが「この件はおやじに任せてある」と主張し話し合いにならない。「なんならおやじを呼びますから、そちらと話しますか」と言われた。私は、前社長に恫喝された事があったので、会えば喧嘩になると考え仕方なく引き上げた。・・・・要するに会社の対応は変わらないと判断し、ブログを立ち上げた。

オカザキヨットと、徹底的に裁判で争うことを決意する

 

ヨットの事故で負傷した右手はもう一度手術が必要でした。しかし、オカザキとのトラブルでズレ、再手術できたのは平成22年12月末でした。
この間簡易裁判所で(まだオカザキの修理のひどさに気づいていなかった)、修理代金の不当性に関する訴えを起こしていました。オカザキには、その後修理に関する裁判を起こすと伝えてありました。

 

訴えた後、損傷個所調査と再修理のため、ヨットを福岡へ回航し検査したところ、①航海前の点検、②航海中の不具合、③再修理業者の検査で、全ての修理が欠陥である事実を知った。

 

オカザキの担当者「金地寛幸」に電話で「ウインデックス以外すべて駄目だ」と伝えました。(そのウインデックスも後に交換していないと判明、結局すべての工事が不良でした)簡易裁判を取り下げ、新たに裁判を起こすこと、入院するのでこの間連絡は取れないと伝えると、文書が到達したその日、逆に尼崎地裁に「修理が完全に終わっている」ことの確認を求める裁判を起こされました。私は病院でこの連絡を受けました。これは偶然の一致とは思われません。なぜなら、証拠をまったく用意せず、裁判を起こしたからです。簡易裁判に対抗して裁判の準備を用意していたのは確かでしょうが。何故ならその提出日の数字は手書きででした。(この時だけ手書き、他では一度もなかった。オカザキは、尼崎地方裁判所に提出したため、本来は原告である私が被告に、被告であるオカザキが原告になってしまいました。)
証拠が提示されたのは、翌平成24年3月16日です。3か月以上たってからです。それならわざわざ私が手術するとの連絡が届いた日に提出する必要はない。多分それを非難された時、連絡は間に合わなかったと主張するためでしょう。それほどの嫌がらせをしても裁判に勝ちたかった。嫌な業者です。しかもオカザキが訴えた、修理に瑕疵は無かった事を確認する裁判が含まれているのに、修理が適切に行われた証拠は全くなに一つありませんでした。
「オカザキヨット不良工事:船台上架編」を読めば分かりますが、オカザキは10日間の上架費用を受け取りながら、上架せず作業を進めました。そのため、いつもは北海道に住む私のために必ず写真を撮ったのに、今回は高額な保険金を受け取りながら、写真を撮影できないなどとんでもない話です。もしくは提出できなかったものと思われます。(裁判では当初上架して修理したと主張)

 

更に正月を挟み、しかも右手の手術、期日までに準備するには十分な証拠や弁護士を用意できない可能性があることは当然分かるはずです。私はこの嫌がらせで「徹底的に戦う」と誓いました。

 

オカザキの修理担当者であった「金地寛幸」に電話をいれ「俺はクレーム処理の専門家だから、やめてお金を返した方がよいと伝えました」(私は、クレーム処理で、弁護士を使い訴えて解決したことが何度もある)しかし彼の対応は、私にはせせら笑っているように感じました。(私は一応忠告してから戦うようことにしている)

 

私は手術で右手が使えなくなりましたが、病室で書いた事のない左手で手書きし(ノートパソコンをもっていなかった)裁判の準備を病室で始め、退院も数日早めたのでした。

 

退院してからは、右手の人差し指1本でパソコンをたたいて書類作りをはじめ、何とか期日までに提出する事が出来ました。

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回目の手術後、正月写真


指先は、平成30年の今も
神経がマヒしているので、
草取りの時黴菌が入っても
気付くのが遅れ困っている。









弁護士を使わず裁判を始める


弁護士を使い裁判をはじめようとしたが、先に簡易裁判所に訴えた時、私の説明に対して「それは無理だ」と言うばかりで一緒に考えてくれないのである。私の常識ではお客に言われればとにかくその要求を満たすべく努力して結果をだすものである。「こういうことはないのか、ああいうことはないのか」と聞いてほしかった。

弁護士があまり頼りにならず、証拠が初めから揃っている簡単な裁判、(金利返還裁判などがいい例である)ばかりやりたがる事実に直面した。そのため自分で裁判をやることを決め、参考書を求めたのである。

 自分でやって良かったと思ったこと

 

問題に直面し、証拠を解析してゆくと次々と新事実が現れる。しかし弁護士を使った場合、遠慮があり煩雑に準備書面の書き換えを言い出しずらい。自分なら気づいたとき夜中でも修正できる。事実ほとんど真夜中に起きだして書くことがほとんどであった。・・・・眠れないので睡眠不足が何年も続きました。

 

自分でやってまずかったこと

 

こちらからも賠償を求めるとき、相手の裁判で勝ってもだめだということを知らなかった。弁護士になるため勉強したが今はあきらめた司法書士にアドバイスを受け、「反訴状」を提出して一緒に裁判を進めなければだめではないかと指摘を受けた。おかげで裁判を継続することができた。

他にも、弁護士に相談料を支払い、問題点を確認した。これは時間1万円で安いものである。自分でやると言っても、その方向性は専門家に確認した方がよいと思う。

 

必要な参考書

 

〇 裁判の手続きに関する参考書

 

〇 専門訴訟講座②「建築訴訟」第2版(民事法研究会)

 

(ヨットの裁判でも理屈は全く同じ)


 

尼崎地方裁判所

 

尼崎地裁に対して(訴状到達後、数々の不良工事が発覚し、訴えなおすため取り下げた)オカザキヨットは尼崎地裁にゲートスタンションの支払いと、修理に問題がないことを確定する裁判を起こした。(このため被害者の私が「被告」加害者のオカザキが「原告」になってしまった)

初めの裁判官は男で、裁判の打合せ(私・裁判官・オカザキは種谷弁護士)では、訴えたオカザキに証拠を求めず、反論する私にばかり証拠を求めるのである。「訴えを起こしたのはオカザキなのだから向こうが証拠を出すべきだ」と主張しても「そんな必要はない」とけんもほろろに扱われるのである。

(これが弁護士を使っている威力か、ある人に弁護士を使わなかった場合、相手が悪くとも若干弁護士側を勝たせると指摘を受けた)

 

少し風が吹いた

証拠を提出するとともにあきらめずオカザキの非を訴えた。準備書面を何度も交わしたとき、オカザキは「パルピットのネジ2本を取り付けなかったのは、初めから無かったからだ」と悪質な主張を始めた。(詳細は「パルピット編」で)

かし、事故の写真を何度も確認すると(デジタルはこういう時便利)ネジはしっかりと付いていた。この拡大写真を証拠に提出、裁判官に指摘すると「たしかについている」と認め、その後多少はオカザキに対し証拠を求めるようになった。しかしオカザキは、次の準備書面では証拠もなしに「工事をするときなかった」と主張を変えた。

少し風向きが変わったが、逆転には至らなかった。

 

途中女性の裁判官に変わった。「こういう時は修理の写真を撮るものではないですか」と指摘をうけると「金地寛幸」は「修理をしていたので、一緒に写真をとれなかった」と釈明した。そんなことあるはずがない。「金地寛幸」はじつによく写真を撮影する男である。今まで修理後は必ず写真を送ってきた。それが高額な修理代に対する回答か。(約束の上架をしていない事がバレるから)
(裁判では今までに撮影していた、全く事故に関係のない写真を多数、修理中の写真として提出:指摘しても他の写真は正しいと主張。その写真も追及すると、もちろん関係のない写真・・・間違いを指摘させ他の項目を追求させない作戦か・・・・弁護士に聞くと、今まで偽証罪として成立した事はないそうだ:嘘をついた方が得という式が成り立つ)

 

結局、尼崎地裁ではほんのわずかな物が認められ、オカザキはゲートスタンションの修理費を減額されたが、こちらは差額10万円の支払いを命じられた。明らかに証拠による判断をせず、私をあきらめさせようとした。(高裁では未工事項目以外の瑕疵全てがみとめられたのであるから)
このひどい判決のため、大阪高裁に上告したのである。尼崎地裁は、大阪高裁を下請けに使った。
 

神戸法律事務所「種谷有希子弁護士」の交代

 

   神戸法律事務所「種谷有希子弁護士」はとんでもない人である。
  私と「種谷有希子弁護士」が電話で会話した内容を訴状に記載したのである。

私が突然「種谷有希子弁護士」に対して「正義のため裁判をする云々・・・」と自ら言い出したと訴状に記載したのである。これではまるで私が意地のため内容のない裁判を起こしたイメージを与えてしまう。これは裁判所がもっとも嫌うことである。当然裁判で不利になる事を見越しての記載である。私はこの会話の録音を確認した。(弁護士事務所でも当然録音していただろう)

録音では「種谷有希子弁護士」がみずから「正義のため裁判を起こすのか」と言い出している。「種谷有希子弁護士」が言い出したのである。私は「それもあるかな」とつぶやいただけである。それにも関わらず、私が言い出したように証言したのである。

ふつうはオフレコだろう。しかも自分が言い出したことである。「これでは弁護士が偽証したも同然である。」この点を指摘すると、まもなく弁護に出てこなくなり、弁護士が変わった。逃げたのである。この真意を追求しようと証人申請したが認められなかった。

 

 
<次回は、オカザキヨット保険請求これ非常に役立ちます>

 

 (保険は自分の口座へ入金させる)

2020年10月24日 トイレの詰まり高額請求

トイレの修理で高額な修理代金請求され仕方なく払った・・・・こんなニュース最近ずいぶん多いですね。これオカザキはヨットと同じ。修理金額に見合う工事やってくれない。・・・・・皆さんも私と同じ被害に遭われるんですよ。これ他人事では有りませんね。・・・被害に遭った人は私の悔しさ理解してもらえるでしょうね。

 

 

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